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PTA役員のバタバタ日誌

刑務所の視察?!


本日は対外的な活動の多い会長の視察レポートです。

令和5年開設に開設された市原青年矯正センタ―という刑務所を視察してきました。刑務所です
から刑に服すのが目的ですが、厳重な扉やカメラは入所者の目の届かないところにあり、収容と
いうより寮生活といった感じでした。数十人の収容者全員に個室が与えられ、施錠はなし。作業
や生活は点呼によるものではなく収容者自身が居室の卓上時計や掛時計などで各々調整自己管理
するいうことでした。

責任者の方がこんな風に言っておられました。
ここは全国で唯一の発達障害知的障害などに特化した刑務所で、生活の基盤を作ることが主でそ
れで再犯を防止するわけですが、被害者がいることに変わりなくとても複雑な気持ちです。受刑
者の多くは犯罪の首謀者ではなく他人を信用しての受け子など。療育は何歳から始めても遅くは
ない。刑務所で初めて支援に繋がり、希望を持って出所していく。そんな受刑者もいます。

犯罪の事実は現実です、でも全国で唯一のきめ細やかな、想像以上に素晴らしい療育の場がそこ
にありました。

以上になります。
なかなか知ることの出来ない貴重な情報ですね。