校長の部屋

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145 漢字一文字で総括すると?(12/18)

 今日はなんだか忙しくて、検食しながらの書き込みです。

 今年も半月を残すばかりとなりました。14日に発表された「今年の漢字」は予想に違わず『密』でした。「密閉・密集・密接」を回避する一方で、「親密」と「緻密・綿密」も大切にする学校でありたいと願います。

   

 さて、学校にも親睦会があります。その親睦会からこんなプリントを受け取りました。「激動の2020年も残すところあとわずか。今年は職員旅行や忘年会といった主な行事がなく…。2020年はどんな年でしたか?漢字1文字で表してみてください。また、その理由も教えてください」とあります。

 自分にとってのこの1年を振り返って漢字で表すと…??難しい課題です!でも、こんなことで悩んでいられるのは平和な証?結局、悩んだ末に「二」を書きました。なぜ?理由は機会あれば…。

 皆さんが「漢字1文字」と言われたらどんな文字を思い描くでしょう。お子さんに持たせて、校長室前の箱に投函してくだされば、とりまとめて25日のこの場で紹介したいと思います。

144 見慣れていたはずの景色が…(12/17)

 150回近く書いていると、「前にも読んだことがある」なんてことがあるかもしれません。学校だよりの記事とも混同してしまうため、「デジャビュ」あるいは「気のせい」と思って許してください。

 昨日の夕方は最悪でした。朝食で奥歯の詰め物が取れてしまったので、歯医者の予約。今日が休診なので、昨日のうちにと思ったのですが、空きがなくて年休を1時間取らざるを得ず退勤。船橋駅で東武に乗り換えると、その電車から動かなくなりました。どこかで車両故障があり足止め2時間半!お尻は痛くなるし尿意をもよおすし…。「振替輸送を行っています」と言われたって無理です。家に着いたのは座席に座ってから3時間後。当然、歯医者は終わっていました。3時間なら歩いたほうが早かった?

 そう考えるのも、東日本大震災の後に市川市役所から自宅まで、その数年後にはららぽーと周辺から自宅までの十数キロを、終電後に歩いたことがあるからです。疲れ果てた身体だったり、アルコールが全身に回った状態だったりした上に、革靴ですからたまったものではありませんでした。2~3時間の間、何度タクシーを拾おうと思ったことか。弱気になりながらも意地で生還(帰宅)。翌朝には「なんでタクシーに乗らなかったの?馬っ鹿じゃないの」と妻に言われました。

 さて、よく知った道でも、車ならスッーと何秒、何分で走れる距離が、歩くといかに長く感じることかという経験はないでしょうか?逆に、歩き慣れた、見慣れた道筋だからこそ見落としてしまっているものはないでしょうか?また、ある日、いつもあった建物などが取り壊された跡を見た時、「あれっ、ここに何があったっけ?」と思ってしまうことは?見ていること、知っているはずのことは結構あてにならないものです。

 まだまだ天気の良い日が続きそうです。澄み渡った空気の中、辺りをキョロキョロしながら歩いてみると新しい発見、新鮮な風景に出会えるかもしれません。

143 わら半紙(更紙)はどこ行った?(12/16)

 休みの日には、手賀沼周辺の道の駅に旬の野菜を買いに行くことがしばしばあります。夏場はトマトや枝豆、生姜など。これからのシーズンは泥ネギや大根、チジミ小松菜といった感じです。先日、サニーレタスをかごに入れて「この野菜から今日のメニューわかったらさすが。1万円あげる!」と言います。「うーん、春巻きっ!」と答えるや否や「もとい!」「やっぱり、今のなし」と言う妻。当たっていたようです。

 さて、今日は「紙の日」だそうです。明治8年のこの日、東京・王子の紙工場が営業運転を開始したことにちなみます。30数年ほど前、学校の紙といえば「わら半紙(更紙)」が主流でした。消しゴムを使うと黒く汚れてしまったり、湿気で簡単に穴が開いてしまったり…。そして、いつの間にか中質紙やコピー紙がわら半紙より安価になって、今では学校にわら半紙は影も形もありません。ただ、教育現場からお菓子作りの場に活躍の拠点を移したようです。程よく水分を吸収する性質は、ケーキのスポンジを焼く敷紙になるそうです。印刷がインクジェットやレーザーに変わり、安さという武器を失っても、他のニーズを満たして適材適所で生き残っているのを知って何だかうれしくなりました。

 使用するサイズに関しても、社会ではAサイズが当たり前になってからも学校はBサイズ中心の印刷物でした。今もまだまだ現役です。学年だより、保健だより、図書だより、献立表、み~んなB4!あれっ、学校だよりだけが仲間外れのような…?

