学校教育目標:夢の実現に向けて行動する子供の育成
学校教育目標:夢の実現に向けて行動する子供の育成
6年生が「将来設計図」を学習で作成していたことは以前書きましたが、その中に「小学校の先生」と書いている子がいました。ずっと昔は、将来の夢の上位に「学校の先生」があったと思いますが、最近では「ブラック」のレッテルを勝手に貼られて、教員を志願する学生が減少しているのが現実です。「どこが?」という思いでいっぱいですし、大変な思いをするのは教員に限ったことではないはずです。だからこそ、先生になりたいと思う子供たちを応援したい気持ちでいっぱいです。現在も含めて、これからモデルとなる先生に出会えることが大切であると、なぜかしら身の引き締まる思いになります。
さて、そんな教員を「夏休みがたくさんあっていい」と思っている方もまだ多いかもしれません。今週末で夏休みに入る今、教職員の夏休みを簡単に紹介します。
例年のように約40日の夏季休業の場合、土日祝日以外は勤務を要する日です。まず、輪番で日直勤務が数日割り振られます。また、必ず受講しなければならない研修がいくつもあります。普段は教室を離れられない職業柄、夏季休業中に集中するのもうなずけます。さらに、夏休み明けからの授業準備などで出勤してじっくり取り組みます。そのほかに、夏季休暇を取得します。これらをカレンダーに落とし込むと、積極的に取得が奨励される年次休暇は数日となりますので、一般企業の夏休みと何ら変わらないのです。
さすがに今年度は、悉皆(しっかい)研修の多くが中止になりましたし、学校閉庁日が例年の3日から7日になっていますので、万全なコロナ対策をしながらリフレッシュして叡智を養います。
子供たちには、この時期あるいはこうした長めの休みだからこそできることを考え、目標を明確にして貴重な体験を積んでほしいと願っています。
先週は5年男児が歴史漫画をもって校長室にやってきてくれました。「加藤清正」の本に「蜂須賀正勝」が登場していたのでわざわざ知らせてくれたのです。少しの間本を借りて、改めて勉強しました。嬉しいことです。
今日は2年男児が本を抱えて校長室に来てくれたので話をしました。この本には阿波(徳島県)の殿様であった正勝の子「蜂須賀家政」のことが記されてます。歴史好きのようで、前にも「蜂須賀談義」をちょこっとだけしました。
今日午前中に書いた記事には、蜂須賀姓は全国で4800人程度と書きましたが、この2年生の子の名字はずっと珍しいと言って去って行きました。気になって仕方ないので調べてみると、全国で230人くらいで、長野県・東京都・埼玉県に多いとのことです。680名の児童名簿を見ると珍しい名字は他にもたくさんあります。その中に全国60人あるいは90人という名字も見つけました。まさに珍名さんです。
ありがたいことに、蜂須賀は印象に残るのか初対面の方にも覚えていただけます。でも、妻が「三文字の名字なら『西園寺』とか『伊集院』『綾小路』だったらカッコよかったのに…」と言っていたのを思い出してしまいました。
昨日の天声人語に、ソーシャルディスタンスを保ち、接触のないお化け屋敷が登場したことが書かれていました。車に乗ったまま楽しむ世界初の「ドライブインお化け屋敷」で、停車した車内で数々の恐怖を体験するのだそうです。(株)怖がらせ隊が発案したホラー企画で、イベントの予約は現在完売、入手困難とありました。
さらに、昨日7月26日は「幽霊の日」だったことも知りました。約200年前のこの日に、日本を代表する幽霊「お岩さん」が登場する「東海道四谷怪談」の初演の日だからと言われています。この「幽霊」にちなんで、こうした文字を含む珍名さんがいないか興味がわいたので調べてみました。さすがに「幽霊さん」はいませんでしたが、以下の名字を読めるでしょうか?また、お知り合いにいらっしゃったりして?
「幽谷」……「かすや」さん《全国約30人》 ※「幽」のつく名字はこれだけ
「霊」………「みたま」さん《全国約10人》
「霊山」……「よしやま・たまやま」さん《全国約110人》
「霊元」……「よしもと」さん《全国約10人》
「霊園」……「れいえん」さん《全国約30人》
「霊鞍」……「たまくら」さん《全国約10人》
「霊鷲」……「たまわし」さん《全国約20人》
「霊田」……「たまた・たまだ・れいだ」さん《全国約10人》など
ちなみに、「蜂須賀」は全国で4800人ほどいるみたいで、データでは愛知県に多いようです。
さて、担任をしていたころは修学旅行で訪れる湯元の源泉で肝試しを行ったことが思い出しました。また、体育館のステージ下にある、パイプ椅子収納場所あるいはプールの下での暗闇体験、理科室に暗幕を張ってお化け屋敷など、子供たちが企画して実施したことも今は昔のお話。昨晩のような稲光も、子供のころは怖かったことを思い出します。
ただ残念なことは、例年一中ブロックで開催されている「お化け屋敷」が、今年度は中止となってしまったことです。結構、本格的だったと聞きましたので…。
各ご家庭に記念日があるでしょう。家族の誕生日、結婚記念日、出会いの記念日などなど。若者は知り合った日を毎月記念日にするようなこともあるようです。「付き合って3か月目!」みたいに。例えは悪いですが「月命日」のような感じです。
さて、明日23日は我が家の結婚記念日です。夏休みに入ってすぐ式を挙げたので、暑い盛りでした。礼服を身に纏う招待客にはいい迷惑だったはずです。あれから30数年、よくぞ耐えてくれたという驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。
先日、八千代の京成バラ園に行って、夏の小さな庭を彩るよい植物はないか物色していました。すると、売り場を見て回っていた妻が寄ってきて、「欲しいもの見つけた」と言うのです。行ってみると「ジューンベリー」の苗木。日曜市で半額対象商品(これって大事なこと!割引に弱い人間なので)でした。「結婚記念日のプレゼントでいいよ」と言い、さらに「結婚してくれてありがとう記念植樹をしようか」とさらっと付け加えたのです。ブルーベリーは数鉢を栽培していますが、さすがに地植えの実りには勝てません。そこで、実をたくさん収穫して喜ぶ自らの姿を想像した妻は、お買い上げして帰るや否や、別の木を伐採し、その根元に1mにも満たない苗木を植えることを私に命じたのでした。(悪妻に聞こえるなぁ)来年の5~6月が楽しみです。ただ、翌日は腰が痛くて…。
