校長の部屋

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135 いろいろな初体験(12/4)

 どんなことにも必ず「初めて」はあるものです。それが最初で最後であったり、その後たくさん経験し当たり前になっていたり…。

 そこで、どうでもよい私だけの初体験を集めてみました。

■初めてレコード:チャゲ&飛鳥の「ひとり咲き」と悩んで買った、クリスタルキングの「大都会」。♪あ~あ~果てしない~夢を追い続けぇ~♪

■初めて乗った飛行機:プーケットへの「新婚旅行」。バンコク空港で搭乗案内のアナウンスをした!

■初めてのコンサート:友達に誘われて行ったユーミン。まだ荒井由実だった?

■初めて観た映画:大学生になって「風と共に去りぬ」。有楽町マリオンで彼女と立ち見!

■初めてのカップラーメン:出始めたばかりの頃のカップヌードル。自販機で買って湯を注いで。

■初めてのスケート:大学生の時に行った「富士急ハイランド」。いきなり鬼ごっこはないでしょ。

■初めての給料:高校生で始めた郵便局の年末年始の配達。娘がアルバイトの初給料で買ってくれたタイピンは今も現役!

■初めてのデジカメ:とにかく高かったけど画素はメッチャ低かった。

■初めてのランニング:ほんの1~2年前に始めた「早歩き」の延長。苦しいことを好き好んで行う気が知れなかったのに、今では身体が欲する?

■初めてのセロリ:結婚して食卓に出たスティック野菜。生の人参までかじれるから不思議!

■初めての椎茸こんぶ茶:家庭教師先の家で出された。息を止めて流し込んだ。もう無理~!

 皆さんはどんな初体験を思い出されるのでしょうか?秘密にしておきたいことだってあるでしょうが、子どもたちはどんな「初めて」を自分の「経験」につなげていくのでしょう?

 さて今シーズン初めての「あったかタイツ」(わたし的には「ズボン下」)を履く日も近そうです。

134 給食が楽しみな子供たちと校長?(12/3)

 校長の大事な仕事の中に「検食」があります。子供たちのもとに給食が渡る30分前には毒見が始まるのです。一般的には中学年に提供する量やカロリーの給食が届けられるのですが、食べ始めが早いので夕方までもたないことが多くあります。たまにフライが2個あるなど、サービスを嬉々として喜ぶ食べ盛りのジジイです。ちなみに昨日は、ビビンバ、チンゲン菜スープ、桃ゼリー、牛乳というメニュー。(写真)

  

 また、食べながら検食簿を書きます。たった3~4行のコメントですが、食リポではありませんがきちんと書くように心がけています。昨日のコメントは、「スープは鶏の出汁がよく出ていて、チンゲン菜をはじめとした野菜や豆腐を包み込むような味わいです。すっきりした中に濃厚さも感じられておいしいです。ビビンバも味の調和がとれていて大満足。デザートもうれしいおまけです。」(恥)

 栄養士は、子供たちの健康を食の面から支えるとともに、喜ぶ顔を思い描いて様々な工夫をしています。少し前に「子ぎつねコロッケ」というメニューがありました。油揚げにコロッケの具材を詰めて、楊枝代わりにパスタを使って口を止めてあります。それを揚げた一品ですが、アレルギー対応でもあることを聞いて感心した次第です。

 子供がおいしいと言っていたり、家庭で作ってみたい献立があったりしたら遠慮なくご連絡ください。例えば毎月の献立表に作り方を紹介することもできます。揚げパンだって作れるかも。きなこ揚げパンにココア揚げパン、シュガー揚げパン。11月にはウグイスきなこ揚げパンという初めての出会いも…。

 感染症対策から、全員が前を向いて無言で食べる姿を見るたびに終息の日を願って止みません。

 

133 四季を楽しめる校庭(12/2)

 秋口から校舎3階西棟で火災感知の発報を繰り返しています。エアコンの温風が火災感知器に反応するのかと思ってすぐに聞いて回ってもその事実はなし。毎回、セキュリティ管理会社に連絡するとともに校内放送で異常なしを伝えています。頻繁に発生すると「オオカミ少年」になりかねません。いざ火災発生しても、「また、いつものことだろう」と考えてしまう怖れがあります。関係課等に連絡をして対応を検討してもらっています。

    

 さて、校地内の樹木の落葉も終わりに近づきました。体育授業参観の時には拾うたびに舞ってきたプラタナスの枯葉も、今はほとんど残っていません。桜の葉も落ちてしまいました。現在、イチョウ落ち葉を掃除してくれるのが1年生や美化委員会の児童です。