142 冬の風物詩、冬の夜空(12/15)

 本格的な冬がやってきたようです。ズボンの下のタイツもデビューしました。

 さて、冬の風物詩といえば、「鍋物」「箱ミカン」「霜柱」「イルミネーション」などが思い浮かびます。「こたつ」や「ストーブ」が家から消え去って久しい気がします。市川周辺だと霜柱が見られるのは学校の花壇くらいでしょうか。昔よく食べた箱売りのミカン、最近はMサイズ3kg2980円という美味しいモノがありますが手を出せません。イルミネーションは一年中設置の我が家。ソーラー式なので電飾屋敷ではありません。じゃあ、我が家ならではの冬の風物詩って何だろう?

 ありました!出勤前に着替えを始めるタイミングで、バルコニーの窓を全開にして洗濯物を干し始めること。冷たい外気に鳥肌立とうものならニヤリ。さらには、洗濯物を干していたキンキンに冷えた手でわき腹を触ります。「やめろよ~」と言っているそばで「生き甲斐を感じる」と歓喜の声?

 空気が澄んで夜空が深く感じる冬は、星空を眺めるには絶好の季節です。プレアデス星団(すばる)も肉眼できれいに観ることができるとか。その見つけ方は、①オリオン座を探す、②オリオン座の三ツ星から、右の延長線上に視線をずらしていく、③青白く光る集団が「すばる」、だそうです!三大流星群の一つである「ふたご座流星群」も、この12月中旬に観測できるといいます。(全部受け売り!)

141 ユズで「健康」と「美容」を…(12/14)

 先週の新聞にあった「コロナ対応 もう限界 看護師退職止まらない」という見出しに目が釘付け!危険と隣り合わせの過酷な労働環境、周囲からの差別に心が痛みます。

 「いつ自分も感染するかと常に緊張を強いられ、負担が重い」「コロナがうつるから近づくなと心無い言葉を浴びせられる」「子供と公園で遊んでいると近所の人から嫌みを言われた」「保育園で預かり拒否やいじめ発言があった」「美容室の予約を断られた」などの言葉が綴られています。

 保護者の方の中にも医療従事者がいらっしゃるでしょうし、コロナ感染の危険に晒されている職種の方もいらっしゃると思います。医療現場ほどではないにしても、教育現場も同様です。目の前にいる子供たちのために、立ち止まるわけにはいきませんから、対策を怠ることなく慎重かつ時には大胆に取り組んでいきます。

 話は変わりますが、柚子が美味しい季節になりました。抗酸化作用・疲労回復・整腸作用・血行の改善・皮膚の保湿や美白効果など、健康と美しさの両方の効果が期待できるようです。学校の柚子も、12月に入ってから校長室前に展示しています。その香りは、様々な緊張を解きほぐしてくれるかもしれません。

  

 1週間後は「冬至」。別名「一陽来復(いちようらいふく)の日」とも言うそうです。この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んだ言葉です。冬至を境に運気も上昇するとされるので、かぼちゃを食べて栄養をつけ、柚子湯に入って心も体も温めて、無病息災・コロナ終息を願いながら来るべき寒い冬を乗り切りたいと思います。

140 ガソリン車は先細り?(12/11)

 妻は運転免許を持っていません。だからなのか、私の運転する助手席に座って「寿命が縮まらなかったためしはない!」と言い放つほどです。怖いと思うとダッシュボードに手が出てきて手でブレーキをかけます。たまに「ヒャー」みたいな声をあげますが、何事かとこちらがびっくりしてしまいます。路地から出てきそうな車や自転車、右折時に対向車が来ているときなど…。私にとってはいつものことなので特に気にならなくなりましたが、娘や息子からは怒られるらしいのです。

