校長の部屋

154 テレビを観ながら…(1/7)

 年末年始は撮り貯めた番組を観ることが多くありました。録画番組も底をつき、キムタク主演の「教場」(教場Ⅱ放映の前に再放送)をリアルタイムで観ていた際、CMになってリモコンを操作。スキップボタンや早送りボタンを何度も押すのに反応しません。「電池がないのかぁ?」「なんでぇ?」と一人ぼやく始末。リアルタイムで観ることがいかに少なかったかよくわかります。似たようなことは、眼鏡を額に上げていたのにもかかわらず、新聞を読むときにかけていない眼鏡をずらそうとする行為にも…。大丈夫か?と心配してしまいます。

 さて、正月のテレビで欠かせないのはスポーツ。中でも天皇杯サッカーと箱根駅伝。今年は、箱根復路10区までトップだった創価大を、残り2キロで駒沢大が逆転した場面はドラマでした。襷をもらって3分以上の差があったにもかかわらず諦めなかった駒沢。トップでの襷に想像以上の重圧があったであろう創価。抜き去る瞬間、抜かれた瞬間のそれぞれの思いを想像してしまいました。さらに、青山学院大は復路優勝で、総合4位というチーム全体の意地、意志の強さにも感動しました。一方、ほんの僅かな差で繰り上げスタートとなってしまった場面にはウルウル…。

   

 ところで、こうしたアスリートですらコロナ感染が報道されます。コロナは、決してお年寄りや基礎疾患がある人だけが危険なのではありません。誰が感染するかわからないからこそ、予防を欠かすことなく、差別もなくすことが大事だと考えます。

 明日からの緊急事態宣言が決定しそうです。そうであっても、諦めず最後まで全力で取り組む強さを、子供たちと共有したいと思っています。