校長の部屋

120 じっと火を見つめていたい!(11/13)

 寒くなってきました。秋から冬にかけて、焚き火をするには絶好の季節です。

 幼少のころから、ゆらゆら揺れる「炎」が大好きです。キャンプファイヤーの大きく燃え盛る炎ではなく、薪からチロチロ小さく立ち上がる火に幻想的なものを感じるとともに、気持ちがなぜか昂ります。時間を忘れて、じっと見つめていたくなるのは私だけではないはずです。キャンプで薪を燃やして暖をとったのはもう20年も前のこと。また行きたいなぁ。妻は蛾などの虫が苦手なので、もう一緒に行ってくれませんから、ソロキャンプしかない?

  

 いまさらながらに「火遊びすると、おねしょをするよ」と祖母に言われたことを思い出されます。今の子は、そんなことを言われたこともないのでしょうか。この「火遊び」と「寝小便」にはどんな因果関係が?

 この迷信が生まれた背景は、主に2つあります。一つは、おねしょという子供にとって最高のバツの悪さと家を失いかねない危険な遊びとしての火遊びとを結びつけて子供を戒めたという説。もう一つは、火遊びはたいがい暗くなってするので夜更かしになります。また、興奮冷めやらぬといった感じで寝つきも悪くなる。そこでよく朝起きられずつい寝小便、となってしまうという説です。

 火遊びは思いがけない事故につながります。でも、単に危険なものから遠ざけるのではなく、その正しい扱い方、便利さと怖さを実感することだと思います。

 ちなみに、ステイホーム期間にキャンドルの癒しに嵌まった芸能人も多いようです。学校では、集会委員会が作ってくれる飾り(例えば、写真のハロウィンなど季節感を大切に取り組んでいます)を毎日見て癒されている私です。