校長室から

<校長のつぶやき>

【11月13日(金)】

   先日、10日(火)(日本時間)、宇宙飛行士の野口聡一さんを含め4人の宇宙飛行士が、「アメリカの企業(スペースX社)が開発した新型民間宇宙船「クルードラゴン」で国際宇宙ステーション(ISS)へ出発する」との記者会見を行いました。

   会見の中で、野口さんへ「新しい宇宙船で、怖さはないですか?」との記者からの問いかけに対し、「昨日までできなかったことを今日挑戦するという繰り返しで人間は大きくなっていく。失敗したときのリスクは当然あると思うが、挑戦することで得られる成長のほうが、恐れよりも上回っている。これが挑戦し続けるカギになっている。今回は私が日本人の第一号として、切り込み隊長役を仰せつかった。」と答える野口さんの言葉に、憧れ続けてきた夢の実現に向かう人の心の強さを改めて感じ、自分自身、その言葉を聞いて力をもらいました。

 野口さんは、高校時代に「スペースシャトルの打ち上げ」の映像を見たことをきっかけに「宇宙飛行士」になろうと決意したそうです。大学受験に失敗したり一般企業へ就職したりと様々な経験を積みながら、超難関といわれる宇宙飛行士候補者に選抜されて今に至っています。野口さんのメッセージ「夢の実現は夢じゃない。やりたいことをやろう、そう本気で思えるかどうかである。」は、自らの経験に裏づけされた言葉であり、野口さんの生き方そのものだなとインタビューや著書から思っていました。

 11月に入り、6年生は卒業文集づくりに向けて学習を進めていきます。この学習は、生まれてから現在までの出来事を自分自身で振り返りながら、自分を客観的に見つめる機会でもあります。文集づくりを通じて、子供たちには「将来の夢」「これからやりたいこと」「感謝の気持ち」「感動したこと」など様々な思いや考えをしっかりと心の中に刻んでほしいと思います。    

 そして、この学習を通じて子供たちが、それぞれの「夢」や「やりたいこと」に向けて一歩踏み出すきっかけとなって、数十年後「夢を実現している信篤っ子」として、次世代の信篤っ子に教室で語ってくれていたらいいなと思います。

【10月9日(金)】

最近、電車の中刷りモニターやテレビで流れているCM、現代版「おむすびころりん」をご存じでしょうか。おじいさんが山でお昼を食べていると、食べきれないおむすびを落としてしまい、たくさんのおにぎりが穴に入っていく映像をバックに「食品ロスを、一人ひとりが考えよう。」という内容です。

「食品ロス」とは食べ残し、売れ残りなどの理由で食べられるのに捨てられてしまう食品のことで、日本の食品ロスの量は年間600万トンを超えているそうです。CMでは、日本は一日あたり一人おむすび1個分の食べ物が捨てられていると伝えています。「食品ロス」の問題は、学校教育の視点では「食生活が自然の恩恵の受けに成り立つことからの生命、自然を大切にする態度の育成」「食生活が食にかかわる人々の活動で支えられていることからの勤労を重んずる態度の育成」をねらう学びとして考えることができます。一方、食品ロスを含めたごみを廃棄するためのコスト問題や、可燃ごみを焼却することでのCO2排出や灰処理問題など環境問題とも密接な関係があります。さらには、日本が食料を輸入に頼る一方でありながら、食料を無駄に廃棄していることや、食品ロスの裏には日本でも7人に1人の子供が貧困で食事に困っている状況があることも確かです。

 私自身ができることとして「外食で注文しすぎない」「残さない」ことは親の教えもあり意識していましたが、他にも「買いすぎない」「作りすぎない」ことも大切だそうです。買い物での工夫としては「冷蔵庫にある食材を確認してから、保存できる量を考えて品物を買う」また「すぐ使う食材は期限が短いものを買う」ことです。そうすることで、お店側の食品ロス(期限切れ食材)も減らせます。調理での工夫は「小分け保存」「残っている食材を先に使う」「家族の予定を考え、食べきれる量を作る」「残った料理はリメイクレシピなどで食べ切る」ことです。

 10月に入り、秋の味覚もたくさん味わえる季節になりました。このタイミングでCMから「食」について考える機会を得たことに、何か不思議な感覚を覚えます。飽食の時代と言われる今、子供たちにも改めて考えてもらえたらと思っています。

 

