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2025年12月の記事一覧

146_お次は…?(25.12.19)

 初めて腕時計を巻いたのは高校入学前だったでしょうか?父からのプレゼントでした。腕時計なんて、当時は高級品ですから、中古だった気もします。でも、とても嬉しく、誇らしかったことを思い出します。

 その時計には小窓があって、カレンダーになっていました。防水機能もあって自動巻きです。腕を振る仕草で、内部のゼンマイが巻き上がる仕組み。逆に、しばらく使わないでいると止まってしまうのです。だから、時々本体を掌にぶつけるようにしてゼンマイを巻くこともありました。

 今とは違って電波時計であるはずもなく、日に何秒も誤差が生じました。1週間で数分狂うわけですから、正確さを求めすぎるものではありません。ある程度時刻が違うことを想定して行動すればよいだけのこと。でも、待ち合わせに遅れた場合の言い訳にすることもできた時代といえます。携帯電話なんてありませんから、公衆電話以外連絡の術がないのも方便になった、そんな緩い時代です。「タイパ」なんて、ないない!

 今は、健康管理の視点からスマートウォッチを装着しています。入浴以外は常時身に着けて、睡眠や歩数などを時々確認します。これによって腕時計が必要なくなり、今は自室の棚に4つ並んで飾られています。どれも高価なカシオ製。その一つがG-Shockですが、先日の新聞に「指に巻くG-Shock」という記事がありました。まさに指時計といえそうですが、スマートリングとは違った厳つさがあるので、邪魔ではないのかなぁとか売れるのだろうかと、いらぬ心配をしてしまいます。

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145_アイサイト(25.12.18)

 相変わらず米の値段が高い!経済専門家は、米が余る時が来ると言っていますが、いつになったら適正価格になるのやら。そもそも適正価格っていくらと考えればよいでしょう。消費者にとっては旨くて安いに越したことはありませんが、生産者の活動に見合った価格も考えねばなりません。というわけで5kg3500円以内に勝手に設定しておきます。

 先日、道の駅で見た米はどれも5kg4500円前後でしたが、「にじのきらめき」という初めて見る品種がありました。大粒でコシヒカリに負けないおいしさといいます。でも、ひらがなの字面がどうしても「にしきのあきら」にしか見えないのです。

 さて、縁あって7~8年スバル車に乗っています。「アイサイト」と言えば、スバルの代名詞といえる安全装備。その事故率の低さは、様々な調査・実験で裏付けられており、追突事故防止に大きく貢献していることは紛れもない事実です。そのおかげで、安心して毎日運転できるわけです。

 でも、そのアイサイトによく怒られます。運転手をモニタリングしているので、大きなあくびをして瞼を閉じがちになると、居眠り運転と認識されて音と光で注意喚起されます。また、沿道に気になるものがあってちょっとだけ見ていると、低速であってもわき見運転を注意されるのです。すかさず「はいはい、すいませんね~」と不貞腐れて独り言を返します。ただ、運転者の体調急変などにも対応するシステムがあるのは、年齢を重ねるにしたがって強い味方となりそうです。アイサイトも妻も…。

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144_予防接種(25.12.17)

 校庭の夜間照明を点けてサッカー部の指導をしていた頃が懐かしく思い出されます。白い息を吐きながら、ベンチコートをまとって一緒にボールを追いかけていたっけ。ここ柏井小でも練習する選手を見かけます。帰り際に校庭を横切っていると、「さようなら」と元気に挨拶する声がうれしくて、応援する気持ちとほんわかした心の温かさを感じながら車に乗り込みます。

 さて、インフルエンザが蔓延する中、10日ほど前にやっとインフルエンザの予防接種を打ちました。針の跡が紅く腫れ、痒がる妻の姿を見て、昔の予防接種の記憶が蘇ってきました。

 私の小中学生時代ですから半世紀以上前のこと。現在は副反応への懸念から、保護者同意による任意接種となったインフルエンザや風疹などの予防接種は、感染症対策として学校で「集団接種」として行われていました。みんなが腕まくりをして列を成す中、先に打ち終わった友達に小声で「どうだった?痛かった?」などと聞くのです。「ぜ~んぜん」と強がる奴、顔をしかめている奴など反応は様々でした。

