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2020年11月の記事一覧
11/27 動詞の活用~2年国語~
中学時代に国語の文法でつまずいた人はいませんか?私は国語が大の苦手でちんぷんかんぷん(まったくわからない)でした。五段活用や上一段活用、下一段活用、カ行変格活用、音便などというあれです。ところが教室に入ってみると、みんな見事に理解していて、活用できているではありませんか。それもそのはず、知識として覚えなければならない「文法」ですが、理屈も含め、日々の授業の中で何度も何度も繰り返し活用の仕方を生徒に言わせ、定着を図っていたのです。
本時では、可能動詞を取り上げ、わざと未然形として「見れる」「食べれる」の活用形を示し、既習のきまりに当てはまらないことに気付かせ、「なぜなのか」を考えさせる場面もありました。はじめ「え~」「なんで~」という声が上がり、頭の中は「???」になっていました。すると、生徒の中から「見れる」は「ら抜き言葉」で「見られる」が正しいのではないかとの指摘があり、問題は解決しました。余談として、最近は「ら抜き言葉」を使っている人も多くなりましたが、今はまだ文法的に認められていないことを確認していました。
基礎・基本(数学で言えば計算練習など)の定着には、繰り返し学習がいかに大切かがわかる授業でした。
11/26 楽しく学ぶ~2年英語~
学習のねらいは「不定詞の形容詞的用法」ですが、授業は3つの英語のヒントをもとに、それが表している物を当てるというものでした。ヒント①は「to + 動詞(~するための)」(不定詞の形容詞的用法)を使って文書を作り、ヒント②は「形容詞」を使って文書を作り、ヒント③は自由に文書を作ってよいことになっていました。
そして、生徒が自分で作った3つのヒントを英語で読み上げ、他のみんながその答えを考えてプリント記入していくというものでした。英文法を楽しみながら学ばせようという工夫があり、みんな楽しそうに取り組んでいました。
11/25 生徒集会
名前は「生徒集会」ですが、全生徒が体育館に集まることはできないので、会議室からのZoomによる生配信と事前録画の視聴という方法で行いました。内容は、生徒会役員の新旧交代式と各専門委員会の新委員長のあいさつ、各部活動の新部長のあいさつでした。生徒会役員の新旧交代式はZoomで全教室に生配信され、委員長と部長のあいさつは事前に収録したものを見てもらいました。
今年度も後期に入り、3年生は受験の準備に、2年生は事実上、学校を動かす重要な役割を担うことになりました。今後の活躍に期待しています。
11/24 読書は心を豊かにしてくれます!
教室にミニ図書館のように本が置いてある学級がありました。素敵です。今年度、毎週水曜日は朝読書の時間になっています。昼休みには、図書室で図書委員が本の貸し出しも行っていますし、学校司書の方も週3回います。読書初心者の人は、学校司書さんにお勧めの本を聞いてみてください。私もよく聞きますが「心が温まる本」とか「じっくり読み応えのある本」とか「簡単に読めて面白い本」とか…言えば、いい本を紹介してくれます。昨年八中に来てから40冊くらいは借りて読みました。本は心を豊かにしてくれます。ぜひ、図書室に立ち寄ってみてください。最近読んだ本で、私の一押しは「それでも、私は憎まない」という本(近々、図書室にも入る予定)で、娘のクリスマスプレゼントにするつもりです。初心者にお勧めは「かがみの孤城」かな。
11/20 日本はどこにある?~1年社会~
「日本の位置の特徴を知ろう」という授業です。はじめは、日本の様々な場所について Google Earth を使って紹介するところから始まりました。最初の画面では、ある地点(例えば、南鳥島)がピンポイントで画面上に示されていて、地球上のどの位置なのか全くわかりません。しかし、地図がだんだん広範囲になってきて、周囲に日本などの見慣れた地形が見えてくると・・・生徒たちから一斉に「あ~」という大きな声が上がりました。その後、市川市と緯度が近い国々の気候帯を、各自が資料集で調べることになるのですが、最初の導入で興味・関心が高まった生徒たちは、みんな真剣に取り組んでいました。
11/20 実力テストⅢ~3年生~
第3回の実力テストがありました。高校入試のための校長との面接練習も、あと少しで終わります。面接練習では、みんな緊張気味でしたが、回答も的確で態度もとても立派でした。これから寒くなり、インフルエンザや新型コロナも心配されますが、健康に十分注意し、テストの結果だけで一喜一憂せず、焦らず計画的に学習に取り組んでほしいと思います。
11/20 フォローアップ研修
フォローアップ研修は、2年目の小中高の教員が異校種の授業を参観し、今後の教育活動に役立てることが目的です。八中ブロックの平田小、大和田小、鶴指小、八中、市川工業から計8名の教員が参加し、今年度は、平田小、八中、市川工業の3校を朝から見て回りました。各学校では、授業参観後に自分たちで、それぞれの学校の良さや特色、課題等について活発な意見交換を行っていました。
最後は、一日を振り返って互いに熱く語り合う場面もあり、とても充実した研修になり、8人の絆も深まりました。学校種こそ違いますが、それぞれの場所で子どもたちに愛情をもって頑張っている若手の教員がいることがわかり、とても頼もしく思いました。
11/19 気体の発生~1年理科~
数種類の物質から、酸素、二酸化炭素、水素の3つの気体を発生させる実験です。事前に知識として、気体が発生する仕組みや収集の方法、気体が何かを確認する方法については学習していますが、細かな注意点は示さずに(安全面での注意点は別です)実験させました。生徒たちは、互いに実験に必要な物質や道具、実験方法などを話し合いながら実験を進めていましたが、なかなか思うような結果がでません。
実はそこに先生のねらいがありました。事前に注意点を知らされていれば、実験が成功する確率は当然高くなります。しかし、敢えて注意点を示さないことで失敗もさせ、「なぜ、うまくいかなかったのか」も含めて考えさせようとしていたのです。この学びは、実際に試行錯誤しながら実験を行ったからこそ気付くことができる貴重な経験です。「失敗から学ぶ」ことは、大切な視点だと思いました。
11/18 校外学習に向けて~1・2年生~
<1年生>
1年生では、例年行っていた上野・浅草方面の校外学習の代わりに、日本全国を6つのエリアに分け、事前学習として、各クラスで班ごとに見どころ(見学場所)を考え、それについて調べ学習を行います。次に、コース計画(交通手段・移動時間・金額など)を立て、最後に事後学習として、それらを壁新聞にまとめてクラスで発表し合います。7時間目に、そのためのガイダンスが体育館で行われました。
<2年生>
7時間目、2年生は班ごとに校外学習のコースづくりを行っていました。今年度は、鎌倉校外学習の代わりに市川市内の散策をすることになりました。調べ学習(2時間)は既に終了し、回るコースと時間配分などを、みんなで話し合いながら決めていました。みんなの協力がより一層試されます。
11/18 歯科検診~1・2年生~
新型コロナの影響で延期になっていた歯科検診が行われました。生徒たちは検診の前に全員検温を行い、手をアルコール消毒して検診を受けていました。校医さんも様々な感染防止対策を講じた上で検診を行ってくださいました。廊下の生徒たちも、静かに整然と順番を待っていました。
これで、今年度予定されていた健康診断は、1年生の耳鼻科検診だけになりました。