教職員も保護者の皆様も、どうぞ記念日を大切にしてください。まさにワークライフバランスです。
明るいうちに湯船でゆったりくつろぐのは最高です。
さて、風呂で体を洗う時に何を使っているでしょう。手ぬぐい?スポンジ?ボディブラシ?ボディタオル?いろいろです。中には手で洗うという方もいらっしゃるかもしれません。
私が幼少のころは糸瓜(ヘチマ)です。ヘチマが乾燥して繊維だけになったものを使って体を洗います。アマゾンで調べると、2個千円とか3個二千円といった価格で今も売っています。買ってすぐのものは繊維も硬くて痛いのなんのって、皮膚にこすった痕が付くくらいです。でも1週間も使うとなじんできていい感じになります。こういう硬さに慣れた私の皮膚は、柔らかいボディタオルより、ごわごわ感のあるものの方がお好みです。
このヘチマ、理科の学習教材として取り上げていたのはいつの頃までだったでしょうか。ヘチマのつるを切ってその先端をペットボトルに差して水の通り道を学習したり、花のつくりや受粉の勉強をしたりすることに使われました。校舎のネットにつるを這わせたので、グリーンカーテン風になっていました。今でこそ4年生がゴーヤを育てて収穫することはありますが、ヘチマの実に関しては実ってもそれを使う術を知らないため、大きくなって腐って、はい、おしまい…だったように思います。
今はヘチマの存在自体知らない子供ばかりでしょうが、それでも、風呂場では固形石鹸を使用し、シャワーを使わずいまだに風呂の湯をひしゃくで汲んで使っている私は、今一度、ヘチマ復活(復権)を秘かに目指そう考えています。
例年どおりであれば、今日は終業式あるいは夏休みを迎える会が行われ、「明日からの長い夏休みは…」という口上が先生方から聞かれていたはずです。今年度はあと2週間先。子供と一緒にもう少しがんばります。
昨日の午後には久しぶりの青空が見られました。そこで思い立って、私の実家があった場所に足を運んでみました。高齢の父母が施設に入って、主なき家(土地)を3月に売却しました。その跡地の様子を見に行ったのです。1棟が建ち上がり、もう1棟は土台と足場ができていました。昔の面影があるべくもなく、寂しい気持ちになります。
半世紀前、建て前(上棟式)につきものだったのが「おひねり」です。柱を組んだ2階から袋に包まれた餅や菓子、5円玉が放られたのです。放課後だったりすると、足を延ばして拾いに行ったことを思い出します。
さらに、建築現場は宝の宝庫でした。私にとっての宝は「端材」。適当な大きさのものを集めて家に持ち帰り、のこぎりや釘でモノづくりに勤しむのです。現在のように、工場で作られた建材を現場で組み立てる工法ではありませんでしたから。
子供たちが図工の時間にのこぎりや金づちを使う場面があります。経験がない子供たちの手つきは怖い!そして、先生方も正しい使い方を熟知していないということだってありえます。5年生が掲示板づくりで電動のこぎりを使用していましたが、時々おせっかいをやいてしまいます。家庭科の玉結び、玉止め、運針、ボタン付けなども含めて、教室を回っているとまだまだ「救いの神」になれる自分がいるのがうれしく思います。ただの自己満足ですが…。
今日は、広報委員の方からの質問、「小・中学生時代はどんな子どもでしたか」にお答えします。
私の出身は千葉県八千代市です。未だに夢の中で通学路を歩いている自分が登場します。当時のスポーツといったら専ら野球。そして誰もがジャイアンツの野球帽。市川市と違って、八千代市には少年サッカーという文化がなかったようで、校庭にもサッカーゴールなど影も形もありません。5年生の時、オーストラリアから転入した友達が、休み時間に「サッカーやろう」と言っても誰も振り向きません。「サッカーって、よくわからないし~」という時代だったのです。今では考えられません。
小学校高学年では算数に四苦八苦した覚えがあります。特に「集合」(わかる方は同世代)という単元は、夜遅く帰宅する父を待って教えてもらいました。月曜日の朝は、必ずと言ってよいくらい学校に行きたくなくて、布団の中で体温計に不正を働いてみたこともあります。
ある時、母が個人経営の算数補習塾を探してきました。渋々行ってみると、わかるようになっていくのが不思議です。それ以降、高校の「微分・積分」までは順調でした。何がきっかけになるかわかりません。
中学校は、自宅から徒歩3分。往々にして近すぎることは決して良いことではありません。遅刻常習者でした。朝自習のプリントを週に何度も廊下でやっていましたから。1年生で入った部活は剣道部。理由は簡単!近所の人からもらった防具が家にあって、もったいないからと勧められたせいです。そんな理由ですから、竹刀の素振りと防具の臭さに辟易して、夏休みには退部。そして2年生の夏前にサッカー部へ入り、高校まで続けました。
小・中ともに自転車少年。フラッシャーが付いてディスクブレーキ、セミドロップハンドル、10段変速。まさに、「ザ・昭和」のスポーツサイクルは憧れでした。
子どもたちが、今の姿のまま大人になることはありません。自分で見つけたり外から与えられたりする「きっかけ」が進む方向に大きく影響するように思います。どんな大人になっていくか、今からとても楽しみです。
抜けるような青空をどれだけの期間見ていないのでしょう。恋しくなります。
さて、毎日電車に乗っていると乗客の7~8割はスマホをいじっているように見えます。そういう私も例外ではありません。行きは読書、帰りはスマホで漫画というのが日課です。ただ、電車を降りても相変わらずいじっている人もいます。階段を下りながら画面を見入る人は危なくていけません。しかも歩くのが遅い!私も含めて急いでいる中で、邪魔この上ない!そこまでの必要性があるのか尋ねてみたいものです。
神奈川県大和市では「歩きスマホ」禁止条例が、全国初で施行されたと聞きます。スマホに気を取られて他人にけがを負わせる可能性がありますし、転倒や転落など自らも負傷しかねません。文科省内では、中学校でのスマホ持ち込み容認に関する検討が佳境を迎えていますが、ルールは必須です。
