校長の部屋

037 音楽と記憶(6/1)

 今日は市川小学校の開校記念日。一昔前なら臨時休業でした。学校だよりにも書きましたが148歳です。築き上げられた歴史の重みを感じます。でも、子供たちは今日ここからの市川小の歴史(未来)を築き上げていく人材です。「温故知新」「不易と流行」…言葉が続きませんが、期待は大きい。

 さて、以前「においと記憶」について書いたことがあります。「音楽と記憶」もまた密接な関係があるように思ったのは、6年教室前の掲示された作文を読んだからです。仮に豆大福を食べているときにテレビからある音楽が流れていたとしますと、豆大福を見るとその曲を思い出し、その曲を聴くと豆大福をイメージすると書いています。また、夏休みの宿題を涼しい部屋で音楽を聴きながらやっていたので、その曲が流れると半袖姿でエアコンの涼しい風を浴びている様子を思い出すのだそうです。なるほどと廊下で感心してしまった次第です。国語科『随筆文を書こう』で取り組んでいた作品なのでしょうか。

 私の場合の音楽と結びつく記憶は…。ちあきなおみさんが歌う『四つのお願い』という曲がありました。この曲と楳図かずおさんの漫画『漂流教室』とがリンクするのです。それも床屋の景色が脳裏に浮かぶから不思議です。散髪待ちの間、ドキドキしながらページをめくっていた時に当時流行っていたこの曲がラジオから流れていたのだと思います。

  

 こんな「音楽と記憶」に関するエピソードがあったら教えてください。支障のない範囲で紹介させていただきたいと思います。