今日の妙典小

清掃活動、頑張っています!(全校)

 給食の後は、週2回清掃活動に取り組んでいます。新年度になると、先生から新しい分担場所ごとに、基本的な清掃の仕方を教わります。低学年では、まずそれをしっかりできるようになることが大切です。しかし、学年が上がるにしたがって、汚れの状況などに合わせて掃除の仕方を変えるなど、子どもたちの「主体性」がより発揮されるようになります。例えば、風が強く吹き付け、廊下が砂だらけになっていたら、どうするか?いつもは乾拭きでも、今日は濡れぞうきんを使おうと考えるでしょう。モップを先生に借りにいく子もいるかもしれません。あるいは、他にも砂ぼこりで汚れている箇所があるかもしれないと、普段以上に気を配りながら掃除をすることでしょう。「やらされている掃除」では、こうはいきません。嫌々作業させられている掃除は、苦痛ですらあります。しかし、「させられている」のではなく、「自分からする掃除」なら、そこに「自己決定」が生まれます。自分のめあてや意欲を持ち、創意工夫しながら取り組むことができます。そして、きれいにできたことの喜びや達成感を味わうことで、他の活動への自信へとつながっていきます。「させられている」のと「自分からする」のとでは、その意味や効果に天地ほどの違いがありますね。…20日(木)の清掃では、子どもたちは、いつもにも増して頑張っていました。なぜなら、翌日は授業参観だから…。きれいな学校で、お家の方々を迎えたいというめあてをもって、一人一人が意欲的に取り組んでいました。本校では、今年度も引き続き、主体性を発揮する子ども「させられないで、する子ども」の育成を目指していきます。