校長の部屋

185 逃げ?いえ、攻めです(3/4)

 今朝の事故で、電車は久しぶりに満員!ふと思い出したのが榊原郁恵「♪ギューギュー詰めのバスの中~」という歌でした。ロシアとウクライナの戦争が勃発しているのに、申し訳なく思ってしまいます。

 早いもので、卒業証書授与式を2週間後に控えます。学校によっては「第○回」という冠をつけることがありますが、本校は遡るのが難しい?なんなら「約150回卒業証書授与式」とすれば、四捨五入対象の10年ほどは同じ立看板が使えそうです。これっ、結構ナイス・アイディア?!

 さて、1日から体育館での練習が始まりましたが、人と人の間隔や換気、練習の時間短縮など、感染症対策を徹底する必要があります。卒業式のころに新型コロナ感染者数が激減なんてことは考えられません。もしかすると、直前に感染が判明する児童がいて、卒業式当日は「学級閉鎖」なんて事態も可能性ゼロではありません。小学校行事で一番大事と言ってもよい卒業式に学級閉鎖や学年閉鎖は悔やんでも悔やみきれません。絶対にそうした事態は避けなければなりません。

 そこで、本校では前日から遡って3日間を「自宅学習」期間としました。すべてではありませんが、タブレットを使ったオンライン学習を併用する予定です。市内公立学校に進学する児童以外はタブレット返却を式の1週間前に行うよう指示が出ていますが、式後速やかに返却することで市教委の同意も得ています。リスクを回避することを「逃げ」ととらえるか「攻め」ととらえるかは人それぞれです。

 また、晴れ姿を保護者2名でご覧いただきたいと思いはしますが、在校生や来賓の参加はなしにしても、卒業生の人数と会場のキャパシティの問題で式場には参加1名に限定にせざるを得ませんでした。でも、もう1名を何とかできないか悩み、教室でのライブ中継を行うことにしました。外部人材の協力を得てやってみます。同じ悩みを抱える学校もあるはず。であれば、今回のノウハウを共有できれば、ライブ配信もスタンダードになると思うのです。やってみる価値があるのならばレッツ・トライ!