さて、小学生においてはどうでしょう?小学生のスマホ所有率をみると、小学生全体で4~5割。高学年ですと過半数です。ゲームy動画視聴、コミュニケーションが主な目的で、特にコミュニケーションツールとしての使用割合が増加しているデータがあります。小学生の3人に1人はLINEを利用しているというから驚きです。中学1年になると、なんと4人に3人。まさに名刺代わりと言っても言い過ぎではないようです。
しかし、スマホを媒体としたいじめや犯罪、事件が増加しているのも事実です。だからこそ、フィルタリングは当たり前として、親子でしっかりルールを確認しておくことが求められています。「スマホ・インターネット安全教室」を実施する小学校も増えてきましたが、今年度コロナ禍の状況で本校が実施できるかは定かではありません。
危険といえば、自転車に乗りながらスマホをいじる中高生(偏見?)。しかも、イヤホンで音楽でも聴いているのでしょうか。ヒヤリとする場面に何度か出くわしました。ながらスマホ、「市川小の児童(あるいは卒業生)は大丈夫!」と胸を張って言いたいのですが…。
昨日PTA広報委員の方から、広報誌に載せるための質問をいただきました。13もあるので全部は掲載できませんから、その中から「校長の部屋」で回答してほしいとのご依頼です。早速その一つをネタに使わせていただきます。今日は、「Q 座右の銘は何ですか?」に回答します。
5月の分散登校日、6年生の学級開きで自己紹介をしていた先生の好きな言葉の1つが「何事も全力!」でした。「はて、私は何だろうなぁ」と、この時改めて考えてしまいました。
仕事上では、「誠実」「笑顔」をモットーにしています。ただ、家庭では「不誠実」を絵に描いたような人間なので、そんなこと妻に言えば「外面男」と言われかねませんし、笑いのタネにされるのがおちです。
そういえば、「誠心誠意」という言葉にまつわる苦い思い出があります。30数年前の結婚式でのことです。主賓のあいさつで、「蜂須賀君が好きな言葉をご存じでしょうか?」と出席者に投げかけられました。そしてそのあと、私に解答を求められたのです。混乱したというか青ざめたというか。だって、覚えていないのです。式の以前に取材されたときに、咄嗟に答えた言葉だったのでしょう。私がしどろもどろでいると、上手にフォローしてくださいました。冷や汗が背中を伝う中、感謝感謝の助け舟でした。
だから、簡単に座右の銘なんて口にできません。知らない場面で独り歩きしてしまうかと思うと怖くてなりませんから。ただ、「誠実」「笑顔」ならいつでも思い出せそうです。そんなことを言うと、「なんて不謹慎な!」「それって、不誠実でしょ!」って妻には怒られそうです。
皆さんの座右の銘を集めて紹介してみたい気がします。「なるほど」と思うものが集まるのではないでしょうか。
混雑した電車での通勤は新型コロナ感染のリスクが常に伴います。それだけではなく、「痴漢」を疑われることも心配です。疑われたら一巻の終わり!一方の手はカバン、もう一方は必ずつり革や手すりにつかまって予防です。
駅構内を歩いていると、前からくる男性の肩が3~4人前を行く人の肩にドンとぶつかりました。明らかに「邪魔なんだよ!」とわざとぶつかったように見えます。そして私にもドン!イラっとしましたがガマンガマン!駅にも車内にも「暴力は犯罪です」とあります。う~ん、危険がいっぱい。
学校でも昨日から避難訓練を学年ごとに行っています。通常ならば全校で取り組みますが、この状況の中ですので、避難経路の確認を中心としてこぢんまりと。換気を優先するため、各昇降口も開けたままですから、不審者侵入だって考えられます。常に最悪を想定して、気を引き締めて取り組んでいきます。
さて、友人からもらったメロンを今朝食べてきました。甘くておいしい!西瓜(スイカ)、南瓜(カボチャ)、胡瓜(キュウリ)、冬瓜(トウガン)など「瓜」のつく漢字はありますが、「メロン」は?漢字で「甜瓜」と書くそうです。
「瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)」という言葉もあることも知りました。意味は「ウリ畑でくつをはきなおすとウリを盗んでいると疑われるおそれがあることから、人に疑われるようなことはするなということ」なのだそうです。「李下(リカ)に冠(かんむり)を正さず」と同じです。
ことわざには関係ありませんが、夏が旬のものは身体を冷やす効果があります。でも、くれぐれも食べ過ぎには注意したいと思います。
「地震の時」「虫がいる時」「怖い夢を見た時」、何のことだと思いますか?妻が、独りでなくてよかったと思う時だそうです。冗談半分ですが、不安な時は独りより二人以上のほうが安心できるのは誰も同じではないでしょうか。
停電時もそんな気持ちでした。今の子供たちには「停電」の記憶などないのかもしれません。東日本大震災の後に計画停電が実施されましたが、児童の多くは、それすら経験していない、あるいは覚えていないのではないでしょうか。
昭和30年から40年頃はよく停電していた覚えがあります。原因のほとんどが落雷だったのではないでしょうか。ただ、電気の容量をオーバーするとブレーカーが落ちることもたびたびありましたが…。停電すると、居間の仏壇脇からロウソクセットを取り出します。せんべい缶の中には、長いロウソク10本くらいとマッチ、そしてロウソク立ての3点セットが入っていました。祖母が「はい、ロウソク!」と手際よく座卓の上に設置します。家族でいると、それほど怖くはなかったように思います。ロウソクの炎だけでとる食事にも慣れっこでした。どれほどの頻度で停電していたかは定かではありませんが、停電は、そう思えるほど生活の一部にもなっていたような気がします。
夏の夜、少しだけ電気を落として、暗がりを楽しむのも粋かもしれません。小さな灯りに誘われて、網戸にカナブンやカブトムシが飛んできたりして?!市川小学区では無理でしょうか。
我が家の狭~い庭のアジサイもそろそろ終わりを告げます。3年前に本校2代前校長の京極先生にいただいたアジサイも毎年きれいな花を咲かせます。アジサイにも様々な種類(名前)があるのですが、いただき物だったため名前が不明です。そこで、我が家では「京極」という名前で通っています。挿し芽で増やせるので、先日友人にもあげた際も「京極」と伝えました。もしかすると、その名前が広がる可能性も…?
