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2025年11月の記事一覧

121_ひと言集(25.11.13)

その1 朝、妻が顔を近づけてきます。何事かと身構えていると、「昨日、ニンニクを食べていないよねぇ?」と尋ねます。『どうして?』「うん、顔からニンニクのにおいがするからさぁ」『するわけないじゃん、失礼な!』といった感じ。さらに続けて、「ガーリック・ホームズってよくない?」『シャーロックホームズに似て語呂はいいけど、イメージ最悪じゃん』「でね、私はワトソン博士!」と、笑いながら話し続けていきます。そして、その日一日中、「ガーリック~」と呼ばれる始末。「ホームズ」って呼ぶならまだしも…?!

その2 寒くなってきて、前ファスナー式の上着を着用する機会が自然と増えます。前を開けておくと寒いかなと思いつつ、でも上まで閉めるほどでもないかと思って、中途半端な位置まで上げて出かけようと玄関に立ちます。すると、「やめなよ。格好悪い、その昭和閉め!」という声が鋭く突き刺さります。昭和島?ボートレースをやる平和島?と、聞き慣れない訳の分からぬ言葉に一瞬の沈黙。以降、「昭和閉め」は封印して、全開か全閉に努めていますが、モヤモヤするぅ。

その3 クリスマスが近づいて、いろいろな店でアドベントカレンダーが売られています。クリスマスまでのカウントダウンを楽しむために、小窓にチョコや菓子を日替わりで入れておくもので、可愛いものばかり。これを見ながら「これ買って、毎日の飲み薬を入れておこうか?」と言います。24日までじゃ、残り1週間分だけお薬ケースの中?

 何気ないひと言に、喜んだり笑ったり気持ちが沈んだり、大人も子供も一緒です。

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120_ユニバーサルデザイン(25.11.12)

 3年生の教室に掲示された俳句の数々。「夏休み 線香花火 だれ落ちる」「秋の虫 なくよなくよと きこえる日」の2首は、趣きを感じて何度か読み返しました。この3年生が、国語で『くらしと絵文字』を学習しています。絵文字は私たちのくらしを便利で楽しくするだけでなく、人々が互いに分かり合い、つながりを深めていくのにも役立っていることを学ぶ説明文です。さらには、絵文字(ピクトグラム)に対する興味関心を高めることを目標にしています。学習の最後には、自分たちで絵文字を作って、発表しあう場面もよく見られます。

 この絵文字は、ユニバーサルデザインの代表選手。ユニバーサルデザインは、「あらゆる人に利用しやすいデザイン」であることを軸にしています。

 ところで、牛乳の紙パックの屋根の部分にあたる上部にくぼみがあることをどれだけの人が気づいているでしょう。正式には、このくぼみは「切欠き」と呼ばれます。これは視覚障害者などが牛乳と他の飲料を区別するためのしるしで、これもユニバーサルデザインの一例です。開け口とそうでない方を区別するためのものとずっと思いこんでいた私。

 牛乳パックのように、身近にあっても気づきにくいユニバーサルデザインもあります。例えば、シャンプーとリンスの容器の突起がそれにあたります。あるメーカーの働きかけによって、現在ではどのメーカーでも容器の突起で判別できるようになっているらしいのです。まぁ、リンスに縁のない私は間違えようがありませんが、子供たちが今日お風呂でチェックしてくれたらうれしいなぁ。

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119_セルフレジ(25.11.11)

 今日11月11日は、記念日がいっぱい!「ポッキー&プリッツの日」は有名ですが、乾電池の+-から「電池の日」とか細長いイメージから「麺の日」。このほかにも「ピーナッツ」「サッカー」「チーズ」「靴下」「下駄」「箸」「折り紙」「もやし」「チンアナゴ」など、挙げたらきりがありません。中国では「独身の日」とか!?