 さて、東京都は2030年までにガソリン車の新車販売をゼロにするという目標を掲げました。欧米などでも2035年にはガソリン車廃止の動きがあります。旧車に心ときめく私はどうしたらよいのでしょう。また、15年後には私も70代半ば。免許返納も視野に入れる頃でしょうか。妻曰く「子供たちに免許返納を勧められるようになったら、必ず従ってね」「これまであちこちに連れて行ってくれてありがとうって言うね」「あなたも、これまで怖い思いをしながら乗ってくれてありがとうって言ってね」と。なんか妙な会話です。

 毎朝のように駅まで家族を送っていく車に追い越されます。時には2往復なんてことも…。そうした車も時代とともに変わっていくのですね。

139 フリップ流行?(12/10)

 12月1日に『2020ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、年間大賞に、「密閉・密集・密接」の「3密」が選ばれました。候補を見ても、今年は新型コロナ関係ばかりですし、「3密」は予想どおり。大賞を受賞したのは小池東京都知事だったとのこと。3月はじめから注意喚起に使用された「密閉・密集・密接」ですが、小池知事が会見で「NO!3密」のボードを掲げたことで一気に知名度が上がったことから考えると納得です。

   

 さて、この「3密」同様、各知事がフリップボードを持ってする会見が多くみられるようになったのは小池知事の影響かもしれません。視聴者などにわかりやすく伝える素材として、ニュースや情報番組でも不可欠な存在のように感じます。図や表、文字などの情報をいかに分かりやすく魅力的に見せるか、プレゼンするか腕の見せどころでしょうか。クイズコーナーでも多用されていますし、手書きのフリップをうまく使うお笑い芸人もいます。一つのジャンル確立といえますが、学習の場でもうまく活用したい教具でもあります。

138 早寝早起き朝ごはん+(12/9)

 明日2年生が、ヤクルトの食生活アドバイザーからお話を伺う「おなか元気教室」を実施します。事前に2年生124人からアンケート回答があった資料をいただきました。生活習慣調査とありますが、まさに「早寝早起き朝ごはん&朝ウンチ」の実態です。

【就寝時刻】 9時~10時前に寝る児童が約46%。学級によっては9時前就寝が半数いました。一方で11時を過ぎる児童もちらほら。

【起床時刻】 6時半~7時前と回答した割合が約37%。6時前という子も12%。

【朝食の喫食率】 「毎日食べる」児童は95%弱。ただ、食事の内容も大事です。

【排便状況】  毎日1回あるいは2回と回答する児童は約73%。「3日以上出ない」児童も約6%。

【排便時間】  朝11.5%、昼前3.8%、昼過ぎ12.3%、夕方や夜15.4%で、「決まっていない」が55%を超えます。腸の活動を活発にする体操もありますし、オナラは腸の健康のバロメーターとも言われます。特に、朝一番の「大きなオナラ」は大事らしいですよ。

【ウンチの形】  「コロコロ・カチカチ状」18%、「バナナ・半練り状」77%。中には「泥・水状」も。

 一概に「これが正解!」と言える問題ではありませんが、生活リズムの乱れは健康に直結します。心と体と脳を休ませる睡眠もとても大事です。私の場合は「休肝日」が大事?

137 今の学習、昔の勉強(12/8)

 11月末に高学年、そして昨日は1~4年生とひまわり学級の国語の授業研究会を行いました。教材研究をして、実践して、講師の指導を仰ぎ、指導改善・授業力アップに努めることは、すべて目の前の子供たちのためです。ですから、私たち教員は絶えず研鑽を積むことが求められます。

 今年度は、『進んで学びに向かう児童の育成 ~互いの考えを認め合い、自分の考えを再構築する振り返り活動の場の工夫を通して~』を研究主題として取り組んでいます。校内を徘徊?していると、様々な授業場面、子供の姿に出会います。特に、研究教科の国語では、学習計画と最後の着地点を明示した模造紙がどの教室にも掲示されています。