 ツベルクリン反応検査、いわゆる私たちが「豆注射」と呼んでいた接種もありました。2日後くらいに注射部位の赤みの大きさを測ってBCGを接種するかしないかを決めるような段取りだったように思います。いずれも注射をしたその日の入浴は控えるように言われましたが、今は基本的に問題ないとされます。ワクチン製造技術や浴場の衛生状態などが要因だったのかもしれません。

 時代も医療も新しく変わっていく中、私自身は加速度的に旧型が進行していくようです。

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143_ツーツーツー・トントントン(25.12.16)

 こっちのけんとの『はいよろこんで』のサビ直前の歌詞に、モールス信号が出てきます。この歌詞が生まれた背景を知る人も多いのではないでしょうか。

 さて、ヘランケラーの「見えない・聞こえない・話せない」の三重苦は有名ですが、「神様が、見る・聞く・話すのいずれか一つの復活を与えてくれるとしたらどれを望むか」という質問に自分ならどう答えるでしょう。おそらく「見る」が多数を占めるような気がしてなりません。でも、ヘレンケラーは「聞く能力」を欲したといいます。これは、言葉によるコミュニケーションの原点が「聞く」にあるからなのかもしれません。11月下旬に閉幕したデフリンピックでも活躍した手話は、「聞くための手の言葉」といえます。

 障害に限らず、人の悩みは尽きません。そんな時、一人で抱え込まずに誰かに相談するだけで心が少し軽くなることがあります。大人であれ子供であれ、「助けを求める権利」が誰にもあることを心に留めておきたいものです。

 明後日が最終回のドラマ『小さい頃は、神様がいて』の前話で、消防士の息子が母親にこう言います。「SOSは早ければ早いほどいいんだよ。そして、強く伝えること!何度でも決して諦めない!それが大事なんだよ」と。決して子供に限ったことではないのです。だから、受信する側もアンテナも高くしたいものです。そのためにも「SOSの出し方教育」「ゲートキーパ」で検索できる動画をぜひご視聴ください。

 さてこの季節、新聞のページをなかなかめくれません。スーパーのビニール袋の口が開きません。指先が乾燥しているせいでしょう。一人困って、ついペロッと唾をつけたくなりますが、感染症が流行中の今、それは危険極まりない!かといって、こんなことでSOSは出せないし…。だから決して諦めない!

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142_知っているようで…(25.12.15)

 ちょうどひと月前、五中ブロックCC主催の「ウォークラリー」に参加して、市川市動植物園広場まで歩きました。途中、柏井町4丁目にある御井神社で子供たちと一緒に課題に挑戦しました。社額に「水神社」と書かれた鳥居の貫(下側の横棒)までの高さを問う問題です。180cmくらいだったでしょうか。御井といわれるのは水を奉り、掘割工事などの成功を祈ったという謂れでもあるのでしょうか。

 一方、柏井町3丁目には子安神社がありますが、こちらの社額には「土神社」とあります。ともに同年代の創建といわれていますが、詳しいことは調べてみてもどこにも出てきません。学校そばのセブンイレブン角にも祠みたいなものがありそうですし、地域を探索するだけで、今まで気づかなかった伝統や歴史ある建造物や灯篭、地蔵など、歴史を感じるものにたくさん出合えそうです。それを学区のマップに落とし込むなどできたら、学びが広がって面白そう。

 ところで、日本は世界最大のウナギ消費国。国際会議で二ホンウナギを含むウナギ全種が、国際取引の規制対象になるかもしれないとあった先月末のニュース。7割を輸入に頼る現在、ウナギの価格上昇の恐れがあります。それでなくても年1~2回程度しか食べられない高級食材ですから、さらに手が出なくなること必至。価格維持で量が少なくなったうな重になった折は心が枯れます。でもなんとか、ウナギの国際取引規制強化案が否決されたようで、少しだけ胸をなでおろし、喉を鳴らしました。

 知っているようで知らない地域同様、食べて知るウナギの生態もわからないことがたくさんです。

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141_それって、詐欺かも?(25.12.12)

 今日の日付を見て、水前寺清子の『365歩のマーチ』が脳内を流れます。「♪ワンツー、ワンツー、休まないであ~る~け~」と、2学期終業式までのラストスパートを急かされているようです。

