学校教育目標:夢の実現に向けて行動する子供の育成
学校教育目標:夢の実現に向けて行動する子供の育成
空飛ぶ車を開発している企業が、海外の2国間を35分ほど試作機で試験飛行したといいます。BMWのエンジンと後部に固定プロペラを搭載します。3分足らずで飛行機から道路を走る車に変身できるといい、もうSFの世界のことではなくなっているようです。
さて、ある日曜日。午前中は施設へ。帰ってからたまたま点けたテレビで大リーグの野球中継を観ました。大谷翔平選手が在籍するエンジェルスの試合です。3塁にランナーがいる状況で打席が回ってきたので、身を乗り出すようにワクワクしていると、おもむろにレガースや手袋を外し始めるではありませんか。何?なに?なんで。おーい大谷君、一塁へ行っちゃうの~?「申告敬遠」なんて初めて見ましたし知りました。ガッカリです。この試合で2度もあったとか。
ピッチャーが4球でも投げれば、何が起こるかわかりません。ボール球をホームランにしたり投手が暴投したり…。あらゆる可能性を最初から排除ですかぁ。試合時間の短縮が目的とするなら、大差がついたゲーム終盤に「うちの攻撃は省略するので、どうぞ相手の攻撃を連続でもう一度」なんて…?
不満ぶつぶつ、未練たらたらで夕飯の買い物へGo。そのあと餃子作り。皮に具をのせたあと、ひだを作って閉じるのが苦手です。「自己流でもいいじゃない」と言うと、「焼く時に揃わないし、焼き目がバラバラになるから嫌なの!」というお返事。隣が2個3個と包んでいる間に、私は指先が攣る感覚で1個を完成。一人で調理しなければならない日が来ることがありませんように!でも、おいしければその苦労も報われるわけで…。調理実習で慣れない包丁を使って野菜を切る子供の心境に似た私です。
そして夕食後は、去年観たかった映画『糸』の視聴。WOWOWでやったのを録画してくれていたのです。字幕必須の画面では知った女の子が好演しています。心の中で「元気そうですね」とつぶやきました。一日雨降りでしたが、最後は気持ちよく床についた日曜日でした。貴重なお時間を、他愛ない話にお付き合いさせてしまい、すいませんでした。
いきなり問題!下のお話の題名は何でしょう?
“父の名はジャンボ、母はマンボ。その息子が、ジャングルで4匹の虎に出会います。食べられそうになったので、両親にもらったばかりのカラフルな上着・ズボン・靴・傘を虎に与えて食べられずに済みます。この虎たちは、もらった服や靴で着飾って「自分が一番立派だ」と争います。互いに譲らず、いがみ合って木の周りをぐるぐると追いかけ回ると…ドロドロに溶けてバターになってしまいます。服などを取り戻し、その虎のバターで作ったパンケーキを家族で食べました。”
そう、『ちびくろ・さんぼ』という物語。1950年代に日本で刊行された絵本で、私もむか~し読みました。教科書にも載っていたような?大好きなお話でしたが、「サンボ」が黒人の蔑称で、人種差別であるという抗議から絶版に追い込まれました。
では、写真の人形の名前は何でしょう?
