校長の部屋

135 命名!(12/8)

 私の名前は、蜂須賀久幸。漢字を説明する際には、「ミツバチの蜂に、横須賀の須賀」「永久・久しいの久に、幸せ」と伝えます。でも隣で「久しぶりに幸せ~」と言って笑っている輩がいます。

 子供の名付けには、きっと思い入れや拘りがあるかもしれません。私の息子は「冬馬」と書きますが、これは娘が生まれる前からの男の子ヴァージョン候補でした。当時、6年生の国語教科書に『道産子』という単元があり、どさんこ馬の生命力に感動して、「冬」と「馬」を使ったのです。

 さて、11月末に明治生命が、今年人気だった名前を発表しました。男子は、「蓮」「陽翔」「蒼」「湊」、女子は「紬」「陽葵」「凛」の順です。使用漢字人気ナンバーワンが、男子「翔」、女子「花」。読み方ランキングでは、男子「ハルト」、女子「メイ」なのだとか。そういう目で全校児童名簿を眺めると、ちゃんといるじゃありませんか。ただ、文字や読み方が一緒でもそこに込められた思いは千差万別。今後も、スポーツ界で活躍する選手にあやかった名前や藤井四冠の名前をもらった「聡太」くんのランキングもアップするのでは?