文字
背景
行間
Bee's Cafe
149_おまけ…じゃない(25.12.24)
自宅2階の洗面所で軽く数回咳をしたら、1階リビングの扉が開いて「何?」って聞くあなた。昼食を終えて2階に上がった隙にチョコを食べようと菓子入れの蓋を開けた瞬間、階段を駆け下りてくるあなたは、本当に地獄耳!それとも私が聞こえないだけ?
さて、様々な料理に欠かせない名脇役と言ったら、今が旬の長ねぎを挙げたい!納豆にねぎがあるとなしとでは味が全然違います。焼鳥のねぎま、焼肉のねぎ塩だれ、冷ややっこや湯豆腐、豚汁、鍋物、蕎麦など麺類の薬味など挙げたらきりがありません。当然のことながら、主役や準主役の活躍を見せる料理もあるわけです。
長ねぎの主な産地は、千葉県・茨城県・埼玉県が上位を占めます。そんな長ねぎは、白い部分も緑の部分も全部葉っぱ。野菜ソムリエが注目するのが、ねぎの緑の部分の本数です。枝分かれして3~4本になりますが、本数が多いほうが中の層がギュッと詰まっておいしいそうです。また、緑と白の境目がクッキリしている方が新鮮だといいます。何だか黒と緑の縞模様がはっきりしている方が甘くておいしいという、スイカの見分け方に似ているような…。
メインではないけど、決しておまけじゃない!相手の力を引き出せるような、そんな存在でありたいと願う年の瀬。クリスマスイブの今日、さすがに長ネギの登場機会はないかぁ。
よい年をお迎えください。
148_人気(25.12.23)
最近、無印良品のチョコを食べて、昭和のお菓子「ドンパッチ」を思い出しました。弾けるお菓子とでも言えばよいでしょうか。口に含むとパチパチと音を立てながら弾ける体験に驚き、その刺激で一躍人気に…。先のチョコは、「カカオトリュフ・フィジーキャンデー」というもの。口に入れたときは滑らかなくちどけですが、しばらくすると弾ける食感が楽しめます。さすがに「ドンパッチ」の強烈な印象には及びませんが…。
新聞に、「『ライラック』ビルボード1位」という表題。今年の年間総合ソング1位は、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」で2位も「ダーリン」で、10位以内に5曲もミセスの曲というのはすごい。「レコード大賞」という言葉自体に古さを感じずにはいられませんが、ミセスの3連覇が実現するのかに注目が集まりそうです。むしろ優秀作品賞10曲の中に印象に残る曲がなく、浜崎あゆみ・EXILEに次ぐ3連覇は確実といった印象を受けてしまいます。
ところで、冒頭の「ビルボードジャパン」に違和感を覚えた昭和男子。これまではずっと「オリコン」のチャート発表が主流でした。情報TV番組「ギンザNOW!」にも出演する、初代社長の小池聡行氏をよく覚えてます。レコード・CD売上に特化するオリコンに対して、現在はダウンロードやストリーミング、動画再生など、CDに加えて複数の指標から人気度を測るようです。
今日の終業式は、「極楽と地獄」のお話をします。
147_アイスモナカ(25.12.22)
このインフレ経済は、いつまで続く?食料品の大幅な値上げは、年末年始の生活にも大きな打撃を与えます。7年前のコロナ前と比べ、マヨネーズ(450g)は48%UP、チョコモナカジャンボは130円が180円(税別)ですから38%UPと新聞に写真入りで報じられています。だからこそ、一万円札に物申す!“束になってかかって来いよ!!”
