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2026年1月の記事一覧

159_花まんま(26.1.20)

 毎朝、ローテしながら3か所の門近くに立っていると、肌むき出しの頭が寒い!悩んだ末、これまで学校で被らなかったニット帽の登場!でも子供たちは、校長と認識できず「変なおじさん」に映っているようで、その視線が実に痛い!翌日からは着用していませんが、寒さに負けそう。そんな今日は大寒です。

 厳しい寒さの中、庭には今ビオラだけが健気に色とりどりの花を咲かせています。ビワの花も、誰にも気づかれずひっそりと咲いているのを知っているでしょうか。オレンジ色の実をたわわにつけたときはあんなに人の目を惹くのに、白やクリーム色の小花は気づかれにくいようです。寒さから身を守るために褐色の綿毛が生えた茎や蕾に目をやってください。

さて、詩人・金子みすゞの作品に『花のたましい』があります。花を通して、人の生き方を教えてくれているように読めます。

 ちったお花のたましいは / みほとけさまの花ぞのに / ひとつのこらずうまれるの / だって、お花はやさしくて / おてんとさまがよぶときに / ぱっとひらいて、ほほえんで / ちょうちょにあまいみつをやり / 人にゃにおいをみなくれて / 風がおいでとよぶときに / やはりすなおについてゆき / なきがらさえも、ままごとの / ごはんになってくれるから

 この詩の最後にあるままごと遊びは、摘んだ花びらを器に入れてご飯に見立てるもので、「花まんま」と呼ばれます。これを表題とし、映画化された朱川湊人氏の『花まんま』を少し前に観ました。歳をとって涙腺が弱くなっているのもありますが、亡くなった両親への思いや兄妹の絆などが温かく切なく、もうぼろ泣き。ただ最近は、寒すぎても涙が出ることが多くなった気がします。

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