【9月18日(金)】

 9月に入り、仕事を終えて駅まで歩いて行く途中、どこからともなくスズムシやコオロギの鳴き声が聞こえてきます。また、夜空を見上げると夏の頃とは違う真っ白に輝くきれいな月を見つけることができます。季節は確実に秋へと移り変わっています。

 ところで、今頃の季節になると、私は「十五夜のお月見」を思い出します。昨年はちょうど台風15号が千葉県に接近していた時でしたので、「お月見」どころではありませんでしたが、今年は10月1日(木)なのでこれからです。

 「十五夜」は「中秋の名月」とも言われますが、「中秋の名月」とは秋の真ん中の月と言う意味だそうです。そして、旧暦では8月15日頃がちょうどその時期にあたり、その日を「十五夜」と呼んでいたそうです。旧暦と新暦とは1、2か月のずれがあるので、現在では9月上旬から10月上旬までの満月が出る日を「中秋の名月」と呼び「十五夜」となります。

 実は、日本では縄文時代の頃から月を愛でる風習がありました。江戸時代になると、十五夜の時期が農作物の収穫の時期とちょうど重なることから、無事に収穫できることを喜び合ったり感謝したりする日でもありました。このことから、稲穂に似たススキや農作物、丸くて白い団子を月に見立てて飾り、感謝の気持ちを表わしてきたそうです。

 一方、月にはとても不思議な力があることも知られています。月の満ち欠けはウミガメの産卵行動や哺乳動物の感情の変化などと密接な関係があることを、多くの研究者が発表しています。

 コロナ禍で約半年、心も身体も沈みがちで何となく落ち着かない日々が続いています。こういう時だからこそ、秋の夜空を見上げて月を眺めてみてはいかがでしょうか。月から不思議な力を授けてもらえるかもしれません。そして、明日から4連休、「敬老の日」「秋分の日」と国民の祝日が続きます。お休みの日に、家族みんなでススキを探したり、白玉粉でお団子を作ってみたりと「お月見」の準備を始めてみるのもいいですね。

 

【7月31日(金)】

 令和2年度の3分の1が過ぎました。4月当初と比べると、学校も再開しスポーツ観戦、演劇鑑賞も自由にできるようになったとは言え、未だに感染者は増加し病床の確保数が減少していく状況を考えると、明日からの夏休みについても、昨年度までの捉え方とは少し違ってきます。

 今日の放送でも冒頭「まだ日本の中では多くの新型コロナウイルスの感染者が出ている状況には変わりはありません。夏休み中に、家族で旅行に行ったり買い物をしたりと、多くの人がいるところに出かけることもあると思います。また遠くから千葉県に帰ってくる人や観光で来る人など、人の移動がとても多くなります。外に出るときは必ずマスクをするなど予防対策をしっかりしてください。」と子供たちに話をしました。

 今日現在、東京では400人を超える感染者数が判明し、岐阜県では県独自の緊急事態宣言を発するとの情報も報道されています。明日からの夏休みを迎えるにあたっては、今一度、各御家庭でウイルス感染拡大防止に向けた取組「『新しい生活様式』の実践例」について話し合っていただきたいと思います。そして、明日からの17日間が全ての子供たちにとって思い出に残る素敵な夏休みになるよう、職員一同願っています。

 

 

【7月22日(木)】

 明日から4連休となります。本来であれば、明後日金曜日は「東京オリンピック2020開会式」の予定でしたが、残念ながら来年に延期です。

 今回は祝日が2日連続となります。明日23日(木)の「海の日」、以前は7月20日でしたが2001年に法律が改正され(通称ハッピーマンデー法案)、「7月の第3月曜日」となり、今年は明日23日(木)に移されました。ちなみに来年は7月22日(木)が「海の日」となります。海の日とは「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨で定められ、世界の国々の中で「海」に関係する国民の祝日を定めているのは日本だけだそうです。

 一方、明後日24日(金)の「スポーツの日」は、以前から祝日となっていた「体育の日」の後継で「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う。」と、趣旨も変わりました。当然、東京オリンピック開催を見越しての祝日の変更です。来年は7月23日(金)がスポーツの日」となります。

 「国民の祝日」について問われた時、どれくらいの人が答えられるでしょうか。「国民の祝日」は戦後昭和23年、日本の復興を目的として制定された法律で、「美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築き上げるために、国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日」と定められました。私自身、「全ての祝日の趣旨を説明してください」と言われても正確に答えることは無理ですが、祝日を迎えるにあたって、その都度振り返ってみることは、大人としてとても大切なことだと改めて感じます。