さて、庭に植えてはありませんが、私の好きな花の香りが3つあります。早春に咲く沈丁花、秋の金木犀、そして今の季節に咲いているクチナシです。どれも甘い香りを漂わせます。
道を歩きながら、花の香りで季節を感じることができます。どこに咲いているのか見えなくても、香りは確かに季節の変化を届けてくれるのです。
花ばかりではありません。夕立が来る前の匂い、通り雨のあとの土の匂いなど。また市川では、梨が木から落ちて熟した匂いもあります。私はこの匂いとカブトムシが結びついて夏そのものを感じてしまいます。コロナの時代だからこそ、自然の匂い(香り)や音にだって敏感でありたいものです。
カブトムシといえば、5年生のある教室で、まだ3時間目であるにもかかわらず、昼食を食べている輩がいます。かごの中のカブトムシでした。好物のゼリーだったようで、先生の話も聞かず貪っていました。1年生の教室では5時間目、すでにおがくずを被って寝ていました。困ったものです。
例年なら今日9日と明日10日は、浅草寺「ほおずき市」が開催されます。しかし、今年は中止です。本来ならばこの両日、浅草寺境内は120店の「ほおずき屋」、その他100店の売店で埋まり、夜を徹して賑やかな声が夜空に響き渡るといいます。一度は行ってみたいものです。
そういえば昔、祖母が中身を取り出して皮だけになったほうおきを口に入れ、「ブブブッ」だったか「ポンッ」だったかは忘れましたが、音を鳴らすのを不思議に見ていた記憶があります。YouTubeを探してみても、笛のように吹く動画はありますが…。得意だった方、いらっしゃいますか?
さて、1年生が育てているアサガオは、これから色とりどりの花を咲かせます。種もたくさん採れます。2年生は少し前にミニトマトの苗を植え、毎朝ベランダで水やりする姿が見られます。黄緑色の実がどんどん色づいていった時のワクワク感、食べる前のドキドキ感はたまりません。3年生はホウセンカを育てています。双葉が本葉にかわり、その数がどんどん増えていく様、ぐんぐん丈が伸びる様を、五感を通して感じてほしいと思います。
今、校長室でもウンベラータ(観葉植物)が元気に育っています。校長室にやってきたときに広げていた葉は、剪定後に黄色くなって全部落ちてしまいましたが、今では私の顔と同じくらいの大きさの新しい葉が太陽の光を浴びています。次々と新葉をつける生命力には驚きます。校長室の天井近くまで茎や葉を伸ばす姿も夢ではありません。
最後に、この漢字を読めますか?「鬼灯」「酸漿」「鬼燈」・・・答えは、すべて表題&写真!
今日は「質屋の日」、語呂合わせです。そこで、山形県の民話「虱(シラミ)の質入れ」を紹介します。
むかしむかし、米沢の近くの村に佐兵と言う、とんちの上手な男がいました。貧乏な佐兵の着ている着物はボロボロで、その着物には、いつもシラミがたかっています。ある日、お金が必要になった佐兵は、家の中で一番上等な着物を質屋へ持って行きました。すると、質屋の番頭が、
「おい、佐兵よ。お前の着物には、シラミがいっぱいたかっているぞ」
「うん。確かにたかっているな。だが、お前さんの店では、《何でもお受けします》と書いてあるぞ」
「まあ、それはそうだが」
「そうだろう。それじゃあ着物と一緒にシラミも預かったと、ちゃんと質札に書いてくれよ」
「シラミをか? まあいいが、それでシラミの数は?」
「そうだな。五升(約9㍑)のシラミを預かったと書いてくれ」
「へいへい」
番頭がその通りに書いて渡すと、佐兵はニヤリと笑って帰りました。
そして数日後、佐兵はお金を持って着物を引き取りに来ました。着物を受け取った佐兵は、質札を取り出すと番頭に言いました。
「確かに着物は受け取ったが、でも、返してもらう物がまだ足りないぞ」
「足りないって、何が足りない?」
「五升のシラミだ。質札にちゃんと書いてあるものだろう。だからシラミも返してもらわねえとな」
「へっ?」
シラミの事など冗談だと思っていたのですが、確かに質札に書いて渡したので、客から返せと言われれば返さなくてはなりません。でもシラミを五升なんて、どこを探してもありません。番頭は、頭をかきながら、「まったく、佐兵にはかなわんな」と、シラミの代わりに酒代を渡して許してもらったそうです。
《引用》http://hukumusume.com/douwa/pc/minwa/03/18.htm
虱(シラミ)と言われても「?」という感じかもしれませんが、意外と身近なのが頭髪に寄生して頭皮から吸血するアタマジラミ。“不潔”なイメージがあるかもしれませんが、それは大きな間違い。被害は8歳以下の子供が8割といい、保育(幼稚)園などで頭を寄せ合ってお昼寝をしたり、お風呂やプールでタオルを貸し借りしたりすると、どんなに清潔にしていても簡単に感染してしまうそうです。1年を通じて被害が見られるので、1,2年生は特に頭髪のチェックに気を配る必要がありそうです。
七夕です。あいにくの天気と折からの感染症予防から、織姫と彦星はステイホームでしょうか?また、九州での豪雨が続き、ご親族や知り合いがいらっしゃる方にとっては心配でならない毎日であることを推察いたします。
さて、少し前ですが6月20日(土)から「ウルトラマンZ」の放送がスタートしました。「ウルトラQ」から見始め、ウルトラマンシリーズは、「仮面ライダー」シリーズとともに欠かさず視聴しました。さすがに今は???
