学校の様子

校長室だより231(家庭教育学級 令和7年1月31日(金))

 本日午前中、第5回家庭教育学級が調理室で開催され、今年度最後の会となる「コーヒー講座」が行われました。

 閉校式のあいさつの中で、「千葉県公立高校入学者選抜」についてお話ししました。私自身が40数年前に受検した頃と比べると、現在の入試制度は大きく変化しており、制度の仕組みだけでなく、受験生を取り巻く環境や教育のあり方も、時代とともに移り変わってきたことを実感します。

 また、『ファクトフルネス』についても触れたかったのですが、時間の配分を誤り、お伝えできなかったことが心残りです。QRコードを通じて保護者の皆様に質問への回答データを送っていただいたところ、著者のハンス・ロスリングが指摘するように、多くの方が「誤った世界観」を持っていることがわかりました。私自身も、その一人です。  

                   

 私たちは、日々膨大な情報に囲まれて生活していますが、そのすべてを正しく判断できているとは限りません。固定観念や先入観にとらわれず、データに基づいて物事を正しく捉える力を養うことの重要性を感じています。

 最後に、この一年間、家庭教育学級の担当の皆様には、講座の企画や運営、段取りの調整など、多大なるご尽力をいただきました。毎回、有意義な学びと交流の場を提供してくださり、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。