校長の部屋

2022年1月の記事一覧

156 大寒の候(1/20)

 新しいドラマ番組が目白押しの今日この頃。そんな中、菅田将暉さん主演『ミステリーという勿れ』が始まっています。初回で、「毎日ごみ捨てを手伝っているのに…」とぼやく男性刑事は、奥さんから愛想をつかされている様子。これに対して、「家にごみ箱はいくつありますか」「それぞれのごみ箱からごみ袋に分けて集めるところからごみ捨てが始まるのです」と淡々と返します。「やってあげる」という感覚自体が、「自分の仕事ではない」と放棄しているようなものなのだと、胸に突き刺さりました。

 さて、今日は大寒の入り。立春まで一年の中で最も寒い時季というわけです。この寒さのせいなのか膝が痛みます。ランニングがあまりできていないためか、ストレッチ運動の不足かわかりません。教室を巡回しながら廊下で膝の屈伸運動をしている姿を見かけたら、労りの声をかけてやってください。また、左手指が思うように動かず、ウクレレのコード進行が覚束ないのです。これは寒さのせいではなく、脳からの信号伝達に支障をきたしているかもしれないという危機感!

 どんなに寒くても、毎朝、半袖Tシャツと短パンで登校する児童がいます。そういう子を見ると、なぜか嬉しさが込み上げます。ただ、どうあがいても今の自分には無理(きっぱり)!しっかり着込んでから校門へ出ていきます。そして、子供たちと行き交う人みんなに元気な挨拶をしてきます。