 小さくても四季を楽しめる校庭ですが、冬はどんな姿を見せてくれるのでしょうか?ところで、今年はプラタナスが実をつけていないような…。

132 宝がザックザク(12/1)

 3年生は、昔のくらしや生活の変化、知恵・工夫などを社会科で学習します。例えば、洗濯板での体験する活動を通して考えを深めていくことが行われる場面に出くわすことも…。

 歴史ある本校では、古い道具がどのくらいあるのかとふと思い立ち、校内を徘徊!なんと、8か月も学校にいるのに一度も足を運んだことのない部屋があるのです。恐る恐る忍び込みました。するとどうでしょう。宝物がいっぱい!ダイヤル式の黒電話より古いモノ、電気式でないアイロン、火鉢などなど。ベーゴマだって見つけちゃいました。比較的古そうなものには「北の湖」「猪木」とあります。樽に厚布を張って遊んだことを思い出します。その頃は「大鵬」だったか?

    

 もしかすると、ご自宅やご実家の倉庫などに眠っている古い道具があるかもしれません。足踏み式ミシンや炊飯ジャー、黒電話、レースの編み機、2漕式洗濯機、アンテナを上に乗せたブラウン管テレビほか、農具なども含めて寄付いただけるものがあればご連絡ください。「こんなものが?」と思うものが、学習に役立つことがあります。そのためには、資料室の整頓をしなくちゃ!

 校長室の一角にベーゴマコーナーを秘かにつくってしまおうかなぁ。鉄やすりで削って、ぶつかり合うたびに火花が散って…。う~ん、ウズウズ。

131 ネズミ年もあと1か月(11/30)

 寒くなりました。早速、頭には薄めのニット帽を被って出勤です。

 さて、12月の声を聞く前に、妻は「我が家の重(十)大ニュース2020」を考え始めています。例えば、コロナ拡大前の2月上旬に行ったスキマスイッチ・コンサートでボーカルの大橋卓也に触れまくったこと、2人目の孫が生まれたことなど、いくつか諳(そら)んじていました。気が早い!

 ただ、振り返るとつい最近だと思っていたことがやけに遠い昔であったり、逆に随分前だと思っていたら今年のことだったなんてことがあったり、時間はあっという間に過ぎ去り記憶もあいまいです。

 冬至(12/21)に向かって日がどんどん短くなっています。暗くなるのが早いと、夕方の時間帯でも「遅くなっちゃったな」と勘違いしてしまうことがあります。また、帰宅時にどこかの家から暖色の電灯がカーテン越しに漏れてきたり、お風呂の石鹸の香りが漂ってきたりすると、ほんわかした気分になって家路を急ぎます。

 今年もあと1か月となりました。重大ニュースを考えるとともに、今年中に取り組んでおかなければいけないことのリストアップと実行に努めたいと思います。

130 温かいお風呂にあったかい布団(11/27)

 日曜日から冷え込みが厳しくなりそうな予報です。

 寒くなってくると、温かい湯船にゆったり浸かった時と天気の良い日に干した布団に包まった時の幸せな気持ちは格別です。ましてや次の日が休みだったりすれば尚更のこと。

 夜、同じくらいの時間に帰宅した日、風呂を沸かした後、「先に入っていいよ」とやさしいお言葉。でも、先に私が入浴すれば湯気などで浴室が温まって、寒さを感じなくて済むからなのかもしれません。

 風呂といえば先日、「頭は何で洗っているの?」と妻に改めて尋ねられました。

「剃った後は石鹸だけど2日目からはシャンプーだよ。なんで?」

「どのシャンプー?」

「この間まで使っていたトニックが無くなったから手前のやつ!」

「それは高いシャンプーだからもったいない」

 次の日には、場所が変わり、わたし用のボトルが用意されていました。ミリ単位の頭髪には、高級な商品はそぐわないようです。

  

 私の住む地域の学校では新型コロナにより休校中です。本校でも、家庭内感染が心配される事例が複数報告されています。幸せを感じられるのは、健康であってこそのこと!今晩もあったかいお風呂が待っている~(^^♪

129 男子が小用を足すとき…(11/26)

 自宅のトイレで小用を足すとき、あなた(男性)は立ったまま派?それとも座る派?私は座って用を足します。便器の内外への小便が飛び跳ねることによる汚れを少なくするためです。だって自分で掃除をしないので…。

 この座る派、ある調査(回答数155)によると約7割という結果が出ました。新型コロナウイルス感染症拡大後に着座してするようになった割合が大きく増えたといいます。

 過去に市内外を問わず小・中学校等を訪問する機会が何度もありました。便器だけでなく、掃除用具入れも開けてチェックしましたが、総じて「新旧問わず、トイレがきれいな学校の児童生徒は心が落ち着いている」ということが言えます。同時に学ぶ意識も高いように感じました。

