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370 伝える(24.2.28)

 先週、道路に面した庭のミモザが咲き始めました。まだ五分咲き程度ですが、丹精込めた植物が花咲かせるのはとてもうれしいことです。また、「いつも楽しみにしているんですよ」と通りがかった老夫婦が声をかけてくれるのもありがたいことです。

 日曜日、平田町会の餅つきをほぼ見届けて帰宅するや否や「ねぇねぇ聞いてよ~」と妻が話しかけてきます。少し前にピンポーンとインターホンが鳴ったそうです。誰かと確認すると近隣の顔見知りの女性。「ミモザを貰いに来ました」と言われたといいます。リースを作るのでたくさんほしいらしいのです。咲き始めたのを狙ってきたようですが、我が家ですらまだ一枝切っただけのこの時期に、「貰いに来ました」って言い方はいい大人として常識を疑います。買えば一枝400円以上しますが、金額ではなく伝え方がちょっと。貰う気満々でも、「いただくことはできませんか」と言われればまだ許せるというもの。残念なことに急襲を受けた妻は4本も切ってあげたといいますが、大切な子を奪われたようで納得いきません。やっぱり心が狭いのでしょう。

 以前、なかよし広場にあるコンビネーション遊具の空中ブランコが、子供の頭に当たりそうで怖いという声をいただきました。そばまで行ってみたり傷みのチェックをしたりすることはありましたが、なかなかバーの高さにまでは目がいきません。実際に測ってみたところ、一番低い部分の地面からの高さが122cm。以降の高さに差は5~24cmとバラバラであることにも気づきました。

 同様の空中ブランコに頭をぶつけたという話をこれまでに聞いた覚えがありませんので、近隣校に尋ねてみると、一番低いところが152cmで次が10cm高いといいます。だから調整をお願いし、月曜日に修繕が完了しました。滑り台も腐食している箇所が複数あるので修繕予定です。渡り板のささくれ立った部分もきれいにするなど、子供たちの安全には気を配っているつもりですが、完璧なはずはありません。気づかないままになっていることもあるかもしれませんから、気づいたことを気づいたときにお伝えください。