校長の部屋

053 ある平凡な一日(6/24)

 先週、2年生が『新聞紙と遊ぼう』という学習をしていました。「新聞紙で」ではなく…。教室内で新聞紙を布団にして寝転がったり、身に着けたり丸めたりする姿がありました。最後は、みんなでちぎって紙吹雪でフィナーレ…。同日、4年生の算数では『1億をこえる数』を位取りに気をつけながら読んだり書いたりしていました。

 校長室に戻って新聞を開くと、1ページ(15段)全部を使った「道玄坂43」のデビュー・ラストシングルの広告に目を凝らして見入ってしまいました。ある事務所所属の全メンバー43人が参加したユニットらしいのですが、紙面の10センチ四方にも満たない部分(写真の囲み部分の合計)しか使っておらず、あとは真っ白!どんな写真や文句を載せるよりインパクトがあります。

  

 費用対効果を考えると、広告掲載料が断然気になる私。全国版カラーだと、1億を超えはしませんが4千万円をはるかに超える金額とあって驚きです。この広告紙面を枕にしたり掛けたりして寝れば、よい夢がみられるかも?

 目的や課題などが明確な広告やポスター、キャッチコピーを使った戦略は心に突き刺さりますが、そのセンスにも感心します。市川小でも150周年をスタートとして未来につながるキャッチコピーを広く募集しようかなぁ。ラグビーW杯2019日本大会のキャッチコピー『4年に一度じゃない。一生に一度だ。』やサッカーW杯『Road to Russia』などになぞらえて…う~ん、思い浮かばない!