学校の様子

校長室だより121(市川市立塩焼幼稚園 令和6年1月24日(水))

 午前中、市川市立塩焼幼稚園の「公開研究会」に参加しました。

「椅子が小さい」「洗面台が低い」など、当たり前のことですが、すべての設計が児童サイズになっていました。まったく面識がなくても、児童たちは「青森に行った」「雪だるまを作った」「ディズニーホテルに泊まった」といった明るい話題で会話してきます。

 一人ひとりが積み木をしたり、コマを回したり、自分なりの行動をして楽しんでいる姿が見受けられ、児童たちがみんなで協力して行うことの難しさを感じつつも、途中からは「みんなで楽しむ活動」になり、リズムに合わせて友達を意識して活動し、楽しみながら体操をしている姿を見て、幼稚園教育の素晴らしさに驚きました。

 積み木が崩れると、「大丈夫?」と声をかけ合う姿勢や、友達との遊びの中で相手を思いやる気持ちを4歳児が持っていることにも感心しました。先生が絵本「ふとんやまトンネル」を読むと、児童たちは静かに先生の話に耳を傾け、感動的な姿勢で静かに聞いていました。

 初めての幼稚園教育の参加でしたが、児童たちが夢中になって遊ぶ中で、教師が一人ひとりをどのようにサポートすべきか、それは学ぶ生徒の年齢に関係なく同じ課題であり、とても良い経験ができました。