 さて、今にも雨が降り出しそうな空を見た朝は、気分が重くなります。天気予報でも所によって降雨を伝えていますし、スマホも雨雲が近づいていることを知らせます。必然的に、出かける際は折り畳み傘持参ですが、そんな天気の日は洗濯物をベランダに干すかどうかの選択に迫られます。目を離していたり買い物に行っていたりする間に降られては困ると、屋内干しにしておいたにもかかわらず一向に降り出さない、という日もあるわけです。我が家ではこうした状況を「降る降る詐欺」と呼んでいます。

 もう一つ思いついたのが、「やるやる詐欺」。例えば、宿題や仕事。「夜は眠くなるので、朝早起きしてやるぞ!」と決めたとします。でも、「もうちょっと○○したあとで」「やる気が湧いてきたら」「明日から頑張ろう」という心の声は怪しい。ちょっと待って!もしかすると「やるやる詐欺」かもしれません。そういう私は、何度詐欺にひっかかったか数え切れません。「年が明けたらやろう」なんていうのも、これからの時期頻発する詐欺かも?!

 11月に投開票された神栖市長選(茨城県)で、2人の候補者の得票が同数だったためくじ引きで当選者が決まるという珍事?が報道されました。有権者数が増え支持率の差が大きいほど、同数になる確率は低くなるといいますが、神栖市長選程度の場合、500分の1の確率くらいのようです。再点検でも変わらなかった以上、詐欺も不正もないわけですが、「くじで落選」というのもどうなのでしょう。

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140_時代(25.12.11)

 71歳になるユーミンが、自分の声とAIを融合して、第三の声“Yumi AraI”によるアルバムを発表しました。年齢とともに声が出にくくなっていることも考えられますが、夫・松任谷正隆さんとのタッグによる新境地への挑戦とアイディアはには頭が下がる思いですし、現代だからこそ為せる業といえます。

 また、「現代だから」という視点に立つと、俳優の松山ケンイチさんが開催する「誰も傷つけない悪口選手権」なるものも、「心温まる悪口」って発想がユニークで好きです。誹謗中傷が飛び交うSNS時代だからこそといった意図が強く感じられます。

 昭和の子供が喧嘩すると、「♪でぶでぶ百貫で~ぶ お前の母ちゃんでベソ~」は常套句。ただ悔しさ紛れに口にしたのですが、この悪口選手権の投稿にも「や~い、お前の母ちゃんセレブ」なんていう粋な言葉遊びを見つけました。ほかにも「イラストみたいな顔しやがって」「お前見てると、なんかキラキラするんだよ」「ふん、周りの人を元気にしやがって」「あんた、人に嫌われる才能ないよ」など、秀逸なコメントがたくさん見られて、ニヤリとしてしまいます。

 さて、12月2日からこれまでの健康保険証が使えなくなりました。混乱を見ると、「今じゃなければならなかったの?」と思うとともに、「急いては事を仕損ずる」といった感は否めない気もします。先の悪口選手権では、これに対してどんな投稿が寄せられるか興味があるところです。

 「♪そんな時代もあ~ったねと……今日の風に吹かれましょう~」と中島みゆきさんの歌を口ずさみながら、明日の通院で提示するマイナカードを確認中!

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139_助けを求める(25.12.10)

 人権にかかわるいじめ防止を呼びかける標語が各学級から集まって、昇降口に掲示されています。その中からいくつか紹介します。

 ■考えて! いましてること いじめかも

 ■大じょうぶ? その一言で すくわれる

 ■ともだちがいるのはうれしい いじめがあるのはかなしい

 ■いじめはね ごめんねだけじゃ 済まされない

 ■いじめをしているそこの君!みえないナイフをもっている

 1948年12月に国連で採択され、12月10日は「世界人権デー」に定められました。そしてこの日を最終日とする12月4日からの一週間を人権週間と定めていますが、知らない人も多いようです。国連が提唱する人権は、「生まれてきた人間すべてに対して、その人が能力を発揮できるように、政府はそれを助ける義務がある。その助けを要求する権利が人権」を謳っています。一般的に、優しさや思いやりが強調される日本の道徳的な価値観とは異なるようです。

 話は変わりますが、様々な商品に付属するシリカゲル(生石灰乾燥剤)。つい燃えるゴミの袋に捨てようとすると、待った!がかかります。それ自体は直接火災を引き起こすことはないようですが、水分に触れると急激に発熱して、周囲の可燃物を発火させる恐れがあるからです。消防署を舞台とした本の中にもそうした様子が描かれ、不注意の怖さを痛感したのです。

 一年で最も住宅火災が多いのは、暖房器具などの火の取り扱いが増え、空気が乾燥する冬場だと思っていましたが、空気の乾燥と強風が重なる春(3~5月)の方が多いそうです。そうすると、今の時期から約半年間、助けを求める場面がないように火の用心!!

