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544 語るのは…(25.1.9)

 日本三大名城といったら名古屋城・姫路城・熊本城。現存する最古の天守をもつ城は、愛知県の犬山城といいますが、残念ながらその美しさを感じる視点を持ち合わせていません。だから、正月番組に「日本最強の城SP」の文字を見つけて、意気揚々と録画しようとすると、「リアルタイムで見るならいいけど、録画してまで見ることはあなたに限って絶対ない」と言われて素直に断念。私のことを私以上に知る人の言葉は、時に真であることが多いのです。

 城好き芸能人は多いようで、「笑点」大喜利の司会を務める春風亭昇太さんは誰もが認める城マニアです。安住紳一郎アナウンサーもその一人といいます。雲海に浮かぶ幻想的な「天空の城」竹田城(兵庫県)などを目にしたら、もしかすると城好き仲間になれるかも?でも、亥鼻城や大多喜城のほかシンデレラ城くらいしか行ったことがない者が城を語るのはおこがましい気がします。

 さて、昨日から待望の給食が始まりました。初日はカレー、今日は鶏の唐揚げと豚汁といったメニュー。ただニュースを見ると、取材先の八百屋でキャベツ1玉が千円で売られていてビックリです。今年の前半は、食品分野の値上げラッシュがある見通しで、物価高は止まりそうもありません。当然、給食も直撃です。以前も触れましたが、1食当たりの基準単価と必要栄養価が決まっている中で美味しいものを提供しなければなりません。学校栄養職員の腕の見せ所という見方もあるでしょうが、現実はそんな生易しいものではなく、献立作成と食材のやりくりに頭を悩ませる姿を見ます。飲食店も家庭も悲鳴を上げる現状ですから…。

 そうした中、12月の学校評価に「給食が以前に比べて質素」「無償化の弊害」「揚げパンは体に悪い」「デザートは不要。糖尿病になる」という指摘がありましたが…。