それでも、スーパーのアイスコーナーに引き寄せられてしまうのです。ラクトアイスではなく、アイスクリームを選ぼうと思いますが、先の「チョコモナカジャンボ」が私に呼びかけます。「パリッとしたチョコとまろやかなアイスミルクをモナカで包んだバランスのよさを楽しまない?」と。誘惑に負け、買ってしまった3個×6列の本体。いきなりかぶりつくのはもったいない。きちんと割ろうとしますが、どこで割るか、半分を妻に分けるか葛藤が始まります。一人で全部食べたくても、血糖値という3文字が“待った!”をかけるわけです。
ロッテ「モナ王」やシャトレーゼ「たい焼きアイス」など、カップアイス以上に好きですが、コーンに入れたソフトクリームやジェラートもまた魅力的。特にソフトクリームをカップかコーンで選べる場合、絶対にコーン派。そのコーンの尻尾というか底までアイスが入っていた時の、最後の一口のうれしさは格別と思ってしまう私は、いつまでも子供を脱し切れていないようです。
今年のカウントダウンが始まりました。
146_お次は…?(25.12.19)
初めて腕時計を巻いたのは高校入学前だったでしょうか?父からのプレゼントでした。腕時計なんて、当時は高級品ですから、中古だった気もします。でも、とても嬉しく、誇らしかったことを思い出します。
その時計には小窓があって、カレンダーになっていました。防水機能もあって自動巻きです。腕を振る仕草で、内部のゼンマイが巻き上がる仕組み。逆に、しばらく使わないでいると止まってしまうのです。だから、時々本体を掌にぶつけるようにしてゼンマイを巻くこともありました。
今とは違って電波時計であるはずもなく、日に何秒も誤差が生じました。1週間で数分狂うわけですから、正確さを求めすぎるものではありません。ある程度時刻が違うことを想定して行動すればよいだけのこと。でも、待ち合わせに遅れた場合の言い訳にすることもできた時代といえます。携帯電話なんてありませんから、公衆電話以外連絡の術がないのも方便になった、そんな緩い時代です。「タイパ」なんて、ないない!
今は、健康管理の視点からスマートウォッチを装着しています。入浴以外は常時身に着けて、睡眠や歩数などを時々確認します。これによって腕時計が必要なくなり、今は自室の棚に4つ並んで飾られています。どれも高価なカシオ製。その一つがG-Shockですが、先日の新聞に「指に巻くG-Shock」という記事がありました。まさに指時計といえそうですが、スマートリングとは違った厳つさがあるので、邪魔ではないのかなぁとか売れるのだろうかと、いらぬ心配をしてしまいます。
145_アイサイト(25.12.18)
相変わらず米の値段が高い!経済専門家は、米が余る時が来ると言っていますが、いつになったら適正価格になるのやら。そもそも適正価格っていくらと考えればよいでしょう。消費者にとっては旨くて安いに越したことはありませんが、生産者の活動に見合った価格も考えねばなりません。というわけで5kg3500円以内に勝手に設定しておきます。
先日、道の駅で見た米はどれも5kg4500円前後でしたが、「にじのきらめき」という初めて見る品種がありました。大粒でコシヒカリに負けないおいしさといいます。でも、ひらがなの字面がどうしても「にしきのあきら」にしか見えないのです。
さて、縁あって7~8年スバル車に乗っています。「アイサイト」と言えば、スバルの代名詞といえる安全装備。その事故率の低さは、様々な調査・実験で裏付けられており、追突事故防止に大きく貢献していることは紛れもない事実です。そのおかげで、安心して毎日運転できるわけです。