 1年生は「はたらくじどうしゃ」、2年生は「しかけ絵本をつくろう」、3年生は「わすれられないおくりもの」、4年生は「ショートショートを書こう」、5年生は「雪わたり」、6年生は「伊能忠敬(今の私が目指す、将来の私)」を国語で学習しています。

 算数では、「物と人の数」(1年)、「三角形と四角形」(2年)、「分数」(3年)、「小数のかけ算やわり算」(4年)、「単位量あたりの大きさ」(5年)、「比例と反比例」(6年)です。

 思い出すのは、私が小学生だった昭和40年代の学習内容。算数に「集合」という単元があったのは4年生?算数が嫌で、朝になって体温計を不正操作したのもこの頃。国語では「チビクロサンボ」「きかん車やえもん」「三春駒」「最後の授業」などを思い出します。4年生が国語で学ぶ「ごんぎつね」は当時からある不滅の教材!理科では「魚の解剖」がありましたし、体育では「ラジオ体操」のすべてを叩き込まれました。だから、今でも指先からかかとまでの動きを正しくラジオ体操ができるのは秘かな自慢です。 

136 頑張る子供たちにエールを(12/7)

 2学期もあと3週間となりました。昨日の朝日新聞に、本校出身の「守屋浩さんを偲んで」という特集記事がありました。高齢であることもあって情報収集は困難でした。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 さて、土曜日に塩浜体育館で行われたミニバスケットボールの市内秋季大会準々決勝を応援に行きました。対戦相手は信篤MBC。前任校で3年間応援してきたチームです。複雑な気持ちでしたが、やっぱりここは市川MBC応援の一択!今年度最初で最後の市内大会ですから、6年生のこの大会にかける意気込みは並々ならぬものがありました。

 試合は、2ゴール差くらいで常にリードを許す展開。そして第4クォーター終盤で同点、逆転、同点。延長に入っても同様の展開。そして残り15秒。決勝点となるゴールを決めてブザーが鳴りました。久しぶりに熱い気持ちが沸き上がりました。両チームを応援したい立場としては最高のゲームでした。ましてや勝って終わったのですから。ちなみに、この日は妻との出会いの記念日。素晴らしいプレゼントをいただいた気分です。

 昨日行われた準決勝では鬼高に僅差で敗れましたが、堂々たる3位!放送朝会で表彰するものが増えました。ちなみに、優勝は百合台で、決勝戦も接戦だったと聞きます。

 学校での勉強にも真剣に取り組み、スポーツだけ頑張っているだけの選手ではないことを普段から見て知っています。だからこそ、これからも様々な場面で応援し続けたくなります。何か一つにだけ力を注ぎ、やるべきほかのことを疎かするようなことのない子供たちには、誰であってもどんなことでもエールをおくります!

135 いろいろな初体験(12/4)

 どんなことにも必ず「初めて」はあるものです。それが最初で最後であったり、その後たくさん経験し当たり前になっていたり…。

 そこで、どうでもよい私だけの初体験を集めてみました。

■初めてレコード:チャゲ&飛鳥の「ひとり咲き」と悩んで買った、クリスタルキングの「大都会」。♪あ~あ~果てしない~夢を追い続けぇ~♪

■初めて乗った飛行機:プーケットへの「新婚旅行」。バンコク空港で搭乗案内のアナウンスをした!

■初めてのコンサート:友達に誘われて行ったユーミン。まだ荒井由実だった?

■初めて観た映画:大学生になって「風と共に去りぬ」。有楽町マリオンで彼女と立ち見!

■初めてのカップラーメン:出始めたばかりの頃のカップヌードル。自販機で買って湯を注いで。

■初めてのスケート:大学生の時に行った「富士急ハイランド」。いきなり鬼ごっこはないでしょ。

■初めての給料:高校生で始めた郵便局の年末年始の配達。娘がアルバイトの初給料で買ってくれたタイピンは今も現役!

■初めてのデジカメ:とにかく高かったけど画素はメッチャ低かった。

■初めてのランニング:ほんの1~2年前に始めた「早歩き」の延長。苦しいことを好き好んで行う気が知れなかったのに、今では身体が欲する?

■初めてのセロリ:結婚して食卓に出たスティック野菜。生の人参までかじれるから不思議!

