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026 「大」運動会(5/28)

 ビールなど1割程度の値上げのニュースに困惑。夏場は命の水ですから…。

 さて、運動会の練習予定表が拡大されて職員室に貼ってあります。掲示物には、今日が「大運動会」となっています。時には「春季大運動会」という文言がみられる場合も。違和感をおぼえるのは、春に体育的な運動を中心にした小運動会を行い、秋には団体競技や演技を行う大運動会が行われていた名残であることを知るから。そんな些末なことを感じた朝ですが、いよいよ本番!天気もよく、高揚する気持ちを隠せません。

 ほとんど高学年の経験しかない私にとって、運動会の花形はやっぱり「組体操」でした。有志の児童に一部ダンスを任せたり、技の構成や曲の編集などをしたり、夜遅くまで仲間と一緒に悩みながらも楽しんでいました。そして、すべてが終わった後は職員室での一次会。各学年の出し物を、命の水(酒)の力も借りて大の大人が恥ずかしげもなく踊りまくります。思い切り笑ったあとに二次会へ繰り出すといった段取りでした。時には前の晩から前夜祭をやって、学校泊なんていうケースも…。現在では考えられないことです。馬鹿になってたっぷり楽しんで、ゆっくり休んでリセットし、また次の週から頑張るというそんな時代だったのです。

 それぞれの労をねぎらい、いっぱいしゃべってみんなで楽しむ場をもつことは、残念ながらまだできそうもありません。大事な学校行事が淡々を行われることが当たり前となり、達成感や感動をみんなで共有し合う経験がないまま若い教職員が育っていくことは心配の一つ。なんか味気ない気がします。せめてみんなで創り上げた充実感いっぱいの「大」運動会となりますように!