でも、そのアイサイトによく怒られます。運転手をモニタリングしているので、大きなあくびをして瞼を閉じがちになると、居眠り運転と認識されて音と光で注意喚起されます。また、沿道に気になるものがあってちょっとだけ見ていると、低速であってもわき見運転を注意されるのです。すかさず「はいはい、すいませんね~」と不貞腐れて独り言を返します。ただ、運転者の体調急変などにも対応するシステムがあるのは、年齢を重ねるにしたがって強い味方となりそうです。アイサイトも妻も…。
144_予防接種(25.12.17)
校庭の夜間照明を点けてサッカー部の指導をしていた頃が懐かしく思い出されます。白い息を吐きながら、ベンチコートをまとって一緒にボールを追いかけていたっけ。ここ柏井小でも練習する選手を見かけます。帰り際に校庭を横切っていると、「さようなら」と元気に挨拶する声がうれしくて、応援する気持ちとほんわかした心の温かさを感じながら車に乗り込みます。
さて、インフルエンザが蔓延する中、10日ほど前にやっとインフルエンザの予防接種を打ちました。針の跡が紅く腫れ、痒がる妻の姿を見て、昔の予防接種の記憶が蘇ってきました。
私の小中学生時代ですから半世紀以上前のこと。現在は副反応への懸念から、保護者同意による任意接種となったインフルエンザや風疹などの予防接種は、感染症対策として学校で「集団接種」として行われていました。みんなが腕まくりをして列を成す中、先に打ち終わった友達に小声で「どうだった?痛かった?」などと聞くのです。「ぜ~んぜん」と強がる奴、顔をしかめている奴など反応は様々でした。
ツベルクリン反応検査、いわゆる私たちが「豆注射」と呼んでいた接種もありました。2日後くらいに注射部位の赤みの大きさを測ってBCGを接種するかしないかを決めるような段取りだったように思います。いずれも注射をしたその日の入浴は控えるように言われましたが、今は基本的に問題ないとされます。ワクチン製造技術や浴場の衛生状態などが要因だったのかもしれません。
時代も医療も新しく変わっていく中、私自身は加速度的に旧型が進行していくようです。
143_ツーツーツー・トントントン(25.12.16)
こっちのけんとの『はいよろこんで』のサビ直前の歌詞に、モールス信号が出てきます。この歌詞が生まれた背景を知る人も多いのではないでしょうか。
さて、ヘランケラーの「見えない・聞こえない・話せない」の三重苦は有名ですが、「神様が、見る・聞く・話すのいずれか一つの復活を与えてくれるとしたらどれを望むか」という質問に自分ならどう答えるでしょう。おそらく「見る」が多数を占めるような気がしてなりません。でも、ヘレンケラーは「聞く能力」を欲したといいます。これは、言葉によるコミュニケーションの原点が「聞く」にあるからなのかもしれません。11月下旬に閉幕したデフリンピックでも活躍した手話は、「聞くための手の言葉」といえます。
障害に限らず、人の悩みは尽きません。そんな時、一人で抱え込まずに誰かに相談するだけで心が少し軽くなることがあります。大人であれ子供であれ、「助けを求める権利」が誰にもあることを心に留めておきたいものです。
明後日が最終回のドラマ『小さい頃は、神様がいて』の前話で、消防士の息子が母親にこう言います。「SOSは早ければ早いほどいいんだよ。そして、強く伝えること!何度でも決して諦めない!それが大事なんだよ」と。決して子供に限ったことではないのです。だから、受信する側もアンテナも高くしたいものです。そのためにも「SOSの出し方教育」「ゲートキーパ」で検索できる動画をぜひご視聴ください。
さてこの季節、新聞のページをなかなかめくれません。スーパーのビニール袋の口が開きません。指先が乾燥しているせいでしょう。一人困って、ついペロッと唾をつけたくなりますが、感染症が流行中の今、それは危険極まりない!かといって、こんなことでSOSは出せないし…。だから決して諦めない!
