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014 坊主頭(5/12)

 時機を逸した話題ですが、コーヒーを挽くことで冬の終わりを感じられます。毎朝、豆をミルで挽きながら香りを楽しみますが、粉になったコーヒーをドリップ用ペーパーに移す際に、静電気が冬場はひどくて一苦労というかストレスです。それから解放されるのが冬から春の境の時期なのです。

 さて、坊主頭を見慣れない子供たちには、どうも私の頭は興味深いようです。よく尋ねられるのは「どうして坊主なんですか?」という質問。時には「どうして禿げているのですか?」「子供のころからずっとその頭なんですか?」と。これには、「自主的ツルです」と言います!

 この頭にしたのは何十年前でしょう。以前は床屋に通っていましたが、毎月行かなければならないしすぐに伸びてしまいます。寝癖がつけば朝のセットの時間がもったいないし面倒。いっそのこと「自分で坊主にしちゃえ」とバリカンを買ったのです。バリカンを使いだすと、もっと短くしたい思いは際限がなくなります。髭剃りでスキンにしていましたが、行きついた末はカミソリ。頭の後ろも手探りで剃り残しなし!夏場は3日に一度。冬場は髪の伸びが鈍くなるので4日に一度のペースです。寝癖無縁ですぐ乾く。爪にゴミが入れば頭を洗った後はあらキレイ。理容代も浮くけど、逆に流れる汗は滝のよう。そんな頭でも、子供たちは慣れてくると、怖いもの見たさではありませんが挨拶代わりに触りたがる子も出てくるのです。

 無いものねだりですが、爽やかに髪をかき上げる仕草なんてものをしてみたいものです。そうそう、下敷きを擦って頭の上にかざすと静電気で髪が逆立ちますがそれは無縁で、むしろ砂場で集めた少量の砂鉄といった方が適切?