 目の前の子供たちが成長して社会の担い手となった時、果たして「祝日法」があるかどうかはわかりませんが、「国民の祝日ってどんな日?」と聞かれた時に、自分の言葉で説明できる大人であってほしいと思います。また、私たちも機会を捉えて子供たちに教え続けていきたいと思います。

 まずは、明日からの4連休、子供たちが元気で安全に、楽しい休日を過ごしてくれることを願っています。

 

【7月6日(月)】

 6月下旬になると、毎年、地域の方の御厚意で七夕飾りのための笹を頂いています。今年も職員玄関や図書室前などに笹を立て掛けて、子供たちが自由に色紙を使って飾りを作ったり、折り紙に願い事を書いて笹の枝につるしたりしています。幼い頃「人様の願い事はあまり見たり、聞いたりするものではない!」と親に教わった記憶がありますが、ついつい短冊を見つけると子供たちの願い事を見てしまいます。「ともだちがいっぱいできますように」「みんながしあわせになりますように」「かぞくがけんこうでありますように」など心温まる事がたくさん書かれています。また、「コロナウイルスがはやくなくなりますように」「コロナウイルスがなくなって、おにごっこができますように」など、ひらがなで書かれた短冊を読むたびに、元気に遊んでいるように見える子供たちの心の中は、実は大人が考える以上に今の状況を理解しつつ我慢している様子が伝わってきます。

 御存じの通り、連日のように東京都における新型ウイルス感染者の情報が報道されています。昨日は、西村担当大臣と関東三県の知事とのテレビ協議を行い、防止対策について連携していくことを確認していました。新型ウイルス感染拡大防止に向けた新たな取組は、まだまだ始まったばかりです。「新しい生活様式」に慣れていく中で、自分の中に少しずつ考えの甘さも出てきます。今一度、「今も世界中では感染者が増え続けていること」「国内では、無症状の感染者が確実に増えていること」を忘れずに、日々の生活を見直すことが求められているのではないかと思います。学校においても、「市川市学校再開ガイドライン」に基づいた教育活動を行っていますが、常に新しい情報をもとに教育活動中の対策、対応についても見直していきます。

 飾られている子供たちの願い事は、明日の七夕が過ぎたら「七夕送り」として七夕飾りと一緒に預かります。そしてお焚き上げをしてもらい、子供たち一人一人の願いを天に届けたいと思います。

 

【6月18日(木)】

 6月に入り、自宅にいると「テッペンカケタカー テッペンカケタカー」と鳥の鳴き声を聞くようになりました。他にも「ショウチュウイッパイグイー」「ケーン ケーン」「ツチクッテ ドロクッテ シブーイ」など、たくさんの鳥の鳴き声が朝から聞こえてきます。実は、今頃の時期になるとたくさんの渡り鳥が日本に渡って来ます。我が家の近くにある里山に南の国から渡ってきたのでしょう。

 ところで、鳥の鳴き声をよく聞いてみると、「鉄片欠けたかあ。」「焼酎一杯ぐいい」「けんけん」「土喰って 泥喰って 渋―い」など、私たちが使っている言葉や会話に置き換えて聞こえてきます。

 これは、「聞きなし(聞き倣し)」と言って、動物の鳴き声、主に鳥のさえずりを人間の言葉に、時には意味のある言葉やフレーズに当てはめて動物の名前を覚えやすくしたものです。鳥類研究家の川口孫次郎さんの著書「飛騨の鳥(1921)」、「続 飛騨の鳥(1922)」に初めて用語が使われたと言われています。昔話や民話に伝わる「聞きなし」を記録しており、同じ動物でも地域によって異なる聞きなしが伝承されているようです。

 実は、信篤小の周りにも野鳥が渡って来ています。きっと、学区には多くの神社やお寺があるからでしょうか。本校の校歌の歌詞に登場する鳥のさえずりも聞こえてきます。「P地区 P地区」「火いよ 火いよ」と、子供たちが登校する時間にも耳を澄ますと聞こえてきます。

 明日19日(金)から千葉県内も外出自粛要請が解除されますが、感染防止への対応は引き続き行う状況でもあります。そのような中でも、時には天気の良い日に外に出て、先人の教えに浸りながら身近な自然に触れることで、自粛ムードから解放され、心身ともにリラックスできるのではないでしょうか。

 

