ブログ

477 Don’t miss the signs(24.9.20)

 会議室にある住宅地図を貼り合わせた学区地図を刷新しました。まだ外環自動車道が書かれていなかったので、把握しづらい部分がありました。着任して2年半も手もつけずにいたので、模様替えのつもりで…。地図をつなぎ合わせて学区を赤ペンで囲んでいくと、地図の足らない部分があることに気づいたり、「ここまで平田小学区なんだぁ」と改めて知ったり。なかなか学区を端から端まで見て回ることは叶いませんが、地図上で歩いて確認できたような気分になりました。

 さて、もう6~7年も前に新聞に掲載された小学1年生の詩を読んで、改めて考えされられました。

  きょうは あさ はやくから 

  べんきょうをした。 / みんな やった。 

  これは きっと ほめられると / おもった。 

  どんなに ほめられるのかなと / おもった。 

  ほめられたら いいのになあと / おもった。

  にこにこして、おかあさんに / 見せたら 

  おかあさんは、ほめてくれなかった。

  「土よう日の ぶんも しなさい。」 

  と はんたいに おこった。 

  わたしは なきました。

 様々な状況があるので一概には言えませんが、大人の都合や大人の尺度で褒めたり叱ったりしてしまうことがあるような気がします。致し方ないにしても、忙しさを理由に場面を見逃したり、送られるサインを見落としていたりすることもきっとあるはずです。褒めてほしいのは、1年生でも6年生でも同じ。この歳になった私だって、褒められたら嬉しい気持ちになりますし、誰に褒められるか、どんな言葉で褒められるかで嬉しさも違うものです。褒められるために頑張る子にしてはいけない、調子に乗せたらダメ、なんていう人もいるかもしれませんが、500人の子供たちを預かる中で、寄り添いながらサインを見落とさず勇気に変換できる言葉をかけてあげられる大人でありたいと思うのです。

 明日から今月2度目の三連休。子供も大人も嬉しいことがたくさんありますように!