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106_何が楽しみ?(25.10.21)

 遠足のお菓子は、決まった金額内で買い揃える楽しみがありました。行くのは決まって近所の駄菓子屋。ボンタン飴とサンキストレモン(タブレット)、都昆布は私の定番。チョコベビーも好きでした。

 町の駄菓子屋はとんと見かけないし、聞かなくなりました。駄菓子屋は、好きなものを選びながらお金の価値を学ぶ場でもあり、大人子供を問わず人と交流できる社交場だった気がします。しかし、いつの頃からかコンビニに取って代わられて姿を消してしまいました。ただ、ショッピングモール内に昭和の雰囲気漂う駄菓子屋をよく見かけ、人気を博しているようにも見えます。

 今月末に日光方面へ修学旅行に出かける6年生も、バスの中で食べるおやつを買うなど、そろそろ準備に取りかかる頃だと思います。最新のクマ情報では、寒くなったせいか10月に入っての奥日光での目撃が激減しています。そうであっても、決して油断はできません。

 さて、日光修学旅行を実施する小学校で、東照宮が行程に入っていない計画はおそらく皆無と思われます。陽明門の前で必ず集合写真を撮りますし、事前に調べた眠り猫を楽しみにする子もいます。その眠り猫が、想像以上に小さなことに落胆する子や三猿を見つけられない子も目にします。

 あるイラストに、「三猿が表すものを右から順に書きなさい」というコメントがあって、美容に意識の高い男子高校生が「洗顔・化粧水・乳液」と解答する画に笑いましたが、歴史のある重要文化財だってこまめな手入れは欠かせません。もしかすると、三猿のお肌の艶がなくなってはいることに気づくかもしれません。