ところで、「ウルトラ5つの誓い」をご存じでしょうか?「帰ってきたウルトラマン」最終話で、地球を去るウルトラマンが少年に伝えた誓い、これを少年が叫びながら見送るという場面がありました。
1つ! 腹ペコのまま学校へ行かぬこと
1つ! 天気のいい日に布団を干すこと
1つ! 道を歩くときに車に気をつけること
1つ! 他人の力を頼りにしないこと
1つ! 土の上を裸足で走り回って遊ぶこと
この5つの誓いから、ウルトラマンの地球人への深い思いやりと愛情が感じられます。当時の子供たちの間でも有名でした。そして、令和2年4月14日の円谷ステーションには、「ウルトラ5つの誓い2020」が登場したのです。
① がんばって おうちのなかに いること
② きちんと うがいを すること
③ てを あらうときは すきなうたを 1つうたいおわるまで、しっかり あらうこと
④ おうちでできる たいそうなどで からだを しっかり うごかすこと
⑤ できることを つづけて、ぜったいに まけないこと
読んでおわかりのとおり、新型コロナ感染症拡大防止のためのウルトラマンから愛あるメッセージです。
東京都の感染者数が、107、124、131、111、102人と5日連続で3桁となっています。千葉県も数は多くないまでも予断を許さない状況に変わりはありません。旧ウルトラの誓いにあることは、免疫力をつけることと置き換えられます。そして。新ウルトラの誓いでは、一定の生活様式定着を呼びかけています。こうしたことを、自分事として確実に行えることが、第2波、第3波を心配する現在において大人にも子供にも求められていると考えています。
今日も雨でスタートの一日です。
本日の新聞の一面には、「熊本豪雨 死者22人 ~心肺停止17人 不明11人~」とあります。この時期、昨年8月には「北九州豪雨」、一昨年は広島や岡山、愛媛などに被害をもたらした「西日本豪雨」、3年前は福岡や大分を中心とした「九州北部豪雨」と毎年のように犠牲者を出しています。また、今回の球磨川同様、大きな河川の堤防決壊で記憶に新しいのが、昨年10月の長野県千曲川、2015年9月の鬼怒川です。
♪ 雨 雨 ふれ ふれ かあさんが~ 蛇の目で お迎え うれしいなぁ~ ♪ ってわらべ歌を歌っていた頃が懐かしいですが、現在、雨は油断すると母さんではなく、天国からお迎えが来ることになってしまいます。冗談ではなく、それほど警戒する必要があると感じています。特に、河川が近い地域はなおさらです。
そう考えると、市川小学校区は大きな河川「江戸川」と警戒河川「真間川」に挟まれた地域です。気候のよい日は、ランニングやサイクリングに江戸川土手はもってこいの場所かもしれません。でも、ひとたび前線停滞・台風襲来ともなると警戒地域に変わってしまいます。実際、市川市の昔の写真などを見ると、洪水で小舟が救命ボートとして使われていた記録が残されています。
児童の登下校時や授業時間帯に河川決壊・オーバーフローという可能性だって否定できません。コロナ対策の一方で、地震や水害対策も欠かせません。学校では「津波」を想定した避難訓練を行いますが、むしろ「江戸川・真間川決壊」を想定した避難、あるいは引き渡しをどうするか再検討することも忘れてはならないと、今回深く考えさせられた次第です。
市川市では、「ハザードマップ」を作成しています。確認しておく必要がありそうです。
昨日、校長室設置の手洗い場を業者にみていただきました。着任してから此の方、少し長めに水栓を開けておくと、「ゴボッ、ゴボゴボッ!」と嫌~な音がして水が溜まり始めるのです。工事が始まって1時間半、排水管を金属ワイヤーが通って行かないことにより工事保留のまま撤収となり、外構の調査に移りました。その結果、校庭の縁にある側溝に土砂がたまって厚い壁となり、配水を遮っていたようです。来週には用務員さんと一緒に側溝掃除でいい汗を流そうと思います。ですから今、洗面台はパイプが取り外されているため、「うっかり対応」としてバケツを受け皿にしてもらっています。
さて、7月1日からプラ系のレジ袋が有料となりました。これまでもエコバッグを持ち歩いていらっしゃった方にとっては「何を今さら」という感じかもしれません。焼け石に水にも思えますが、定着すればこれがスタンダードになるわけですし、環境改善に役立てばよいと思います。
今日の新聞には、学校給食用にストローがなくても飲める牛乳パックやパッケージにプラスチック代替として紙製品が採用されるキットカット(チョコ菓子)のことが掲載されていました。身の回りの商品がどう変わっていくか楽しみです。子供たちが大人になったとき、学校給食の牛乳のストローなどを懐かしく語れるようになるかもしれません。瓶牛乳や三角パックの牛乳が給食に提供されていたことを懐かしく思える方もいらっしゃるでしょう?
そういう私の通勤バッグに忍ばせた黄色いバッグを紹介!ウータン副校長のエプロンではありません。
先日、インターネットの記事の見出し「コロナ感染は自業自得」に目が留まりました。調査をした3~4月時点で「新型コロナウイルスに感染するのは本人が悪いから」と考えていた人の割合が、日本は11%と諸外国に比べて突出していました。(イギリスやアメリカが1%台、中国でも4.8%)この結果だけをみると、本来ならば「被害者」のはずの人が過剰に責められ、まるで悪者のように非難されたり差別されたりする傾向が日本では強いということになりそうです。
心理学の専門家は、こうした傾向はコロナに限らないと言います。今では、だれが感染してもおかしくない状況にあって、もし本校で感染者がみられたとすると、「どこの誰だ?」と個人を特定するまで執拗な詮索がされるかもしれないと思うと心配です。
コロナ感染者を受け入れた病院の近くにある学校の児童が、塾などで「コロナ小の子」と言われたといいます。コロナ感染者に過剰に反応するのは児童生徒より、むしろ大人かもしれません。その大人の言動が子供に刷り込まれて、心無い言葉となり無責任な行動を誘発するようにも思えます。
有事における必要な情報は保護者・地域の皆様に伝えるとともに、関係機関と連携を図って対応します。そして、子供の人権が守れるように努めますのでご協力ください。珍しくまじめな話でした!
そういえば、学校だよりで紹介した「ミツバチの一枚画コンクール」に3名の応募がありました。今週中に送らせていただきます。また、1年生の教室前廊下にはアサガオの鉢が、昨日までの強風を避けて取り込まれていました。きれいな花が満開になるのはこれからですね。左奥の七夕飾りがされた笹竹が見えますか?
昨日の夕飯後に、京都名産「水無月」(和菓子)を食べました。京都では古くから6月の最後の日に食べる習慣があるそうで、1年の半分の穢れを落とし、残り半分の厄払いの意味があるそうです。残り半分を食べていた時です。細かく切っていた漆塗?のフォークが「ボキッ」!折れてしまいました。縁起悪っ!私の残り半年はどうなることやら?