■初めての椎茸こんぶ茶:家庭教師先の家で出された。息を止めて流し込んだ。もう無理~!

 皆さんはどんな初体験を思い出されるのでしょうか?秘密にしておきたいことだってあるでしょうが、子どもたちはどんな「初めて」を自分の「経験」につなげていくのでしょう?

 さて今シーズン初めての「あったかタイツ」(わたし的には「ズボン下」)を履く日も近そうです。

134 給食が楽しみな子供たちと校長?(12/3)

 校長の大事な仕事の中に「検食」があります。子供たちのもとに給食が渡る30分前には毒見が始まるのです。一般的には中学年に提供する量やカロリーの給食が届けられるのですが、食べ始めが早いので夕方までもたないことが多くあります。たまにフライが2個あるなど、サービスを嬉々として喜ぶ食べ盛りのジジイです。ちなみに昨日は、ビビンバ、チンゲン菜スープ、桃ゼリー、牛乳というメニュー。(写真)

  

 また、食べながら検食簿を書きます。たった3~4行のコメントですが、食リポではありませんがきちんと書くように心がけています。昨日のコメントは、「スープは鶏の出汁がよく出ていて、チンゲン菜をはじめとした野菜や豆腐を包み込むような味わいです。すっきりした中に濃厚さも感じられておいしいです。ビビンバも味の調和がとれていて大満足。デザートもうれしいおまけです。」(恥)

 栄養士は、子供たちの健康を食の面から支えるとともに、喜ぶ顔を思い描いて様々な工夫をしています。少し前に「子ぎつねコロッケ」というメニューがありました。油揚げにコロッケの具材を詰めて、楊枝代わりにパスタを使って口を止めてあります。それを揚げた一品ですが、アレルギー対応でもあることを聞いて感心した次第です。

 子供がおいしいと言っていたり、家庭で作ってみたい献立があったりしたら遠慮なくご連絡ください。例えば毎月の献立表に作り方を紹介することもできます。揚げパンだって作れるかも。きなこ揚げパンにココア揚げパン、シュガー揚げパン。11月にはウグイスきなこ揚げパンという初めての出会いも…。

 感染症対策から、全員が前を向いて無言で食べる姿を見るたびに終息の日を願って止みません。

 

133 四季を楽しめる校庭(12/2)

 秋口から校舎3階西棟で火災感知の発報を繰り返しています。エアコンの温風が火災感知器に反応するのかと思ってすぐに聞いて回ってもその事実はなし。毎回、セキュリティ管理会社に連絡するとともに校内放送で異常なしを伝えています。頻繁に発生すると「オオカミ少年」になりかねません。いざ火災発生しても、「また、いつものことだろう」と考えてしまう怖れがあります。関係課等に連絡をして対応を検討してもらっています。

    

 さて、校地内の樹木の落葉も終わりに近づきました。体育授業参観の時には拾うたびに舞ってきたプラタナスの枯葉も、今はほとんど残っていません。桜の葉も落ちてしまいました。現在、イチョウ落ち葉を掃除してくれるのが1年生や美化委員会の児童です。

 小さくても四季を楽しめる校庭ですが、冬はどんな姿を見せてくれるのでしょうか?ところで、今年はプラタナスが実をつけていないような…。

132 宝がザックザク(12/1)

 3年生は、昔のくらしや生活の変化、知恵・工夫などを社会科で学習します。例えば、洗濯板での体験する活動を通して考えを深めていくことが行われる場面に出くわすことも…。

 歴史ある本校では、古い道具がどのくらいあるのかとふと思い立ち、校内を徘徊!なんと、8か月も学校にいるのに一度も足を運んだことのない部屋があるのです。恐る恐る忍び込みました。するとどうでしょう。宝物がいっぱい!ダイヤル式の黒電話より古いモノ、電気式でないアイロン、火鉢などなど。ベーゴマだって見つけちゃいました。比較的古そうなものには「北の湖」「猪木」とあります。樽に厚布を張って遊んだことを思い出します。その頃は「大鵬」だったか?

