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2025年12月の記事一覧

133_珈琲(25.12.2)

 瓶入りのインスタントコーヒーを最後に飲んだのは、いつのことだか覚えていないくらいです。女優がコーヒーを飲んで「ほっ」と一声漏らす場面が印象的だった「ブレンディ」。“♪ダバダ~ダバダ~”という音楽と「違いがわかる男」というキャッチコピーが耳に残るCMといえば「ネスカフェゴールドブレンド」。前者は原田知世さん、後者は遠藤周作さんに始まり山本寛斎さん、宮本亜門さんなどが起用されました。スプーンですくってカップに入れて湯を注げば出来上がる手軽さが受けて、コーヒーブームを呼んだように思います。その後にやってきたのが喫茶店ブームだったでしょうか。現在、サイフォンを使用する喫茶店なんてどれだけあるのでしょう?

 こうしたコーヒーに入れるクリームといえば、「クリープ」や「マリーム」がメジャーだったと記憶の糸をたどります。あっ、「ブライト」なんて商品もあったなぁ…?! ただ、今は専らブラック。違いがわかる大人です。

 食後に、コーヒーをちょっと飲みたいと思うときがあります。豆を挽くところからやるほどではないけど…というとき、ドリップバッグコーヒーは便利。上部の紙フィルターを切ってカップに爪をひっかけて、あとは注湯するだけ。あるいは、コーヒーマシンですかぁ。

 コーヒーを主体にしたチェーン店も数多くあります。「スタバ」「コメダ」「タリーズ」「ドトール」「むさしの森珈琲」「星乃珈琲」など色々です。自分で入れたものとは一味も二味も違って美味しいのでしょうが、我が家には分不相応。

 最近、自家焙煎豆を安価で提供する店を開拓したのです。カフェインレス豆も揃っているし、夜でも問題なしと思ったのですが、普段どおりに淹れると薄い!まるで色つきの湯を飲んでいるよう…。次は、豆を挽く量を変えて再度チャレンジします。

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132_兄弟と姉妹(25.12.1)

 早すぎる!あっという間に12月、師走です。ついこの前夏休みが終わったんじゃなかったっけというくらいの感覚に陥るのは、年寄りの証拠?

 そんな私世代で、皮膚の痛みや痒み、擦り傷などに塗る薬といえば、近江兄弟社の「メンソレータム」ではないかと勝手に決めつけます。略して「メンタム」だったわけですが、ある時から「メンソレータム」と「メンターム」の2つが存在するようになりややこしくなりました。細かい経緯はさておき、現在は「メンソレータム」はロート製薬、「メンターム」は近江兄弟社の名称のようです。季節がら、そろそろリップクリームが活躍し始めますが、私が使っている緑色のスティックはどっちだぁ?

 ところで、「兄弟社」「兄弟船」といった言葉があるように、海外にも「ワーナー・ブラザーズ」やかの「リーマン・ブラザーズ」があります。つまり兄弟!一方、これとは反対に「姉妹都市」「姉妹店」「姉妹校」「姉妹品」と言う言葉も耳にします。店や学校などはなぜ女きょうだいなのでしょう。「兄弟都市」でもよさそうな気がしますが…。

 調べると、フランスやドイツ、イタリア、スペインなどの言語には、名詞に性別が存在するといいます。つまり、都市は女性名詞に当たるわけです。また、「姉妹」=「友好関係」というとらえ方で用いられて広がった言葉もあるみたいですが、意地の悪い私は、どちらが姉でどちらが妹なのと考えてしまいます。

 双子でも兄と弟あるいは姉と妹は、生まれたのが先か後かの違いだけですが、損得を感じる場面はあるのでしょうか。

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