さて、今日は「半夏生」という、節分や彼岸、八十八夜などと同じ「雑節」なのだそうです。恥ずかしながら、調べ物をしていて初めて知った次第ですから正しい読み方を知りませんでした。「はんげしょう」と読みます。スーパーのどのチラシにも書かれています。
半夏生とは、夏至から数えて11日目(7月2日ころのこと)を指し、この頃に「天から毒が降り、地から毒が生える」という言い伝えがあったため、農家は半夏生までに田植えを終わらせるという習慣まであったといいます。
また、関西では半夏生の頃に豊作を祈ってタコを食べる習慣があります。これは、作物がタコの足のように大地にしっかり根を張ることを祈願するという意味が込められているのです。タコにはタウリン(ファイト~、イッパ~ツ!)が豊富に含まれるため、蒸し暑さなどから疲れが増してくるこの季節に食べるのは理にかなっているようです。讃岐地方では半夏生にうどんを食べる習慣があるそうです。こうしたことから始まって、7月2日が「タコの日」「うどんの日」とされたようです。
さて、コロナ禍の中、気が付くと今年も半年が終わってしまいました。新年度から数えても3か月です。振り返ってみたときに「何をしたのだろう」「成果と言えるものは何だろう」と焦りも感じています。コロナという外的要因への対処に始終することなく、その中でできることを「自分から積極的に楽しむ」という姿勢を残り半年、貫いていきたいと思います。その気持ちが「ボキッ」と折れてしまわないように!
今朝の放送朝会では、放送と映像の両方を使って話をしました。「今○ら」の丸の中に何を入れますか?と。「今さら」「今から」「今なら」が考えられます。あと半年、「今から」「今なら」という新たな気持ちで取り組んでほしいと思います。子供たちには、餌をもらうだけ、口を開けて待つだけでなく、自分から餌をとりに行く強い意志を大事にしてほしいと願います。たとえうまくいかなくても、価値ある失敗にきっとなるはずです。
タコに戻りますが、高値で、「タコの日」だからといって積極的に買い物かごに入れるというのは憚れます。誰かが口に入れてくれるタコなら遠慮なくいただきますが、私はそそくさと別の餌を積極的に求めることにして…。
あっという間に1年の半分が過ぎようとしています。6月30日は、「美少女戦士セーラームーン」(知らない人も多い?)の主人公・月野うさぎの誕生日らしいですよ。
さて、なんとなく「手をつないであげようかなぁ」っていう気分になることが、妻にはあるようです。ただ、夏場は互いに手が熱くて汗ばんでくるような感じがあるので、妻は私の肘の外側の皮の部分をつまむのです。ここって結構伸びますし、体温からは切り離されたような部分なので快適みたいです。でも、傍から見ると、何しているの?と思われそうなので、人目のないところでの「肘つまみ」です。ただ、コロナ時代にはいいのかもしれません。
もっとおすすめなのは「ごぼうつなぎ」です。ソーシャルディスタンスを保つにはもってこいです。長いままのごぼうを買って、先端と反対側とをつかんで歩けば、まさにリレーのバトンがちょうど渡された状況の出来上がりです。長ネギでもいいのですが、ビニールに包まれていないことが多いので、ネギが傷みそうなのと手が臭くなりそうな理由で却下!
←日記に記した絵です
上の文章を妻に見せて「いいかな?」って確認しました。しばらくしてから「ねぇ、どうする?肘つかみやごぼうつなぎが流行っちゃったら」と。「そうだねぇ」と応じる呑気な二人でした。トレンドになりそうな気配が…?
金曜日の学級懇談会に、多くの方がご出席くださいました。また、役員選出においてもご理解とご協力、ありがとうございました。
土曜の午後に母が入院する病院へ生活用品を届けに行ったら、新型コロナに感染した方が入院しているという話がありました。電車内や街中は、少し前と違って多くの人が動いています。無症状の感染者がその中にはいるかもしれません。自分だって例外ではありません。市内の小中学生が感染している報告が先週あったように、学校・保護者・児童それぞれができることをきちんと実践していくことが求められていると強く感じます。
さて、校長室前の相談箱に手紙が投函されるようになってきて嬉しく思っています。先週は、「運動会をやりたいです」「ホワイトスクールをやってほしいです」「なぜ、シャーペンを使ってはいけないのですか」など。中には、「佐藤健とガッキーと山Pが好きすぎて困っています」といった悩みまで。
私も山Pが好きで、懲りずに再放送の「野ブタ。をプロデュース」(2005年)を録画して観ていたくらいです。少し前のことですが、テレビを見ていたら、山Pこと山下智久さんが出演している海外ドラマの撮影風景を放送していました。山下さんは英語ペラペラ。監督からの注文にも自然に対応しています。格好いいだけでなく、英語力や人間性など中身も素晴らしいことがうかがわれました。
話は戻りますが、投書への回答は、校長室前に掲示させてもらっています。該当の児童だけでなく読んでもらえると嬉しいなぁ。ただし、「佐藤健・ガッキー・山P大好き」については解決策を見出せませんので、応援だけさせてもらいます。
今週月曜日帰宅すると、富里に住む知人からお中元のスイカとトウモロコシが届いていました。晩ご飯の後、早速いただきました。今年の初スイカは甘い!赤い部分が残らない位スプーンですくってモグモグ。まるで虫かごに入った、カブトムシの食べ残し状態です。
さて、スイカの食べ方は人ぞれぞれ。切り方にもよりますが、スプーンなど使わずに豪快にかぶりつくという方もいるでしょう。知りたくもないでしょうが、私の食べ方紹介コーナー!!
①切断面に対して垂直にくり貫く
②2面なら両側から、3面あれば三方の皮近くの白い部分の上から丸~くくり貫いて貫通させる
③徐々に赤い実の下の方を食べ進める
④頂上近くの尖った部分がやっとのことで支えられた状態になるが、ここはまだ食べない
⑤その頂上部分を崩して、皿あるいはスイカの片隅に置いておく
⑥頂上部分を避けながら、スイカの赤い部分を全部食べる
⑦最後に、一番甘いスイカの中心部(尖った頂上部分)を堪能する
⑧満足気にごちそうさまをする
この食べ方、当然ですが自分の家でしかできません(品がないので人様にお見せできません)。私が小学生のころから身についている「貧乏食べ」なのですが、なぜか息子も同じような食べ方をするようになっていました。ちなみに、ここ数日は「スイカの穴を掘ると、テーブルに汁が飛ぶから細かく切っておいたよ」といらぬ配慮をいただいており、楽しみを奪われたような気分?
