校長の部屋

194 備えあれば患いなし(3/17)

 昨晩23時半過ぎの大きな地震にびっくり!大きいし長いし…。もっと大きな地震だったと思うと、きちんと行動できるか自信がなくなります。

 さて、去年の卒業式では、礼服のポケットに入れておいた白手袋を着けることを忘れたまま証書を渡したことを思い出しました。そのほか大事な場面なのに、あとから気付いて悔やむこともしばしば。まぁ、「やっちまった!」と思っているのは自分くらいで、ほとんど誰も気づいていないというのが本当のところです。

 式辞も悩みのタネ。伝えたいことをできるだけ短く、でもきちんと伝わるような内容であることは必須です。コロナ禍においてはさらに時短が言われますので…。

 こういう大事な場面が夢の舞台となることがよくあります。例えば、準備したはずの式辞が見当たらない。礼服でなければならないのに忘れてきた。はたまた、これから自分のスピーチなのに服がなく、舞台袖で丸まっている。こうならないために、このあとも余裕を持って行動します。そして明日は、髪型を整え、服を着て学校に来るようにします。オールバックがよいか、七三分けにするか、悩むところ。

 地震への備えも、物と心の余裕が次の行動につながります。