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138_悶々、ホルモン(25.12.9)

 焼肉は外で食べるものというのが定番、いや家訓になりつつある我が家。外というのは、屋外でのBBQであったり焼肉屋であったりするわけですが、簡単に言えばホットプレート使って焼くと、匂いがいろいろなものに付いて臭いから嫌だというのが理由です。もう庭でのBBQなんて寒くてたまりませんし、真夏は暑すぎ、秋は蚊に襲われるので全て却下!春、自分の誕生日に家族が集まって駐車場で肉を焼くのが、唯一の楽しみになってしまっています。

 BBQでも焼肉店でも欠かせないのがホルモン。食べているのが牛なのか豚なのかよくわからないまま口に放り込む舌バカです。かつては捨てられる部位で、「放るもん(捨てるもの)」だったから「ホルモン」と呼ばれるようになったという説があるようで…。

 ホルモンの定番といえばシマチョウですが、牛・豚・鶏の内臓を言うそうで、モツと同義だとか。レバーやハツ、ミノ、ギアラ、ハラミ、コブクロ、ハチノスなど部位ごとに名称が違いますから、専門店で食べ比べしてみたいものです。ただ、ご飯も進むでしょうから、糖質や脂質が爆上がりして…考えただけでもヤバいヤバい。でも魅力的~。もつ鍋も食べたいなぁ~。

 ここでどんなにつぶやいても、「ダメなものはダメ!」「人様の同情を買うような真似をするんじゃない!」と、そういう声はちゃ~んと聞こえてくる不思議な耳の持ち主です。

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137_オノマトペ(25.12.8)

 サツマイモを育てた畑の一角で収穫した大根とネギをいただきました。立派な大根なので、半分をお隣りさんへおすそ分け。我が家では翌日、なますとなって食卓に上りました。おせち料理となることが多いですが、フライングでもおいしいものはおいしい!教頭先生の実家の柚子も添えるとなおさら。パクパク口が動きます。

 さて、音や声、物事の状態や様子を言葉で象徴的に表す擬態語や擬音語の総称が「オノマトペ」。日本語は、このオノマトペが実に豊富な言語かもしれません。

 例えば、「ドキドキ」は胸、「わくわく」は期待、「クラクラ」は眩暈、濁点が付いて「グラグラ」になると歯や地震をイメージします。「うとうと」は眠気、「しとしと」は雨、「じめじめ」は湿度、「しめしめ」になると悪巧みに早変わり。「くんくん」と匂いを嗅ぎ、「かんかん」と日が照り続くのです。では「どしどし」といえば何?私には、ラジオから聞こえる「お便りをお待ちしています」という言葉と結びつきます。

 擬音語になると、「ポチャ」は水、「ポツン」は独りぼっちか降り出した雨の一粒、「スポン」は何か抜けた音といった具合です。「カチーン」とくれば、怒りのスイッチが入った瞬間でしょうか。こうしたことは、外国人には理解がとても難しいと思います。逆にこれらを当たり前にわかってしまう私たちは優秀な民族…なんて?!

 いただいた大根を抜くとき、「どっこいしょ」といったかけ声が出たでしょうか。これもオノマトペの一種で、「重い」様子を表す言葉です。私の場合、椅子に腰かけるときに思わず口から漏れますが、この場合、重いのは腰?

