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004 敷居は低く(4/22)

 1年生も給食が始まって1週間。配膳や片付けに手間取りますが、全員前を向いての黙食をどんな風に感じているのでしょう。食材等の値上げによる学校給食への影響も少なくないようです。学校栄養職員も大変です。

 さて、校長の大事な仕事の一つに「検食」があります。いわゆる「毒見」ですが、教室に配膳される30分前には校長室に届きます。味や異物混入などを確認して大丈夫と判断すると作業が進んでいきます。4時間目の終わりから逆算して11時半過ぎに食べ始めるというのが日課。不思議とそうしたリズムに体が慣れ切っているのを感じるのは、給食が提供されない期間や土日休み。昼前から空腹感が脳内を占領してしまうのです。毎日の給食画像もHPに掲載していますのでご覧ください。

 ところで、校長室に児童や保護者が足を踏み入れる機会は限られています。実際私も、小学生の頃の校長室なんて記憶の片隅にもなく、教員になってからも敷居が高く緊張を強いられる場所でした。でも、私はウェルカム。副校長のオラン先生がコート掛けから見下ろし、ソファにゴリン守衛が座します。私物の絵本もあれば、『ふしぎ駄菓子屋・銭天堂』も数巻待機しています。私の動静がわかる掲示板も作成しましたので、在室の時は声をかけてください。ちなみに、毎日のように本を借りに来てくれる常連さんができました!