校長の部屋

瓜田に履を納れず(7/14)

 混雑した電車での通勤は新型コロナ感染のリスクが常に伴います。それだけではなく、「痴漢」を疑われることも心配です。疑われたら一巻の終わり!一方の手はカバン、もう一方は必ずつり革や手すりにつかまって予防です。

 駅構内を歩いていると、前からくる男性の肩が3~4人前を行く人の肩にドンとぶつかりました。明らかに「邪魔なんだよ!」とわざとぶつかったように見えます。そして私にもドン!イラっとしましたがガマンガマン!駅にも車内にも「暴力は犯罪です」とあります。う~ん、危険がいっぱい。

 学校でも昨日から避難訓練を学年ごとに行っています。通常ならば全校で取り組みますが、この状況の中ですので、避難経路の確認を中心としてこぢんまりと。換気を優先するため、各昇降口も開けたままですから、不審者侵入だって考えられます。常に最悪を想定して、気を引き締めて取り組んでいきます。

 さて、友人からもらったメロンを今朝食べてきました。甘くておいしい!西瓜(スイカ)、南瓜(カボチャ)、胡瓜(キュウリ)、冬瓜(トウガン)など「瓜」のつく漢字はありますが、「メロン」は?漢字で「甜瓜」と書くそうです。

 「瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)」という言葉もあることも知りました。意味は「ウリ畑でくつをはきなおすとウリを盗んでいると疑われるおそれがあることから、人に疑われるようなことはするなということ」なのだそうです。「李下(リカ)に冠(かんむり)を正さず」と同じです。

 ことわざには関係ありませんが、夏が旬のものは身体を冷やす効果があります。でも、くれぐれも食べ過ぎには注意したいと思います