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436 同窓会(24.6.18)
20年ぶりの新紙幣発行まであと2週間となりました。金融機関やATM、小売店のレジなど改修が進んでいるはずです。家には聖徳太子や伊藤博文が保管されていますが、今の福沢諭吉や野口英世も使われながら淘汰されていくのでしょう。でもどうやって調整しているのやら。千円札から順に、北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一3名の肖像画が使われますが、財布の中もしばらくは混乱しそうです。そういえば二千円札ってほとんど流通しないまま立ち消えになってしまったような気がします。表に沖縄の守礼門、裏に紫式部と源氏物語絵巻。調べれば画像も出てきますが、なじみが薄くてかわいそう。
さて、小学校時代の同窓会が、地元八千代で行われました。卒業して50年以上が経って初めてのイベントです。仲の良かった友達もいれば、話をしたことも名前も思い出せない人もいます。卒業の時、自分が何組だったかすら覚えていないくらいですから。同窓会を前に、卒業アルバムで予習(復習?)をしようかと思いましたが、実家を壊したときに処分されてしまいました。「もう見ることなどない」と思ったのですが、こんな形で必要になろうとは…。
そういうわけで、当時の正門前に集合です。ここは以前記した、ヒヨコが売られていた場所。なにやら高齢者の人だかりができています。「誰?」と訝しむような反応もあれば、「蜂須賀君?」と近づく者も。けれど、あなたはだぁれ?名前を聞いてもわからないので「ニャンニャンニャニャン」と、犬のおまわりさんよろしく、泣きたい気持ちになります。それでも、当時の面影そのままの人もいます。私も髪形を除けばわかりやすいようです。こうして凍っていた記憶の塊が徐々に解けていくようでもありましたが、次にまた会ったときにわかるかどうかは別の問題。
1クラス50人近くいた時代。6クラスまであったと思っていたのに4組までだったとか、自分で信じていた出来事が、実は間違っていたとかあって、記憶の書き換えや修正が行われた数時間でした。そんな中でわかったこと。それは、哀しいかなその頃の私って「人に興味(執着?)がなかったのだろう」ということ。
子供たちには、人とたくさん関わって今を思いきり楽しんでほしいと思います。こんな私だって、子供の聖地だったある公園で友達と遊んだ記憶は、今も鮮明です。
あっ、忙しくて放っておいたグループLINEの受信数が150を超えている!先日の楽しかった思い出を栄養にして1週間、ひと月、そして1年と…。みんな頑張っているようです。