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221 辣韭・らっきょう(23.5.25)

 千葉県有数のたまねぎの産地である白子町で4年ぶりに「白子たまねぎまつり」が開催された様子が報道されました。5月いっぱいやっているようなので、ドライブがてらに掘り取り体験をするなら今週末が最後になります。一方、スーパーなどでは生らっきょうを袋詰めして売っています。洗って皮を剥くなどして手間をかけて醤油漬けにして食べますが、旬であることを実感しています。調べてみると、らっきょうには冬から春にも旬があるそうです。越冬して、寒さに泣けないように頑張る若いもので、葉らっきょう(=エシャレット)と呼ばれます。タマネギの一種である「エシャロット」とは全く別の野菜といいますから紛らわしい!このらっきょうで自家製漬物を作るのもよいですが、「焼きらっきょう」もおすすめらしいのです。焦げ目がつくまでフライパンで乾煎りすれば、辛みが和らぐとともにホクホクした食感も楽しめるらしいので、次は試してみようかと思います。

 カレーライスの付け合わせでもおなじみのらっきょうですが、古くから薬としても利用されていたといいます。ビタミンCを含むので皮膚や血管の老化を防ぐ効果があります。また、成分のカリウムはむくみ効果や高血圧予防に期待できそうです。さらに、らっきょうは水溶性食物繊維が豊富で、野菜の中でもトップクラスというのです。特にフルクタンと呼ばれる成分は、食後血糖値上昇を緩やかにし、血中コルステロールの低下作用、便通改善の効果があるようです。血行をよくして疲労回復にも役立つといいますから、まさか私のためにあるような食材ではありませんか。

 1日4粒程度を食前に食べるのが効果的でおすすめだとか。たとえそのくらいでも口の中が十分らっきょう味で占領されてしまいます。あらっ嬉しい。