校長の部屋

112 ユラユラ(10/29)

 キンモクセイがまたまた開花!なんと3度目です。今日は1年生が千葉市動物公園へ校外学習に出かけます。ライオンは、起きて出迎えてくれるでしょうか?天気がよいので、気持ちも浮き立ちますが、1年生なりにわきまえた行動がとれるように見守ります。

 さて、夕方になると、放課後保育クラブの子供たちが去った後の校庭からボールを蹴る音が聞こえたり、体育館の床で弾むボールの音が響いたりしてきます。新体操の練習に励む姿も見かけます。学校とは違う場で頑張る子供たちのことも応援したくなります。

 そういう光景を横目に帰宅し、のんびり湯船に浸ります。「極楽、極楽」なんて思いながらふと脚に目がとまります。繁々と見ると、すね毛がほとんどない!何を今更と思いつつも、いつからだろうと考えます。左は5本、右は10本などと数えながら、ジャージ生活が長かったゆえ、擦れて切れたり抜けたりしたのだろうと…。

 中学生になった頃は、ふさふさと生えてくるすね毛が恥ずかしくて、隠そうとしたものです。気にならなくなったのはもう少ししてからだったと思います。保健の学習で、大人になっていく体の変化を学習します。男女を問わず、高学年にはまさに自分事。でも理解と感情は決して合致しないのがこの頃です。だから、大人が経験談や失敗談などを話してあげると安心できるのではないかと思うのです。親だからこそできる話もあるでしょうし。

 湯の中で、絶滅寸前の海藻のように揺らぐ数本のすね毛をじっと見ながら、こんなことを考えたのでした。呑気というかお気楽というか…。来週からは11月(霜月)ですね。