恥ずかしくてちょっと人には見せられないっていう習慣?ルーティーン?が、皆さんにはありませんか。
今日は、子供たちも私も楽しみにしている給食について書いてみます。
初日22日の給食で、ごはんと赤魚のみそ焼きが透明パックに盛られた状態で教室まで運ばれたことはブログでお伝えしました。翌23日(火)のメニューは大人気の「揚げパン」でしたが、これも1個1個が紙袋に入れられていました。提供される給食はおいしく安全であることが大前提ですが、配膳中・食事中における感染症対策も栄養士は考えています。配膳のためにかかる人数と時間、これを極力少なくするための工夫の一つです。そして、それを理解しながら手間を惜しまず協力してくれる給食室の調理スタッフにも頭が下がります。
ちなみに、昨日も今日もごはん系ですので、透明パックでの配膳です。みんなが大好きなカレーがしばらく登場しないのは、大皿にご飯を盛り、カレールーをかけるという作業を避けたいという理由からのようです。もう少し我慢します。
今の私にとって、市川駅周辺は「迷い」が強くなる地域?です。
一昨日の退勤時に、学校周辺道路で父親と手をつないで歩く1年生くらいの男児を見かけました。ランドセルは背負っていませんが、市川小の児童と思い、お父さんにも会釈をしました。すると怪訝な顔で見られてしまいました。「違ったんだ」とばつの悪い空気が私を包み込んだのでした。
分散登校の際にも似たようなことがありました。市川駅前14号の交差点に立っていたのですが、「おはよう」と声をかけ、曲がる車を止めて横断歩道を渡るように促したところ、「こっちに行きます」的な合図をくれました。どうも真間小の児童だったようです。
自転車に乗る子供、親子連れで歩く子供などいろいろ。子供たちの顔をまだ覚えていない私は、会っても挨拶を躊躇ってしまいます。「市川小で~す!」というオーラを発してください。そうしたら、迷える仔羊は自信をもって声をかけたいと思います。
別件ですが、学校の活動が通常に戻ってくると、忘れ物や落とし物が増えていきます。トップには大事だと思われる落とし物の画像を貼ってあります。ご確認ください。(児童に放送で呼びかけましたが、持ち主が現れませんでした)
先日出勤すると、校長室の机上に1枚の紙が乗っています。地域の方(児童のおばあ様)からのメール文でした。以前のプラタナスを読んで、校章のルーツを教えてくださるものでした。市川小の玄関前(旧校舎?)には、月桂樹の大木が歴史を刻むようにそそり立っていたといいます。校章の制定にあたって、この月桂樹を学校の象徴として校章のデザインに取り入れたのだそうです。そういえば、14号門入ったところに記念植樹の月桂樹が植えられていますね。校歌の最後にも ♪かざす ほまれの 月桂樹~♪ と歌われています。
ところで、市川小の校歌、きちんと聴いたのは入学式の2回だけ。いつもなら4月の「今月の歌」で流れるので、自然とメロディを覚えるのですが、残念なことに今年はまだ声にできるような状況ではありませんから…。
さぁ、1年生とどちらが先に歌えるようになるか競争です。
スイカが食べたくて、富里方面へドライブがてら出かけました。今年は、出来が悪いのかコロナのせいかわかりませんが高い!手を出せずに多古にあるアジサイ寺に寄って帰りました。
さて、昨日は初めての体験が2つありました。
その一つは、ワイシャツのアイロンがけです。普段は妻が大変な思いをしてやってくれています。時々「あー、ワイシャツのアイロンがけが溜まっちゃった」と言いながらも。昨日は、「自分でできるようになりなさい」と言われてご指導を仰ぎました。まず襟。そして、胸、背中、肩、袖と進みます。半袖はまだしも長袖は気を使います。アイロンのしまい方まで全部。これって本当に大変な作業です。自分でできることは少しずつ頑張らないといけないと、頭ではわかったのですが。
もう一つは、ヤングコーン。そう、中華料理やサラダに使われる、あのヤングコーンです。でもトウモロコシのように生で売っているものをグリルで焼いて、皮だけを剥いて髭根みたなものも食べてしまいます。トウモロコシとは少し違った味わいですが、これまで食べていた小さなヤングコーンとは別物です。もし見かけたらどうぞお試しあれ!
