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037 今日の天気は?(6/14)
最近、サッカー日本代表の試合が多いので楽しみです。中継を見ていると、後半途中で交代して出場した前田大然選手を見て、「誰?左卜全(ひだりぼくぜん)?」と懐かしい名前を唱える妻でした。わかる人は少ないだろうなぁ。今日はチュニジアとの試合ですが、また雨でしょうか。
さて、梅雨の季節に限らず、傘の携行に悩む日が度々あります。今日も折り畳み傘を忍ばせています。現在私たちが使用している傘は「洋傘」で、一般的に6~8本程度の骨があります。耐久性を高めた12本以上のデザイン傘もありますが、古代から暑さを凌ぐ日傘として使用されてきたのが傘です。イギリスで現在の開閉式の構造の傘が開発されたのは18世紀頃。その半ば頃まではあくまでも日除けの道具だったので、雨が降っても傘をささずに濡れていたといいます。そんな時代にジョナスという男性が嘲笑われながら30年間も雨具として使用して習慣を広げようとしたと、先日の天声人語にありました。ただ、今でも驚くほど傘をさす人は少なく、レインコート派が多数を占めるようです。
一方、「和傘」と呼ばれるものもあります。時代劇に出てくる番傘がお馴染みですが、ほかにも種類があるといいます。この特徴は、傘布の部分に和紙が使われ、油や柿渋を塗って防水加工が施されること。傘を支える骨は竹や木が使用され、その数が数十本もあることなど。
6月11日は「傘の日」でした。この日が入梅にあたることからのようですが、日本の傘消費量は年間1.2億本以上で世界一だそうです。また、一人当たりの傘保有本数でみても、日本は3.3本で世界第一位だとか。
その多数を占めると思われるビニール傘は、昭和20年代後半に日本で生まれたもの。その後、昭和39年の東京オリンピックで来日したアメリカ人のバイヤーが目をつけ、ニューヨークで販売したら飛ぶように売れたという歴史もあるようです。私は専ら普通のワンタッチ傘派ですが、激しい風雨の後は壊れたビニール傘があちこちに捨てられている光景が…。市川市では何ゴミ?どのように処分すればよい?少なくとも家まで持ち帰ってほしいものです。