校長の部屋

057 安心を与える(6/30)

 早いもので、6月も最終日です。一昨日八街市で下校中の児童の列にトラックが突っ込み、2名が亡くなるなど痛ましい事故が発生しました。普通に歩いているところを事故に巻き込まれたのですが、決して他人ごととは思えません。

 さて、私は毎日電車通勤ですが、運転が上手な運転士とそうでない運転士がいることに気づきます。混雑した時間帯だと、掴まれるつり革がないという時があります。体幹を鍛える意味でふらつかないように集中しながらも、前後左右に大きな揺れがないことを祈ります。

 車の運転も好きです。ただ、どうも運転が荒いようです。第三者にも「ハンドルを持たせると怖い」と言われたことが一度や二度ではありません。運転免許を持たない助手席のオーナーさんも足を踏ん張ったり手がダッシュボードに伸びたり「ヒッ」と声を出したり…。ただ、娘や息子の運転でも同じらしいので安心していたら、オーナー曰く、「あなたの運転を見ていた二人だからね!」と。事故には十分注意をします。

 現在はアイサイトがついたスバル車に乗っていますが、前の車が動いたのに自車が止まっていたり、車線を逸脱したり、前方の障害物などがあったりすると、ピピピと電子音で教えてくれます。スバル車に限らず各メーカーで導入されていますが、私には聞こえません。そこで助手席から「プピッ」とか「ピピピッ」とか代わりに伝えてくれます。さすがです!ただ、オーナーが危険だと判断した場面(私ではそうは思っていないのですが…)では、「怖い怖い…」とビビッたあとしばらくして「ピピピッ」。もう回避してますよ~。人間アイサイトは、どうも感情が先に出て音声は遅れてしまうようです。

 運転免許を取得して40年強。あと何年運転できるのだろう。衰えは必ずやってきます。だからこそ、電車でも車でも、乗る人に安心を与えられる運転を心掛けないといけないと思うのですが…。学校・学級経営においても同じことが言えそうです。