    

 もしかすると、ご自宅やご実家の倉庫などに眠っている古い道具があるかもしれません。足踏み式ミシンや炊飯ジャー、黒電話、レースの編み機、2漕式洗濯機、アンテナを上に乗せたブラウン管テレビほか、農具なども含めて寄付いただけるものがあればご連絡ください。「こんなものが?」と思うものが、学習に役立つことがあります。そのためには、資料室の整頓をしなくちゃ!

 校長室の一角にベーゴマコーナーを秘かにつくってしまおうかなぁ。鉄やすりで削って、ぶつかり合うたびに火花が散って…。う~ん、ウズウズ。

131 ネズミ年もあと1か月(11/30)

 寒くなりました。早速、頭には薄めのニット帽を被って出勤です。

 さて、12月の声を聞く前に、妻は「我が家の重(十)大ニュース2020」を考え始めています。例えば、コロナ拡大前の2月上旬に行ったスキマスイッチ・コンサートでボーカルの大橋卓也に触れまくったこと、2人目の孫が生まれたことなど、いくつか諳(そら)んじていました。気が早い!

 ただ、振り返るとつい最近だと思っていたことがやけに遠い昔であったり、逆に随分前だと思っていたら今年のことだったなんてことがあったり、時間はあっという間に過ぎ去り記憶もあいまいです。

 冬至(12/21)に向かって日がどんどん短くなっています。暗くなるのが早いと、夕方の時間帯でも「遅くなっちゃったな」と勘違いしてしまうことがあります。また、帰宅時にどこかの家から暖色の電灯がカーテン越しに漏れてきたり、お風呂の石鹸の香りが漂ってきたりすると、ほんわかした気分になって家路を急ぎます。

 今年もあと1か月となりました。重大ニュースを考えるとともに、今年中に取り組んでおかなければいけないことのリストアップと実行に努めたいと思います。

130 温かいお風呂にあったかい布団(11/27)

 日曜日から冷え込みが厳しくなりそうな予報です。

 寒くなってくると、温かい湯船にゆったり浸かった時と天気の良い日に干した布団に包まった時の幸せな気持ちは格別です。ましてや次の日が休みだったりすれば尚更のこと。

 夜、同じくらいの時間に帰宅した日、風呂を沸かした後、「先に入っていいよ」とやさしいお言葉。でも、先に私が入浴すれば湯気などで浴室が温まって、寒さを感じなくて済むからなのかもしれません。

 風呂といえば先日、「頭は何で洗っているの?」と妻に改めて尋ねられました。

「剃った後は石鹸だけど2日目からはシャンプーだよ。なんで?」

「どのシャンプー?」

「この間まで使っていたトニックが無くなったから手前のやつ!」

「それは高いシャンプーだからもったいない」

 次の日には、場所が変わり、わたし用のボトルが用意されていました。ミリ単位の頭髪には、高級な商品はそぐわないようです。

  

 私の住む地域の学校では新型コロナにより休校中です。本校でも、家庭内感染が心配される事例が複数報告されています。幸せを感じられるのは、健康であってこそのこと!今晩もあったかいお風呂が待っている~(^^♪

129 男子が小用を足すとき…(11/26)

 自宅のトイレで小用を足すとき、あなた(男性)は立ったまま派?それとも座る派?私は座って用を足します。便器の内外への小便が飛び跳ねることによる汚れを少なくするためです。だって自分で掃除をしないので…。

 この座る派、ある調査(回答数155)によると約7割という結果が出ました。新型コロナウイルス感染症拡大後に着座してするようになった割合が大きく増えたといいます。

 過去に市内外を問わず小・中学校等を訪問する機会が何度もありました。便器だけでなく、掃除用具入れも開けてチェックしましたが、総じて「新旧問わず、トイレがきれいな学校の児童生徒は心が落ち着いている」ということが言えます。同時に学ぶ意識も高いように感じました。

 自分の家でなくても、後に使う人や掃除する人のことを思ってきれいに使いたいですし、掃除が行き届いて気持ちよく使える学校トイレでありたいと思います。今日帰宅してすぐに「じゃあ、2階のトイレ掃除は任すね」って言われそう。

128 晩秋から初冬へ(11/25)

