校長の部屋

178 験を担ぐ(2/22)

 昨日の昼休みにミニバスケットボールクラブの6年生が校長室にやってきました。「県大会でベスト8に入りました」とみんなで報告に来てくれたのです。うれしいですね。中学生になっても全力を傾けて何かに取り組み、きっと活躍してくれるだろうとわくわくさせてくれる6年生です。

 「どういう振りだったの」と自分でも理解しがたい話に展開します。仏壇へのお供え物の基本は、香・花・灯明・水・飲食の5つ。その中の「香」は、一般的な仏事のときに使われる粉状のお香や線香のことを指し、お参りする本人や周囲の人々の心と体が清め邪気を払うとされます。また、良い香りを通して仏様と話ができたり、故人とつながることができたりするともいわれます。(長継山 妙遠寺コラムから一部引用)

 さて、仏壇に線香をたむける際は、火をつけて立てる方もいるでしょうが、我が家は「半分に折る→火をつける→横に寝かせて置く」という流れ。この線香を半分の折ったとき、ピッタリ等分されると何かよいことがありそうな気分になる単細胞の私。ただ、そんなことすらすぐに忘れてしまうため、線香の等分折りとよいことの関係は未だわかっていません。同じように、雑誌などに星座占いを見つけると仕事運・金運などが気になったり、どうでもよいことに験を担いだりすることってないでしょうか?

 そういう今日は「2」のゾロ目。「2」が6つ連なるのは鎌倉時代(1222年2月22日)以来800年ぶり。きっとよいことがあると信じて疑わないピュアな心。あらら?「ピュア」と入力したつもりが「プア」になっていて、「貧しい心かよ」とつぶやきながらバックスペースキーを叩きます。でも、この歴史的ゾロ目だってすぐに忘れてしまうはず。多分!