校長の部屋

163 なにをしちゃおう(1/31)

 1月が終わります。今年度も残り2か月。登校するのは36日(6年生は32日)を残すばかり。この間に、ヨシタケシンスケさんの絵本題名のように「なにをしちゃおう」とワクワク感をもって取り組んでいきたいと思います。

 さて、マイボトル持参が定着しても、ペットボトル飲料は生活に欠かせないものになっています。私も水筒持参で出勤しますのでお茶などを買いはしませんが、会議等の場に出されたペットボトルはお持ち帰り対象です。校長室の冷蔵庫にもいただきものが3~4本。夏場は、2ℓ入りのスポーツドリンク。スーパーでも500㎖を超える量の、お得感のあるものが増えています。

 逆に、195㎖というコンパクトな企業向けのお茶もあるようです。コロナ禍で売り上げを伸ばしているとか。来客にお茶を出す労力軽減、働き方改革、感染予防が主な理由でしょうか。その場で飲み切れる量ですし、仮に持ち帰る場合でもカバンに収まりやすいというわけです。さらに、他の既存商品より味を濃いめにして、飲み切り後の満足感を高めているようです。店舗では見かけない商品なので、これをきっかけとしたコミュニケーションにもなることまで見越しているといいます。

 このペットボトルの形状も様々です。水やお茶に始まり、ジュースや炭酸飲料など中身も様々。そこで、耐圧用あるいは耐熱用、無菌充填用のペットボトルなど工夫されているのです。また、蓋を閉めるための螺旋が入ったペットボトルの飲み口をよく見てみると、螺旋に対して縦に溝が数本入っていることに気づきます。これは、炭酸飲料の圧力でペットボトルが爆発したり蓋が飛んだりしないようにするためにあるのです。蓋を開けると、「プシュー」という音がしますが、この溝からが炭酸ガスが抜けている音だといいます。つまり、圧の抜け道だったのです。

 身の回りには、よく見ないと気づかないことや知らなかったことがいっぱいあります。何にも考えずにのほほんと暮らしていては、「知る楽しみ」が逃げてしまうかも?「やりたいことがいっぱいあってどうしよう」と思える2か月にしたいなぁ。