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039 水の事故ゼロを願う(6/17)
田んぼや用水路でザリガニ捕りをよくしたことを今になって不思議と思い出します。バケツにいっぱいのザリガニを入れて持ち帰ると、翌日には共喰いで腹を見せている奴が何匹もいました。宙に掲げて友達と大きさを競い合いもしました。平田小近辺では、ザリガニが棲む場所があるのでしょうか?実物を見たことのない子、触れない子、いろいろかもしれません。
14日のプール掃除のときに、やごを救出しました。網を入れるとウヨウヨと。昨年度はほとんどいなかったようですが、今年は大漁です。水槽に入れて飼って飛び立つ日を楽しみにする子供たちを見られることと思います。プールのヤゴは、そのままにしておけば排水口から流れて行ってしまいます。この排水口に吸い込まれて「溺水」する痛ましい事故もあります。プール掃除が終わった後は、水がない状態で排水口を点検し、記録を残すなど安全点検を確実に行って水泳指導に臨むのです。
ところで、毎年のように水の事故が発生しています。一昨年年の溺水による死亡は、0歳(6人)、1~4歳(8人)、5~9歳(11人)、10~14歳(24人)、15~19歳(44人)の計93人で、事故死447人の21%を占めました。0歳と1歳の7割近くは浴槽で溺れており、年齢が上がると川や海、湖での溺死が多くなる傾向です。幼児や小中学生のみならず、私たち大人も気を引き締めて自分と子供の命を守れるようでありたいと考えます。
そして今日はプール開き。校長先生の話・お清めの儀式・代表者による泳ぎ初といったことが定番でした。事故なく安全に活動できるようにという願いを込めて、儀式としてプールの四隅にお神酒(みき)をまいたり、塩をまいたりするのです。 本来、プール近くの氏神様の神社の神主さんが水神様に対して行うことなので軽々しくできることではないのでしょうが…。さて3年ぶりの今日は?