昭和35年にタカラが、南洋の現地人が木登りする姿をソフトビニールの人形にして売り出したところ、若い女性までが腕に絡めて歩くようになり、『ダッコちゃん』の愛称で爆発的なヒットをみた商品です。これもその後、黒人蔑視の批判を受けて製造停止となりました。タカラの社標にまでなっていたダッコちゃんでしたが…。
これとは別に、一世を風靡した商品が『写ルンです』。これも含めて、オートフォーカス機能付きコンパクトカメラを「バカチョンカメラ」と言っていた時代があります。でも、この「チョン」は、朝鮮人の蔑称として使われていたため、「馬鹿でも朝鮮人でも撮れる」と解釈されて「バカチョン」は現在放送禁止用語になっています。
それまでは問題視されることなく親しまれていたものや言葉が、「差別」というレッテルを貼られた途端、いつの間にか消えていきます。ただ何事もなかったかのように、忘れられてしまうということに問題が潜んでいるように思うのですが…。
ズンドコ降りの雨は、下校時にはもっと強くなりそうで心配です。歩道を傘をさして並んで歩く児童生徒が、時として歩行者にとって迷惑になることもあります。友達との会話を楽しみながらも、周りをちょっと気にする気持ちは教室での指導だけでは育ちません。雨の週末を親子で歩く際に気づかせることも大事だと思っています。
さて、ある会社の今期経常利益が5期ぶりに更新?回復?について、ニュースで伝えていました。この「5期ぶり」を「ゴキブリ」と聞き違えて尋常でない反応をした人物がうちにいます。
私は耳が悪いので、こんな聞き違いは日常茶飯事。字面を見れば一目瞭然でも、音だけの場合聞き違いは世間でもよくあることなのかもしれません。例えば、「多機能トイレ」が「滝のおトイレ」と聞こえたり、「汚職事件」を子供が「お食事券」と勘違いしたり…。
そういえば、文の区切る場所を変えると、まったく別の意味になってしまうフレーズを相手に言わせる引っ掛け遊びなど、子供のころによくやりました。
▼ぱんつくった?⇒パン、作った?/パンツ、食った?
▼ねえちゃんとふろはいった?⇒姉ちゃんと風呂入った?/ねえ、ちゃんと風呂入った?
▼きょうふのみそしる⇒今日、麩の味噌汁/恐怖の味噌汁
▼はなこさんじゅうごさい⇒花子35歳/花子さん、15歳
▼ここではきものをぬいでください⇒ここで履物を~/ここでは着物を~
今ふと思い出した、昭和の小学生がよくやっていたことを3つ。
(1)子供のころちょっとでも悪いことをしたとき、「い~けないんだ~、先生に言ってやろ~」って。今どきの小学生から聞いたことはありません(きっぱり)。
(2)友達と言った言わないの口論になった時など、「何月何日何曜日の何時何分何秒、地球が何回まわった時!」という屁理屈も。
(3)「手袋を反対から読むと?」『う~んと…、ろ・く・ぶ・て』「じゃあ、6回叩くね」
このほかにも、口げんかの常套句「お前の母ちゃん、で~べ~そ~」とか、あらぬ方を指さしてそっちを見た奴に「バカが見る~」なんて言うのも懐かしい。
あれっ?そういえば目の前の子供たちのくだらない会話など全然知らないことにハタと気づきます。「い~けないんだ、先~生に言ってやろ~」と担任へ言いつけられてしまいそうです。
毎朝、スーツのスボンにベルトを通してから履き始めます。ん?笑われている?「普通、ズボンを履いてからベルトを通すものでしょ」と言われます。いえいえ、半世紀以上この履き方ですよ~。「普通」じゃないのでしょうか?
さて、次の言葉をどちらで使うでしょう?「ひゃっくり」or「しゃっくり」?辞書への掲載をもって正しいとするなら、「しゃっくり」が正解!「しゃっくり」は「しゃくりあげる」が語源で、これは大阪弁に近い言葉といいます。祖母はどちらだったかは記憶にありませんが、「し」が「ひ」になっている言葉がいくつかありました。「敷く」を「ひく」と言うのを聞いて育ったので、「布団はひく」ものだと思っていましたから。
私の場合、しゃっくりが出ても不思議と3回で止まります。昔は、息を止めて3回唾を飲み込むとか、急にびっくりさせるとか試したことを思い出します。百回続くと死ぬなんて迷信もあったような気がします。アメリカでは、1922年から1990年まで、およそ68年間しゃっくりをし続けた人としてギネスに認定されている人がいたらしいのです。ちなみに、英語でしゃっくりを「hiccup(ヒカップ)」といい、しゃっくりをした時に出る「ヒック」が語源だそうです。ただ、大事な時にしゃっくりが急に出だしたら困ります。
1歳に満たない孫が、時々しゃっくりを繰り返します。結構体力を使いそうでジィジは心配。