【5月27日(水)】

 緊急事態宣言が国内全てで解除されたことから、連日、街頭インタビューや飲食業、学校関係への取材の様子が報道されています。しかしながら一方では、今この時も日本国内には感染症で入院している方が約2000人もいることや不眠不休で感染者の治療に携わっている医療関係者の方々、私たちの生活を支える業種の方々の様子については、残念ながら以前に比べて知る機会が少なくなってきているように感じます。

 毎朝、通勤途中で聞いている番組のあるコーナーで、「ウイルス感染拡大で日々の生活に困っている方や厳しい現状を改善しようと必死に取り組んでいる方の様子」を放送しています。わずか5分足らずの時間枠ですが、毎回、日本各地から、時には海外留学生の苦悩や生活の実態などを伝えています。その番組を聞くたびに「知らなかった新しい被害」だけでなく、「感染症と真正面から向き合っている姿」や「厳しい状況をチャンスと捉えて新たな取組に挑んでいる姿」など「今の日本の現実」を知るとともに、多くのことに気付かされます。4月当初は何となく聞いていたのですが、5月の連休明け頃から、私にとってこの朝の5分間はとても貴重な時間のひとつとなっています。

 来週から、本校も段階的に学校を再開します。子供たちが安心して学校生活を送ることができるよう感染防止策の徹底を図ることはもちろんですが、今後、子供たち自身が感染症と向き合いながら安全に生活していくことができるよう、学校生活の様々な場面を通して、子供たちに正しい知識や方法を身につけさせるよう全職員で取り組んでいきたいと思います。

 

【5月11日(月)】
    最近、何となく地震が起こる回数が増えているように思います。大型連休中も数回、夜遅くに緊急地震速報の警戒音にびっくりして跳び起きました。ちょっと気になったので調べてみたところ、気象庁によると、緊急地震速報警報(全国)の発令回数は、平成28年31回、平成29年7回、平成30年16回、令和元年8回、そして令和2年は3月末までに3回、4月2回、5月は今朝の地震を含めると3回と合計8回だそうです。
 
もし、今、大きな地震などの自然災害が起きたら、すぐに行動できますか。

 行動の基本は「自分の命を守ること」が最優先であると、専門家も報道等で伝えています。まずは、安全な場所に避難することが最優先です。しかし一方で、避難所などは閉鎖空間にたくさんの人が集まることで新型コロナウイルス感染症のリスクもあります。その時は、日頃から行っている「マスク着用」「こまめな手洗い」「3密になる場所に行かない、つくらない」を、避難所でも一人一人がしっかりと取り組むことが大切になってきます。今求められている「ひとりひとりができること」「うつさない、うつらない」が大切になってくるのですね。

 このような時だからこそ、家族が災害時でも安全に過ごせるように、今が家族全員で話し合う時かもしれません。参考までに、大阪府在住の防災士からのアドバイスをいくつか紹介します。

 ・ ハザードマップを確認し、家族で避難方法や場所などを確認する。

 ・ 近所を散歩する機会があったら、避難経路を確認する。

 ・ 非常持ち出し袋のチェックをする。その際、「マスク」「手洗い用具」
   「消毒液」などの予備も入れておく。
 ・ 非常食の試食をする。
 ・ レトルト食品や缶詰を使った調理をしてみる。
 ・ 家の中の整理整頓をする。
 ・ 家族同士の連絡手段を携帯電話等以外も考えておく。(公衆電話など)

 ちなみに、市川市では「市川市防災アプリ」を作成しています。私の住まいの市には、残念ながら防災アプリがないので市川市のアプリをスマートフォンに入れてあります。市のHPから簡単にダウンロードできますし、いざという時のツールにもなります。見たことのない方は是非一度、HPにアクセスしてみてください。


【4月27日(月)】

 本日、市川市として市内の公立学校、幼稚園を5月7日(木)から5月31日(日)まで休校休園の延長を決定し、お知らせしました。子供たちの健康、安全を第一に考えての対応ですので、御理解のほどお願いいたします。

 さて、現在も、世界では、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、国家をあげて様々な取組が行われています。実は、このウイルスが本当に怖い理由は「3つの感染症」という顔があることです。3つの感染症とは、第1の感染症「病気そのもの」、第2の感染症「不安と恐れ」、そして、第3の感染症「嫌悪・偏見・差別」です。

