事前相談
3年生は今日、3校時で下校です。なぜかというと、私立高校の推薦入試(第一志望推薦、第二志望推薦)に係る「事前相談」が本日から行われるためです。事前相談とは、推薦入試を希望する生徒がいた場合、その生徒が推薦で受験する資格があるかどうか、中学校側と高校側とで事前(出願前)に確認する会議のことを言います。多くの私立高校は推薦試験を受けるための資格要件(成績や欠席日数等)を公表しており、それをもとに、これまで3年生は三者面接などで、推薦試験を受ける学校を考えてきたわけですが、正式には今日から始まる事前相談において、高校側から「推薦で受験していいですよ」というゴーサインをもらって初めて推薦試験を受験できることになります。3年生が下校した後、3年生の先生方で手分けして全ての生徒が推薦入試を希望する学校に行き、高校の先生方と会議をしてくることになります。遠い高校もあるので結構大変なのですが、千葉県や東京都の中学校の先生方が一斉に動いている。それが今日という日です。高校側にとっても、自分の学校の推薦受験を何人ぐらいの中学生が希望しているか、これは学校によっては死活問題なので、入試当日よりも緊張していることかと思います。最近は郵送により事前相談を行う高校もあるようですので、全ての結果がわかるのはもう少し先になりそうですが、私立高校の推薦試験を受験予定の生徒や、3年生の先生方、高校側にとって非常に重要な一日であることは確かだと思います。