 季節の移り変わりを示す動植物の変化を調べた「生物季節観測」を、来年1月から大幅に縮小すると気象庁が発表しました。これまで、例えばうめ・さくらの開花した日、かえで・いちょうが紅(黄)葉した日などの植物季節観測や、うぐいす・あぶらぜみの初鳴き日、つばめ・ほたるを初見日などの動物季節観測を統一した基準により70年近く行ってきました。

 観測された結果は、季節の遅れ進みや、気候の違いなど総合的な気象状況の推移を把握するのに用いられる他、新聞やテレビなどにより生活情報のひとつとして利用されてきました。

 しかし、近年は生物の生態環境が変化して、標本木の確保や対象動物を見つけることが困難になっているといいます。例えば、東京でウグイスの鳴き声が確認できたのは2000年が最後だといいます。

 季節の移ろいを教えてくれた鳥や虫たちからの便りが切り捨てられてしまうようで残念です。逆に、わずかな間に小さな自然を身の回りから失わせてしまう生活を続けてきたことに反省が必要です。だからこそ、関心を薄れさせない、季節の変化に敏感である、そうありたいと願います。

 私の場合、暑さも寒さも頭が最も敏感!雨滴感知にも最適な感度良好天然アメダスです。

 

127 美人AIキャスター登場!(11/24)

 韓国のテレビ局で「AI(人工知能)キャスターが登場した」と、先日の新聞にありました。キャスターの映像データをAIに学習させ、1000字程度の原稿を1分以内に映像として生成できるといいます。災害時にキャスターやスタッフ、機材の準備が間に合わない時でも速報ニュースが流せると期待されています。

 一方、ホンダ・レジェンドは、一定の条件下で、運転者がよそ見をしている状況でも全操作を行えるレベル3まで自動運転技術が高まったといいます。

 人間が表情豊かに語り、時にはアドリブを入れてこそ訴えかけるものがあると思う、古い頭の持ち主の私には現実味がなく受け入れがたいものがあります。。自動車も、自分でハンドル操作してこそドライバーとしての醍醐味があると考えてしまうのです。

 とっても美しい女性AIアナウンサーがMCを務めるバラエティー番組。新聞を広げて読んでいるドライバーの運転する車が、朝の国道14号を走り抜ける様子。どちらも、想像するとちょっと怖い気がするのは私だけでしょうか?

 国道といえば、今朝、段ボールに入れられたタヌキの死骸が道路沿いに置かれているという子供の情報で回収してきました。この周辺にもタヌキが出没するのですね。クマが人里に下りてくるのと同じ???

126 とんでもございません?(11/20-2)

 昨日いつもどおりに出勤して14号門を入ると、花ボランティアの中村さんが正面の花壇の土をならしていました。ガーデンシクラメンを植えてくださるためです。市川市新井方面から自転車で来てくださいますが、時刻はまだ7時半前。学校のために毎日のように植物の世話をしています。時には側溝の清掃まで。登校してきた児童がその脇を無言で歩いていきますが、あいさつと校地内の花を愛でる気持ちを忘れずにいてほしいと思います。

  

 さて、在宅中に時々スマホに着信があります。職員や施設など様々ですが、隣で妻が聞き耳を立てている場合があります。電話相手を怪しんでいるというわけではなく、私の話し言葉のチェックのためです。「とんでもございません」と無意識に言ってしまっているようで、それを指摘するためなのです。「また言った」とか「今日はよくできました」とか…評価が下されます。「とんでもございません」「滅相もございません」という日本語はなく、「とんでもない」「滅相もない」で一つの言葉なのです。使いたいなら「とんでもないことでございます」となるわけです。妻が隣にいると、変な言葉を口に出せなくて緊張してしまいます。丁寧さも大事ですが、普通に思いを伝える方がよいのかもしれません。同じことが『マスカレード・ナイト』(東野圭吾 著)でも、ホテルマンに扮した新田刑事にコンシェルジュの山岸尚美が指摘する場面が登場します。

 明日から3連休です。天気も安定しているようですが、新型コロナの感染拡大が続き、東京都は500人規模、千葉県でも3桁を記録しました。天気も安定しているようなので楽しみたい気持ちもありますが、行動制限をしようと思っています。