 以下に、日本赤十字社ホームページに掲載されている内容を紹介します。

 これら3つの感染症はつながっており、病気が不安を呼び、不安が差別を生み、差別が更なる病気の拡散につながるという『負のスパイラル』を生み出していきます。この『負のスパイラル』を断ち切るために、第1の感染症には、「手洗い」「咳エチケット」「人混みを避ける」行動をとることです。

 第2の感染症には、

  ・「聴く力(いつもの自分に問いかける)」

  ・「気づく力(自分を見つめる)」

  ・「自分を支える力(自分の安全や健康のために必要なことを見極め選択する)」を高めることです。

 第3の感染症には、

  ・「確かな情報を広める」

  ・「差別的な言動に同調しない」

  ・「小さな子どものいる家庭、高齢者、治療を受けている人とその家族、自宅待機している人、医療従事者、日常     生活を送って社会を支えている人など、この事態に対応している全ての方々をねぎらい、敬意を払う」ことです。

 特に、「第3の感染症」は感染防止ではなく、根絶しなければいけません。これから5月31日(日)までの休校期間中は、それぞれの立場でできることを確実に行う大切な時期です。御家庭でもよく話し合って、ウイルス感染拡大防止に取り組んでいってほしいと思います。

    【参考:「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」日本赤十字社】

 

【令和2年4月14日(火)】

緊急事態宣言が発せられて、1週間が経ちました。

 現在も、世界中で新型コロナウイルス感染症による患者が増え続けています。千葉県においても、1週間前(4月7日:290例)に比べ、昨日(4月13日)までに約200例増え、481例となるなど、油断できない状況が続いています。市川市も緊急事態措置を発令し、本校も含め、市内の小中学校などを5月6日(水)まで臨時休校としています。

 誰もが経験したことのない状況の中、保護者の皆様にとっても、「家の中で我が子をどう過ごさせたらいいの?」「生活が乱れてきて心配だけど」と様々な不安もあると思います。そんな時は、御家庭の中だけで悩まず、どうぞ遠慮なく、私たちに相談してください。いつでもお話を伺える準備をして待っています。また、私たちも、子供たちの様子を是非とも知りたいので、今後、ウイルス感染拡大防止を考慮しつつ、様子を伺える機会を持とうと考えています。決まりましたら、改めて、メール等でお知らせします。

 しかしながら、国内でウイルス感染患者の拡大が止まらない現実を踏まえ、学校としても対策を考えなければなりません。そこで、市川市では、千葉県の動向を踏まえ、明日15日(水)から、市内に勤務する教職員のクラスター(集団感染)防止と、学校が持続的に教育活動を行うことができるよう、輪番制で在宅勤務を行うこととしました。本校の教職員、総勢52名を2グループにわけて、1日おきに在宅勤務を行います。私たちにとっても初めての取組ですが、どのようなことがあっても対応できるようにと、各学年や担当同士で打ち合わせもしっかりと行いました。また、本校は、学校で勤務する教職員数が減るとはいえ、各学年の担任は、常に2人以上出勤して、いつでもお話を伺える体制ができていますので、遠慮なく御連絡ください。お待ちしております。

 今後も、状況が刻々と変わっていきますが、私たちは学校再開に向けて、着々と準備を進めていきますので、御安心ください。

 

 

【3月25日(水)】

 暖かい日が続き、私の住む近所の桜並木が急にたくさんの花を開かせ始めました。先週土曜日には、妻と買い物がてらの桜見物。スーパーで買ったアルコールを、途中の路側帯で座って飲みながら幸せな気分に浸りました。新型コロナウイルスによる活動制限や不安が広がりますが、そうした中にあっても楽しむ余裕も大事だと思っています。

 今日、異例の放送による修了式を行いました。各担任から修了証書が手渡されました。そして、形だけとなってしまった離任式。私も含め、信篤小を離れる教職員への様々な形での温かなエールをいつも送ってくださった皆様方に感謝申し上げます。異動先でも目の前にいる子供たちを大切にしていきます。そして、信篤小の児童や信篤小から巣立った子供たちをいつまでも応援したい気持ちでいっぱいです。

 最後に、どうでもいい写真です。

 

 「誰の手?」「指、短くない?」と思われるかもしれませんが、私の手です。矢印のところにマメができて痛くて仕方ありません。これは卒業生を除く600人以上の修了証書(あゆみ)に私印と公印の両方を押印した勲章?です。

 3年間お世話になりました。

 

