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550 痛いのは嫌いっ!(25.1.20)

 寒さが緩んだ大寒の今日は、「二十日正月」と呼ばれる正月納めであり、昔の仕事始めとされる日。地域によって、骨正月・頭正月・団子正月などとも言われるようです。

 寒い日が続くと、毛のコートよりダウンジャケットを選ぶ日が多くなります。ただ、モコモコのダウンは着ぶくれします。同じようなダウンを着込んだ2人が並べば、約3人分のスペースを専有するのでシートは窮屈な空間になってしまいますし、混雑した電車も同じ。乗客の間を縫って奥へ進もうとしても、触れ合う面積が大きくてなかなか前へ進めません。

 そんな寒さの中、安全指導をしていると、毎朝自転車で走り過ぎる女性は薄手のセーター1枚。首元にはマフラーを巻くでもなく、颯爽としたいでたちで漕ぎ去っていきます。寒さにめっぽう強いのだろうと思うとともに、こういう人は痛みにも強いのかもと、いらぬ想像をしてしまいます。そんな私は、手足が冷えないように足踏みと揉み手を繰り返して見送るのです。

 さて、「80歳までに3人に1人が発症する」といわれる病気はなぁ~んだ?ある研究データがはじき出した、帯状疱疹の発症率です。こうした背景から、厚労省は来年度から65歳になった高齢者などを対象に、ワクチンの定期接種を始める方針を決めたのが昨年12月のこと。これを聞いて、「あと2年がんばろ!あなたはあと1年だけどね」というつぶやきが聞こえます。

 帯状疱疹は、体内に潜伏している水疱瘡と同じウイルスが、加齢や疲労等によって免疫力が低下した体内で活性化して、痛みを伴う小さな水ぶくれが帯状にあらわれる皮膚の病気。私の場合、しばらく発症していない口唇ヘルペスに時々悩まされますが、これと同じ類だとか。痛みは、「ピリピリ」「ジンジン」「ズキズキ」「焼けつくような感じ」と表現され、個人差はあってもすごく痛いというので、公費補助によるワクチンに期待!そんなことを考えるようになってしまうことに…。