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558 ウルトラ、ドン!(25.1.30)
あるカレンダーの隅に書かれた文字に目が釘づけ!今年は「昭和100年」だったのです。
昭和から平成のヒットチャート上位20位を見たときに、イントロの平均は17.5秒だったそうです。イントロがなかったのは、サザンの『TSUNAMI』だけで、逆に一番長いのが小田和正『ラブストーリーは突然に』の39秒。このイントロを聞いただけで、ドラマ『東京ラブストーリー』の場面が蘇るのは、やっぱり私の古さかもしれません。
ところが、10年前にはイントロ平均が6秒程度になっています。これには、音楽アプリやサブスクの急速な普及が大きな影響を与えているようです。ストリーミングの再生回数はヒットチャートを左右するのは言うまでもありません。実際、最初の5秒で4分の1、30秒未満で3分の1以上の人が次の曲にスキップしてしまうというデータがあります。つまり、再生後に聴く者の心を掴まないと聴いてもらえない=収益にならないという構図ができてしまいます。よって、サビからいきなり始まる曲も多くあるわけです。例えば、YOASOBIの楽曲のイントロ平均が5秒未満であることをみると理解できるかもしれません。
給食の放送で、イントロクイズが出されることがあります。思い出すのは、昭和の時代の人気番組の一つだった『クイズ・ドレミファドン!』です。まさにイントロクイズの元祖でした。わかりそうでわからないもどかしさの記憶が蘇ります。
ですから、現在ヒットする歌でイントロクイズをするのはなかなか難しい。ただし、「超ウルトライントロ」なら可能?今回のタイトルも含めて、わかる人にしか伝わらない昭和の娯楽番組。
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