校長の部屋

137 今の学習、昔の勉強(12/8)

 11月末に高学年、そして昨日は1~4年生とひまわり学級の国語の授業研究会を行いました。教材研究をして、実践して、講師の指導を仰ぎ、指導改善・授業力アップに努めることは、すべて目の前の子供たちのためです。ですから、私たち教員は絶えず研鑽を積むことが求められます。

 今年度は、『進んで学びに向かう児童の育成 ~互いの考えを認め合い、自分の考えを再構築する振り返り活動の場の工夫を通して~』を研究主題として取り組んでいます。校内を徘徊?していると、様々な授業場面、子供の姿に出会います。特に、研究教科の国語では、学習計画と最後の着地点を明示した模造紙がどの教室にも掲示されています。

 1年生は「はたらくじどうしゃ」、2年生は「しかけ絵本をつくろう」、3年生は「わすれられないおくりもの」、4年生は「ショートショートを書こう」、5年生は「雪わたり」、6年生は「伊能忠敬(今の私が目指す、将来の私)」を国語で学習しています。

 算数では、「物と人の数」(1年)、「三角形と四角形」(2年)、「分数」(3年)、「小数のかけ算やわり算」(4年)、「単位量あたりの大きさ」(5年)、「比例と反比例」(6年)です。

 思い出すのは、私が小学生だった昭和40年代の学習内容。算数に「集合」という単元があったのは4年生?算数が嫌で、朝になって体温計を不正操作したのもこの頃。国語では「チビクロサンボ」「きかん車やえもん」「三春駒」「最後の授業」などを思い出します。4年生が国語で学ぶ「ごんぎつね」は当時からある不滅の教材!理科では「魚の解剖」がありましたし、体育では「ラジオ体操」のすべてを叩き込まれました。だから、今でも指先からかかとまでの動きを正しくラジオ体操ができるのは秘かな自慢です。