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136_ ご安全に!(25.12.5)

 日本語に訳しなさいという問題!「No smoking」をある生徒は、「横綱不在」と解答したそのセンスと勇気に感心した私。そして、何年も前は職員室に灰皿が当たり前だった時代をふと思い出します。飲酒も同じで、行事の打ち上げや泊を伴う校外学習では、学校や宿でアルコールで慰労でした。ですから、飲酒運転等に対する危機管理意識は現在ほど高くなかったといえます。

 現在、県教委の懲戒処分の指針では、飲酒運転による交通事故や法規違反は「免職」とされ、同乗者も同様の処分が下されます。また、自転車の運転にも適用され、免職や6か月停職と不祥事事案が続いています。

 ところで、世界の飲酒運転に対する一般的な罰則はどうなっているのでしょう。ブルガリアやエルサルバドルでは、「銃殺刑」という恐ろしい文字があります。マレーシアでは、運転者本人だけでなく配偶者も投獄され、ロシアでは生涯にわたる運転免許取り上げです。オーストラリアを見ると、運転者の名前が地元新聞に掲載されるとともに、刑務所暮らしが公開されるというので、国が違えば…を実感します。逆にドイツやフランスは緩いようです。

 もう一つ、「人口十万人当たりの道路交通死亡事故率」という資料も見られます。日本は183か国・地域中175位の2.2という数値。隣の韓国は5.8(150)、アメリカが11.1(120)、中国の15.1(96)と続きます。上位をアフリカ諸国が占める中、不名誉な第1位はドミニカの67.2。ちなみに銃殺刑のブルガリアは8.6で、エルサルバドルが21.2となっています。

 年末に向けて飲酒の機会が増えます。私たちも子供たちも事故にはこれまで以上に注意が必要です。

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135_ケガと災害(25.12.4)

 高圧洗浄機を出して洗車するついでに、カーポートの屋根の汚れ落としをした日のこと。背の高い脚立にまたがり、柄の長いブラシを使ってこすりますが、バランスが悪くて怖いのと遠くまでブラシが届かないこともあって、なかなかきれいに落とせません。そういえば1年前、庭で小さな脚立から後ろ向きにひっくり返って落ちて痛めた記憶が蘇ります。

 そんな高齢者に、転倒予防をキーワードで呼びかける記事がありました。その一つが「ぬかづけ」。「ぬ」濡れている場所、「か」階段・段差、「づけ」片付けていない場所。これは、屋内外どこであっても当てはまりそう。何でもないところで躓くことも多くなりましたし、若い時と違ってケガが治りにくいので、注意しすぎるくらいがちょうどよいのかも…。

 話は変わりますが、テスラやBYDほか、日本メーカーもEV(電気自動車)の開発・販売に力を注ぎますが、一方でEV低迷も報じられます。ただ、災害時には非常用電源として供給することを想定しており、日産サクラなら3日程度、リーフだと10日程度の生活に役立つようです。

 実際、災害などで家庭に電気が届かなくなった場合、私たちの生活は本当に成り立たなくなりそうで怖くなります。エアコンやファンヒーターは動きませんから、これからの時期、暖をとることができません。通信や情報収集が困難になります。食べたり飲んだりすることにも支障が出ます。風呂やトイレ、病院などありとあらゆる場所・機関は電気と密接に結びついていますから、享受する便利さが一瞬にして崩壊し、困窮に取って代わられるわけです。

 ケガも災害もなく、現在の平穏な生活が続いてくれることを願う毎日です。

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134_捻り・捻じれ・捩れ(25.12.3)

 イチロー氏や松井氏、大谷選手など、大リーグで活躍する野球選手が多数輩出されますが、その先駆けともいえるのが野茂英雄氏。独特のフォームはトルネード投法と呼ばれて旋風を巻き起こすとともに、日本人選手のメジャー挑戦の道を切り拓いたわけです。トルネードは竜巻ですが、体を大きくひねる動きからそう名付けられました。

 「ひねり」や「ねじれ」で思い浮かぶのがなぜか大根。旬の大根は、道の駅やスーパーでこれでもかというくらい並んでいます。その中から選ぶポイントは、先端が丸めであることとひげ根のくぼみに斜めのねじれがないことの2点。土壌が固いなどの理由でストレスがかかって辛みが強くなるらしいので避けるようにしています。

 先月初旬に亡くなったJ・ワトソン博士らが72年前に発表した、生命の設計図ともいえるDNAの二重らせん構造もねじれの一つ。こう考えると、身の回りの世界がねじれている物で溢れているかが見えてきます。