 自分の家でなくても、後に使う人や掃除する人のことを思ってきれいに使いたいですし、掃除が行き届いて気持ちよく使える学校トイレでありたいと思います。今日帰宅してすぐに「じゃあ、2階のトイレ掃除は任すね」って言われそう。

128 晩秋から初冬へ(11/25)

 季節の移り変わりを示す動植物の変化を調べた「生物季節観測」を、来年1月から大幅に縮小すると気象庁が発表しました。これまで、例えばうめ・さくらの開花した日、かえで・いちょうが紅(黄)葉した日などの植物季節観測や、うぐいす・あぶらぜみの初鳴き日、つばめ・ほたるを初見日などの動物季節観測を統一した基準により70年近く行ってきました。

 観測された結果は、季節の遅れ進みや、気候の違いなど総合的な気象状況の推移を把握するのに用いられる他、新聞やテレビなどにより生活情報のひとつとして利用されてきました。

 しかし、近年は生物の生態環境が変化して、標本木の確保や対象動物を見つけることが困難になっているといいます。例えば、東京でウグイスの鳴き声が確認できたのは2000年が最後だといいます。

 季節の移ろいを教えてくれた鳥や虫たちからの便りが切り捨てられてしまうようで残念です。逆に、わずかな間に小さな自然を身の回りから失わせてしまう生活を続けてきたことに反省が必要です。だからこそ、関心を薄れさせない、季節の変化に敏感である、そうありたいと願います。

 私の場合、暑さも寒さも頭が最も敏感!雨滴感知にも最適な感度良好天然アメダスです。

 

127 美人AIキャスター登場!(11/24)

 韓国のテレビ局で「AI(人工知能)キャスターが登場した」と、先日の新聞にありました。キャスターの映像データをAIに学習させ、1000字程度の原稿を1分以内に映像として生成できるといいます。災害時にキャスターやスタッフ、機材の準備が間に合わない時でも速報ニュースが流せると期待されています。

 一方、ホンダ・レジェンドは、一定の条件下で、運転者がよそ見をしている状況でも全操作を行えるレベル3まで自動運転技術が高まったといいます。

 人間が表情豊かに語り、時にはアドリブを入れてこそ訴えかけるものがあると思う、古い頭の持ち主の私には現実味がなく受け入れがたいものがあります。。自動車も、自分でハンドル操作してこそドライバーとしての醍醐味があると考えてしまうのです。

 とっても美しい女性AIアナウンサーがMCを務めるバラエティー番組。新聞を広げて読んでいるドライバーの運転する車が、朝の国道14号を走り抜ける様子。どちらも、想像するとちょっと怖い気がするのは私だけでしょうか?

 国道といえば、今朝、段ボールに入れられたタヌキの死骸が道路沿いに置かれているという子供の情報で回収してきました。この周辺にもタヌキが出没するのですね。クマが人里に下りてくるのと同じ???

126 とんでもございません?(11/20-2)

 昨日いつもどおりに出勤して14号門を入ると、花ボランティアの中村さんが正面の花壇の土をならしていました。ガーデンシクラメンを植えてくださるためです。市川市新井方面から自転車で来てくださいますが、時刻はまだ7時半前。学校のために毎日のように植物の世話をしています。時には側溝の清掃まで。登校してきた児童がその脇を無言で歩いていきますが、あいさつと校地内の花を愛でる気持ちを忘れずにいてほしいと思います。

  

 さて、在宅中に時々スマホに着信があります。職員や施設など様々ですが、隣で妻が聞き耳を立てている場合があります。電話相手を怪しんでいるというわけではなく、私の話し言葉のチェックのためです。「とんでもございません」と無意識に言ってしまっているようで、それを指摘するためなのです。「また言った」とか「今日はよくできました」とか…評価が下されます。「とんでもございません」「滅相もございません」という日本語はなく、「とんでもない」「滅相もない」で一つの言葉なのです。使いたいなら「とんでもないことでございます」となるわけです。妻が隣にいると、変な言葉を口に出せなくて緊張してしまいます。丁寧さも大事ですが、普通に思いを伝える方がよいのかもしれません。同じことが『マスカレード・ナイト』(東野圭吾 著)でも、ホテルマンに扮した新田刑事にコンシェルジュの山岸尚美が指摘する場面が登場します。

 明日から3連休です。天気も安定しているようですが、新型コロナの感染拡大が続き、東京都は500人規模、千葉県でも3桁を記録しました。天気も安定しているようなので楽しみたい気持ちもありますが、行動制限をしようと思っています。