校長の部屋

5月26日(火)-Part2-

 今日、昼過ぎに校長宛の一通の封書が届きました。

 差出人は子供の字であることはわかるものの、思い当たる節がないのです。早速開けてみると、かわいい和菓子柄(違ったらごめんなさい)の便箋3枚に丁寧な文字で書いてくれています。高学年のAさんです。そして、この「校長の部屋」を読むのが楽しみだというのです。「早く新しいのが更新されていないかな~」とつぶやきながらHPを見てくれるそうです。嬉しいですよねぇ。主に保護者や地域の方を対象に書いてるつもりですが、在校生に読者がいるとなると俄然張り切ってしまうお調子者です。で、今日の第2弾となったわけで…。

 Aさんは絵が好きで、アニメーターあるいは小説家になりたいと綴り、締めくくってくれました。私の小学校の卒業文集に書いた将来の夢は、タクシーかダンプの運転手。とにかく一日中車が運転できることが生業となったら幸せだなぁと漠然と考えていたわけですから、なんか大違いだなぁとちょっと情けなくなってしまいました。

 Aさんだけでなく、約680人の児童の顔と名前が分かりません。退勤時に市川駅へ向かう道すがら、小学生や親子連れとすれ違うこともしばしばありますが、声かけはもちろん、会釈すらできません。「うちの学校の子かなぁ?」と思いつつ、「真間小や宮田小の子だったら格好悪いし、不審者になってしまいそうだし…」とためらわれます。

 ですから、マスクをした坊主頭(時にツルツル頭)で「蜂須賀校長かな?」と思ったら(偽者もいます)、「こんにちは」と声をかけてください。笑顔で応えたいと思います。ただ、耳が悪いので、聞き取れない場合もあるかもしれません。決して無視したわけではありませんので、今のうちに謝っておきます。「ごめんなさい!」次、また声をかけてください。