 俳句「朝顔に つるべとられて もらい水」にある朝顔の蔓も、自然とらせん状に巻きつきます。いま目の前にある水筒の蓋や排水溝を流れ落ちる水、台風の渦、神社や神棚のしめ縄など、生活の中に溶け込んでいるものばかり。つむじもねじれの一種でしょうか?ある人が、「排泄物だってねじれながら出てきます」と言っているのを聞いて頭の中に画像が浮かんでしまいました。

 「ひねり」を利かせた受け答えは素敵ですが、性格が「ねじれ」ていると言われるのは勘弁!でも、身体の「ゆがみ」は年相応…。

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133_珈琲(25.12.2)

 瓶入りのインスタントコーヒーを最後に飲んだのは、いつのことだか覚えていないくらいです。女優がコーヒーを飲んで「ほっ」と一声漏らす場面が印象的だった「ブレンディ」。“♪ダバダ~ダバダ~”という音楽と「違いがわかる男」というキャッチコピーが耳に残るCMといえば「ネスカフェゴールドブレンド」。前者は原田知世さん、後者は遠藤周作さんに始まり山本寛斎さん、宮本亜門さんなどが起用されました。スプーンですくってカップに入れて湯を注げば出来上がる手軽さが受けて、コーヒーブームを呼んだように思います。その後にやってきたのが喫茶店ブームだったでしょうか。現在、サイフォンを使用する喫茶店なんてどれだけあるのでしょう?

 こうしたコーヒーに入れるクリームといえば、「クリープ」や「マリーム」がメジャーだったと記憶の糸をたどります。あっ、「ブライト」なんて商品もあったなぁ…?! ただ、今は専らブラック。違いがわかる大人です。

 食後に、コーヒーをちょっと飲みたいと思うときがあります。豆を挽くところからやるほどではないけど…というとき、ドリップバッグコーヒーは便利。上部の紙フィルターを切ってカップに爪をひっかけて、あとは注湯するだけ。あるいは、コーヒーマシンですかぁ。

 コーヒーを主体にしたチェーン店も数多くあります。「スタバ」「コメダ」「タリーズ」「ドトール」「むさしの森珈琲」「星乃珈琲」など色々です。自分で入れたものとは一味も二味も違って美味しいのでしょうが、我が家には分不相応。

 最近、自家焙煎豆を安価で提供する店を開拓したのです。カフェインレス豆も揃っているし、夜でも問題なしと思ったのですが、普段どおりに淹れると薄い!まるで色つきの湯を飲んでいるよう…。次は、豆を挽く量を変えて再度チャレンジします。

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132_兄弟と姉妹(25.12.1)

 早すぎる!あっという間に12月、師走です。ついこの前夏休みが終わったんじゃなかったっけというくらいの感覚に陥るのは、年寄りの証拠?

 そんな私世代で、皮膚の痛みや痒み、擦り傷などに塗る薬といえば、近江兄弟社の「メンソレータム」ではないかと勝手に決めつけます。略して「メンタム」だったわけですが、ある時から「メンソレータム」と「メンターム」の2つが存在するようになりややこしくなりました。細かい経緯はさておき、現在は「メンソレータム」はロート製薬、「メンターム」は近江兄弟社の名称のようです。季節がら、そろそろリップクリームが活躍し始めますが、私が使っている緑色のスティックはどっちだぁ?

 ところで、「兄弟社」「兄弟船」といった言葉があるように、海外にも「ワーナー・ブラザーズ」やかの「リーマン・ブラザーズ」があります。つまり兄弟!一方、これとは反対に「姉妹都市」「姉妹店」「姉妹校」「姉妹品」と言う言葉も耳にします。店や学校などはなぜ女きょうだいなのでしょう。「兄弟都市」でもよさそうな気がしますが…。

 調べると、フランスやドイツ、イタリア、スペインなどの言語には、名詞に性別が存在するといいます。つまり、都市は女性名詞に当たるわけです。また、「姉妹」=「友好関係」というとらえ方で用いられて広がった言葉もあるみたいですが、意地の悪い私は、どちらが姉でどちらが妹なのと考えてしまいます。

 双子でも兄と弟あるいは姉と妹は、生まれたのが先か後かの違いだけですが、損得を感じる場面はあるのでしょうか。

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