 さて、スーパーやコンビニなどの多くでセルフレジ化が進み、有人レジでも、支払いは機械といった場所がほとんどです。有人レジが混雑するとセルフレジを利用しますが、導入当初はどうやってスキャンをすればよいのか迷ったり、バーコードにうまく反応しなかったり…。後ろに並ぶ人が多いときは、小心者は焦ってしまいます。支払い機だって店舗によってまちまちですから、高齢者が時々困っている様子を見かけます。

 そんな中、技術の進歩をまざまざと見せつけてくれるのが、ユニクロの商品会計システム。一般的なセルフレジとは一線を画しています。買い物かごに入れたままでも機械の右の凹みに置けば、自動的に読み取ってくれます。あとは支払い方法などを機械の画面で選択していくだけ。不思議なのは、ICタグがどこに付いているか。探してみると、素材などを記した紙の商品タグや値段シールの裏側に貼り付けられているではありませんか。

 誰もがわかりやすい・扱いやすい、これが快適さにつながるわけです。レジだけでなく、学校の諸活動や手紙、資料などにも通じることかもしれないと考えながら、思うだけなら誰でもできるって!自分で突っ込みを入れています。

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118_明けない夜はない(25.11.10)

 「明けない夜はない」という言葉があります。戯曲『マクベス』の中のセリフが由来とされる説もありますが、どんなに辛く苦しいことがあっても、今頑張ればきっと幸せが待っているといった励ましとして使われます。同じ意味で「止まない雨はない」と言われることもありますが、「すまない、悪気はない!」となるとフレーズは似ていても怒りを買いそうです。

 さて、娘からLINEで写真が届きました。『セーターになりたかった毛糸玉』という絵本が写っています。結婚前かすぐ後かは忘れましたが、私が妻に初めてプレゼントしたものの一つで、娘たちにも読み聞かせした本なのです。どういう経緯で娘がこれを手に入れたいと思ったかはわかりませんが、プレゼントしてもらったとコメントを添えています。本の登場人物がみんな優しくて心がほっこりします。毛糸玉たちにとっては、セーターになることが花形というのは面白い発想ですし、様々な苦難を経て落ち着く先が素敵で、まさに「明けない夜はない」と言えそうです。ぜひ図書館などで探してみてください。

 柏井小では、先々週から1か月間の読書月間が始まっています。読書郵便やしおりコンテスト、昼の図書クイズ、朝会での図書委員会の発表、教職員による朝の読み聞かせなど、図書や読書への興味・関心を喚起するために様々な取り組みを行います。私自身もどこのクラスで読み聞かせをすることになるのかワクワクします。だって、くじ引きだといいますから…。せっかくだから、『セーターになりたかった毛糸玉』を読んでみようかと考えています。どんな反応があるかなぁ。

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117_お菓子な食べ方(25.11.7)

 大リーグWSでドジャース優勝。延長18回戦った日は大谷9打席全出塁。山本は3勝を挙げてMVPなど楽しめました。一方、藤井壮太が王座失い6冠に後退というニュースは小さな扱い。自分の周りに目をやると、11月に入る前からクリスマスケーキやおせち料理の予約のポスターがスーパーに貼り出され、車や玄関先の正月飾りも売り出されています。今年もあと2か月を切り、時間の流れの速さを否が応でも感じます。

 さて、血糖値が気になるにも関わらず、食事までの間の口さみしさに負けて、飴や菓子に手が伸びて叱られることがよくあります。そんな魅力的なお菓子にも栄枯盛衰がありますが、菓子をつまみながら昔よくやった遊びを思い出しました。

 ポッキーのチョコだけを舐めてプリッツ変身させる。

 とんがりコーンを指にはめてから、順に食べる。

 アーモンドチョコのチョコだけを口の中で溶かし、アーモンドと分けて味わう。

 ポテコ(なげわ)を指にはめる。

 ハッピーターンの粉だけを舐める。

 オレオは分解して食べる。

 笛ラムネのように、パイン飴を吹いて音を出そうとする。

 コロンの中のクリームだけを先に吸う。

 アポロやきのこの山は上下を分解して別々に食べる。

 トッポのチョコの芯を折らないように、全神経を集中させて周りだけをかじりとる。

 今考えるとおかし(お菓子)な食べ方ですが、子供心理では遊びの延長?!そういえば、日光で買った「甚五郎せんべい」が一回り小さくなったような気がするのは私だけ?

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