142_知っているようで…(25.12.15)
ちょうどひと月前、五中ブロックCC主催の「ウォークラリー」に参加して、市川市動植物園広場まで歩きました。途中、柏井町4丁目にある御井神社で子供たちと一緒に課題に挑戦しました。社額に「水神社」と書かれた鳥居の貫(下側の横棒)までの高さを問う問題です。180cmくらいだったでしょうか。御井といわれるのは水を奉り、掘割工事などの成功を祈ったという謂れでもあるのでしょうか。
一方、柏井町3丁目には子安神社がありますが、こちらの社額には「土神社」とあります。ともに同年代の創建といわれていますが、詳しいことは調べてみてもどこにも出てきません。学校そばのセブンイレブン角にも祠みたいなものがありそうですし、地域を探索するだけで、今まで気づかなかった伝統や歴史ある建造物や灯篭、地蔵など、歴史を感じるものにたくさん出合えそうです。それを学区のマップに落とし込むなどできたら、学びが広がって面白そう。
ところで、日本は世界最大のウナギ消費国。国際会議で二ホンウナギを含むウナギ全種が、国際取引の規制対象になるかもしれないとあった先月末のニュース。7割を輸入に頼る現在、ウナギの価格上昇の恐れがあります。それでなくても年1~2回程度しか食べられない高級食材ですから、さらに手が出なくなること必至。価格維持で量が少なくなったうな重になった折は心が枯れます。でもなんとか、ウナギの国際取引規制強化案が否決されたようで、少しだけ胸をなでおろし、喉を鳴らしました。
知っているようで知らない地域同様、食べて知るウナギの生態もわからないことがたくさんです。
141_それって、詐欺かも?(25.12.12)
今日の日付を見て、水前寺清子の『365歩のマーチ』が脳内を流れます。「♪ワンツー、ワンツー、休まないであ~る~け~」と、2学期終業式までのラストスパートを急かされているようです。
さて、今にも雨が降り出しそうな空を見た朝は、気分が重くなります。天気予報でも所によって降雨を伝えていますし、スマホも雨雲が近づいていることを知らせます。必然的に、出かける際は折り畳み傘持参ですが、そんな天気の日は洗濯物をベランダに干すかどうかの選択に迫られます。目を離していたり買い物に行っていたりする間に降られては困ると、屋内干しにしておいたにもかかわらず一向に降り出さない、という日もあるわけです。我が家ではこうした状況を「降る降る詐欺」と呼んでいます。
もう一つ思いついたのが、「やるやる詐欺」。例えば、宿題や仕事。「夜は眠くなるので、朝早起きしてやるぞ!」と決めたとします。でも、「もうちょっと○○したあとで」「やる気が湧いてきたら」「明日から頑張ろう」という心の声は怪しい。ちょっと待って!もしかすると「やるやる詐欺」かもしれません。そういう私は、何度詐欺にひっかかったか数え切れません。「年が明けたらやろう」なんていうのも、これからの時期頻発する詐欺かも?!
11月に投開票された神栖市長選(茨城県)で、2人の候補者の得票が同数だったためくじ引きで当選者が決まるという珍事?が報道されました。有権者数が増え支持率の差が大きいほど、同数になる確率は低くなるといいますが、神栖市長選程度の場合、500分の1の確率くらいのようです。再点検でも変わらなかった以上、詐欺も不正もないわけですが、「くじで落選」というのもどうなのでしょう。
140_時代(25.12.11)
71歳になるユーミンが、自分の声とAIを融合して、第三の声“Yumi AraI”によるアルバムを発表しました。年齢とともに声が出にくくなっていることも考えられますが、夫・松任谷正隆さんとのタッグによる新境地への挑戦とアイディアはには頭が下がる思いですし、現代だからこそ為せる業といえます。
また、「現代だから」という視点に立つと、俳優の松山ケンイチさんが開催する「誰も傷つけない悪口選手権」なるものも、「心温まる悪口」って発想がユニークで好きです。誹謗中傷が飛び交うSNS時代だからこそといった意図が強く感じられます。
昭和の子供が喧嘩すると、「♪でぶでぶ百貫で~ぶ お前の母ちゃんでベソ~」は常套句。ただ悔しさ紛れに口にしたのですが、この悪口選手権の投稿にも「や~い、お前の母ちゃんセレブ」なんていう粋な言葉遊びを見つけました。ほかにも「イラストみたいな顔しやがって」「お前見てると、なんかキラキラするんだよ」「ふん、周りの人を元気にしやがって」「あんた、人に嫌われる才能ないよ」など、秀逸なコメントがたくさん見られて、ニヤリとしてしまいます。
さて、12月2日からこれまでの健康保険証が使えなくなりました。混乱を見ると、「今じゃなければならなかったの?」と思うとともに、「急いては事を仕損ずる」といった感は否めない気もします。先の悪口選手権では、これに対してどんな投稿が寄せられるか興味があるところです。
「♪そんな時代もあ~ったねと……今日の風に吹かれましょう~」と中島みゆきさんの歌を口ずさみながら、明日の通院で提示するマイナカードを確認中!