【3月11日(水)】

 東日本大震災から早9年。復興に関する報道が数多くみられる中、今もなお4万7千人以上の方が避難生活を強いられています。そうした中、新型コロナウイルス感染者も増え続けている状況です。休校措置延長が決まり、学校再開の目途はまだ立っていません。今後、学校からのメールやHP上でのお知らせをすることが多くなります。感染経路は未だはっきりしません。感染していても症状が出ていないケース十分考えられますので、子供たちだけでなく、私たち大人もそのことを認識したうえでの行動・対策が求められます。

 さて、そうした中ではありますが、校長室に活けておいた桜が開花しました。3月5日の写真と見比べてみてください。校長室がちょっとだけ明るい雰囲気に包まれています。今日は20℃くらいまで気温が上がるようです。真っ青な空が広がっています。屋外の植物の様々な変化に目を向けられるようでもありたいと考えています。

 

【3月5日(木)】

 休校から1週間が過ぎようとしています。子供たちは家庭での学習を頑張っていることと思います。先だって配付しました説明資料に基づいて「ジャストスマイルドリル」に取り組んでいる児童がいることは学校のパソコンから確認しています。先日のニュースでは、市内の小学生が取り組んでいる姿が映し出されていました。

 さて、先日午後4時ころに学区を回り子供と話す機会がありました。「ちゃんと3時半まで家にいて、やっと外に出たんだよ」と話してくれました。ご家庭でもきちんと指導してくださっているのだなと改めて感じました。屋外での適度な運動も必要ですね。ただ帰宅後の手洗いやうがいは忘れずに行いたいものです。

 この休校期間中に校地内の樹木剪定が行われました。明るくなった感じがします。高谷門入ってすぐのサクラも枝ぶりがきれいになりました。今年の暖かさで蕾が大きくなっている枝を何本か校長室に持ち帰って花瓶に差しました。陽射しがあって暖かいせいか花芽がどんどん膨らんでいます。写真は今朝の様子。今年は、6年生が巣立つ頃に桜が開花するかもしれませんね。こんな時だからこそ、多くの花々に囲まれて卒業させてあげたいと願います。そうそう、畑のビオラもきれいですよ。

 

【2月28日(金)】

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置で、3月12日までの休校の初日。児童の声が聞こえないこと、いつも校長室に顔を出す子が来ないことなど、違和感いっぱいの一日でした。安倍総理の修了式までの休校要請もあり、今後どうなっていくのか見通しの立たない不安を抱える方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。来週には、自宅に電話連絡を差し上げたり訪問したりして子供たちの様子を確認させていただく予定でおります。

 校長室の行事黒板には、白チョークで予定を記した上に、緑色チョークの取り消し線がもの哀しさを添えているような感じです。

 明日からの2日間は普通にお休みですから、午前中から広場で体を動かしても誰も咎めません。ただ、なぜ市川市が休校に踏み切ったかを子供たちに理解させて、一人一人が休日の過ごし方も考えてほしいと思っています。

 昨日の帰りに6年生の子が職員室の扉を開けて、「じゃぁ2週間後ねぇ~」と笑顔で手を振っていきました。3月13日に元気な子供たちの姿が見られるのを楽しみにしています。

 

【2月21日(金)】

 午後に5年生がわくわく農園で、ジャガイモの種イモ植え付けを行いました。そのずっと手前の道路側には玉ねぎがひっそりと植わっています。10月末頃にヒョロヒョロの苗を植えましたが、写真のようにしっかりしてきた感じがします。収穫は5月末から6月中旬といいますのでまだまだですが、ビオラとともに雑草抜きなどを有志児童とひっそり行っています。大きく育て~!

  

 話は全く変わりますが、2月9日にスキマスイッチのコンサートを観に行きました。前回は横浜アリーナでしたが、今回はNHKホール。1階席の通路側。最後には大橋卓也さんが会場席まで下りてきて、目の前にホンモノが。妻と娘は「タクヤー」と叫びながらタッチ、タッチ!

 何千人という観衆を前に歌ったら気持ちいいだろうなぁ。でもバックメンバーのギターやパーカッションも素敵。ちょっと気を惹かれるのがキーボードのボウズ頭の男性。みんな生き生きとしているのを見て、何年かするとこうしたステージで活躍する人が出るのかもしれないと想像してしまいます。可能性が無限大の子供たち、玉ねぎの成長なんて目じゃないというくらいスクスク育ってほしいと願う毎日です。でも、「どんな肥料をあげるとこの子に効くのかな?根がしっかり張れるのかな?」と考えてしまいます。