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No.69 稲刈りと頼もしいサポーター

宮田っ子を全力で応援~子どもとともに学校を楽しむために~

 

​ 10月17日(木)に、5年生と6年生の稲刈りが行われました。

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↑宮田っ子広場の田んぼでしっかり実った稲穂


 田植えのときと同様、今回も子どもたちを指導してくださったのは、岡本さん(左奥)と中條さん(左手前)です。
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 中條さんの指導を受けながら、ハサミを使って順番に収穫していきます。意外と固くて、大変!

 

 切ったあとは、何人か分を一束にまとめて集めていきます。

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 廊下で何日も乾燥させ、その後は岡本さんの知り合いの方に精米をしていただくそうです。出来上がりが楽しみですね。

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 収穫後は、中條さんが稲の根っこを掘り起こしをやってくださいました。来年の田植えのために欠かせない作業なんだそうです。


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 ●岡本さんと中條さんってどんな人?●

 「子どもからお二人の名前をよく聞くけど、どんな人なんだろう?」そんな保護者の声を聞き、今回、学校にいらっしゃるタイミングでお話を伺いました。

 

〇中條さんについて
 JAいちかわの職員さんです。また、昨年まで宮田小の保護者であり、その頃から宮田小にご協力くださっています。


〇岡本さんについて
 柏井で梨農園を経営されており、柏井小学校の地域学校協働活動推進員でもあります。

 コロナ禍で宮田小で梨の授業をしてくださる方がいなくなり、中條さんから岡本さんをご紹介いただいたことがきっかけで、それ以降も宮田小に関わってくださっています。


●こんなことやってもらってました!●

①宮田っ子ひろばを作成!

  元々は鬱蒼と茂った草木と池しかなかったこの場所、3年前に岡本さん、中條さんを中心に教職員や子どもたちも手伝ってきれいに整えてくださいました!5

↑立て札も岡本さんお手製!とても立派です


②校外学習では岡本さんの農園で見学や収穫体験を実施

例えば、

 2年生の芋掘りや、3年生の梨園見学、6年生の芋ほりなど。


③出前授業やキャリア教育の授業の実施
例えば、
 5・6年生の田植え、人生のお話
 2年生の野菜育て(「野菜博士!」「野菜博士再び登場!」)3年生の梨の授業

 6年生の水球日本代表選手を招いての水球イベント


④ハロウィン巨大かぼちゃ!
 岡本さんが、品評会用に育てられたカボチャをお役目終了後にJAから譲り受け、宮田っ子ハロウィンかぼちゃとして提供いただきました。

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⑤運動会の「がんばったで賞」
 お二人がPTAで購入する品物の手配だけでなく、梱包作業までやってくださいました。なお、トマト生産者の石井さんは岡本さんの先輩なんだそうです。
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⑥昨年度の宮田祭のおみやげ野菜

 6年生のお仕事体験コーナーの八百屋さんでの、水菜などのお野菜。こちらも岡本さんが提供くださったそうです。

 

「学校大探検」の焚火

 昨年度3月にPTAとおやじの会で開催した「学校大探検」。3月の夕方からの開催とあってとても寒かったのですが、ありがたいことに、校庭にはあたたかい焚火が!この焚火も岡本さんが用意してくださったそうです。


⑧その他、委員会活動のサポートほか

 卒業制作にも携わってくださり、校長先生が毎日更新されている宮田小NEWSにも「野菜博士」「世界の岡本さん」「田植えマイスター中條さん」としてたびたび登場しています。お時間ある方は見てみてください。

 

 お二人とも、子どもたちが楽しめることを、また、食べることの大切さや地産地消を教えたいとの理念を持ち、子どもたちの活動に大変ご尽力いただいていました。

 校長先生も、「お二人とも宮田小の事を愛してくださっていて、ご尽力に感謝の気持ちでいっぱいです!」と仰っていました。


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<広報委員より>
 今回お話を伺い、知らない間に大変お世話になっていたことに驚きました。お二人ともとても話しやすく、子どもたちに人気があるのも頷けます。

 保護者としても大変心強く、またありがたい思いでいっぱいです。これからも「レッツエンジョイ」、ともに活動していただきたいです。