こうした初めてのことには心が動きます。子供も同じです。ただ、初めての題材をどう提供するかで心の動き・振れ方が大きく違うでしょうから、準備(下ごしらえ)を大事にしなければなりません。
そういえば職員室前の木通(山女・朱実など)が1つだけ大きくなっていますよ。
児童の登校が再開して初めての本格的な雨になりました。1年生の昇降口前では、傘を縛るのに手間取る子供たちの姿も見られました。雨の日、あるいは雨が上がった後に傘で遊んでいて思わぬ事故に遭うといったケースが少なくありません。気を付けてほしい一つです。
さて、今日は落語から!江戸時代の落語には、「大入道」「三本足の女」「首無し」など化け物の噺が盛んに口座で演じられていたといいます。江戸には芝居小屋、見世物小屋、軽業小屋などが立ち並び、大道芸人の活躍の場であったようです。中には、「さぁ、いらっしゃい。世にも珍しい怪物だぁ。目が3つで歯が2本だよ。」という呼び込みに惹かれて入ってみると、下駄が片一方だけ放っぽり出してあったなどという見世物小屋もあったようです。
こうした見世物小屋を開いている男が、ある旅人から「ここから何百里か行ったところにひとつ目の人間が生活する国がある。その国を『一眼国』というらしい。」と教わります。そこで男は企みます。「ひとつ目の人間を生け捕りにして見世物小屋で出せば大儲け間違いなし」と考えて、その国を探しに出かけます。やっとのことで一眼国を見つけますが、逆に自分が捕まってしまいます。代官所でお白洲に座らされ、顔を上げたとたんにひとつ目の役人が言います。「こいつはふたつ目をしているぞ。調べは後回しだぁ。珍しいから見世物小屋に連れていけ。」と。
これが、「一眼国」という落語です。落語には物事を多様に見る教えが笑いの中に多く含まれています。この噺からは、自分が当たり前だと思い込んでいることも、立場が変われば違っているかもしれないということを示唆していることに気づきます。
例えば右利きの人が多いので、サウスポーが特別のように思われがちですが、左利きが多い世界があれば右利きがサウスポー扱いになります。もしかしたら、別の世界では「目が2つ」は当たり前ではないのかも?そういえば、手塚治虫のマンガに「三つ目がとおる」という作品がありました。普段は絆創膏で隠されている、額にある目が現れると、弱弱しかった主人公が特殊な力を発揮するのです。なつかしいなぁ。
いよいよ来週から給食が始まります。楽しく話をしながら、というわけにはいきませんが。
毎日、全学級を回って子供たちの顔を見たり、先生と子供のやり取りを聞いたりするのが楽しみです。
先日ある学級にお邪魔した際、担任の顔のパーツごとに、描く人を代えて素早く描くチームゲームをしている場面に出くわしました。数分後に出来上がった作品が下の写真です。これは誰でしょう?職員室にいる先生に聞いたら、「2,3年生くらいですね」「佐々木先生か井田先生では?」という回答でしたが…。もっと上の学年です。
また、雑談の中で6年生の先生が教えてくれたうれしいことを一つ紹介します。
低学年も記録を残している「音読カード」ですが、そこの何を読んだかという欄に「プラタナス」と書いてあったそうです。聞くところによると、学校だよりを音読に利用したとか。これからはもっと平易な表現にして、漢字も読みにくいものを使わず、音読しやすいものにしようかと秘かに考えています。
内容によっては、高学年ならわかるもの、あるいは低学年でも保護者の方から子供たちに伝えていただきたいこともあります。よろしくお願いします。
少し前から、スーパーにアメリカンチェリーや国産サクランボが並んでいます。今日、朝食にサクランボが6個器に入っていました。妻がヨーグルトを食べて食器を片付けていたので、サクランボを1個、2個と口に入れて、4つ目を堪能していると、「え~っ?」と妻が少し大きな声を出します。「なんで私の分まで食べてるのよ。3個ずつだったのに」と怒られました。「だって、片づけていたから自分の分だと思って…」と言い訳をすると、「まずごめんねって謝るところでしょうが」とまたまた怒られました。こんなことは日常茶飯事。お恥ずかしい。
さて、今朝のテレビニュースで北九州の小学校でのクラスターの報道が流されていました。本校だって他人ごとではありません。消毒や手洗い、その他環境づくりもできる限りのことを行っているつもりです。遊具やボールの消毒はどこまで?配付物や返却物は全部先生がする?など考えだしたらきりがありません。同時にできることには限界があります。
だからこそ、どういう行為にどういうリスクがあるのかを具体的に知らせるとともに、どのような場面で感染したりさせたりしてしまうのか、発達段階に応じて理解して行動できるようにしていかなければなりません。漫然として守られているだけの子供ではだめなのです。
校庭や公園にある遊具での事故があると、その遊具は危険だからといって撤去してしまうことがあります。でも違うと思います。遊具の安全点検等を徹底しながらも、その危険性と使い方を丁寧に指導して安全に使えるようにすることこそが生きる力となるはずです。日常生活は危険との隣りあわせといってもよいくらいです。ですから、危険なものから遠ざけるだけで解決する問題ではありません。
現在の新型コロナ感染症拡大防止も同様です。学校生活や教育活動では避けて通れないことがたくさんあります。当然、私たち大人はリスク軽減を図ることに注力しますが、「箱入り」にしておけないのであれば、子供たちの危機管理・危険回避の能力を育てることこそ今求められているのではないでしょうか。
北九州の小学生に話を戻しますが、児童は同じクラスで一部は席が近く、一緒に下校したり遊んだりしていたといいます。学校の中でも外でも、「大人の目が離れると気が緩んでしまう」「注意され続けないと行動できない」ということも考えられます。遊び方や遊んだ後の手洗いなど考えて行動できるようであってほしいと願います。
これらは私の考えです。一つの考え方としてみていただければ幸いです。今日も子供たちが笑顔で帰宅できるように皆で取り組んでいきます。
今日から全員登校になり、学校らしくなってきました。だからといって元の生活が戻ったと勘違いしないようにしたいものです。今後の行事や取組について早い段階でお知らせできるように協議をしているところです。
さて、2年生の教室前廊下ではヤゴが脱皮をしながら成長していますし、3年生の教室ではモンシロチョウやアゲハチョウの幼虫・さなぎが見られます。昨日はアゲハやモンシロチョウが羽化した姿も確認できました。今日、教室で子供に聞いたら、「窓の外に放してあげたんだよ」と教えてくれました。
またあるとき、湯沸室の奥でつつましく生活をしていたアマリリスをかわいそうに思った先生が避難勧告をだし、今や校長室の住人となっています。そして蕾が膨らんできました。
生命力の強さに驚くばかりです。子供たち強さを様々な場面で目にすることができるのを楽しみにしています。
今日は千葉県民の日です。天気予報を見ると、最高気温33℃(昨日比+10℃)だそうです。これからの季節は、熱中症にも気を付けなくてはなりません。
ところで、昨日の「サザエさんじゃんけん」、風呂に入っていて見損ねてしまいました。でも便利な世の中。ネットで検索すればすぐにわかります。前人未踏?の「6週連続パー」はなく、サザエさんが出した手は「チョキ」。私は「パー」を出す予定でしたから負けてしまったことになります。来週からは新作のスタートらしいですね。
さて、まったく話題は変わりますが、下を読んでみてください。
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
読めてしまうのが不思議です。文章中のいくつかの単語で最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めてしまう現象をタイポグリセミア(Typoglycemia)というのだそうです。ただ、途中がデタラメでよいかというと決してそうでもないですが。
なぜこんな話をしたかというと、新型コロナ感染症拡大で疫病除け妖怪「アマビエ」が、世間に広く知れ渡るようになったことに始まります。「アマビエ」なんて知らない私は、「アマエビ」と呼んでいたのです。アマビエの画像を見ても「どう見てもアマエビには見えないのに、どうして注目されるの?」と不思議でなりませんでした。最初と最後の文字は同じではありませんが、同じ文字の配列が思い込みにつながったのでしょう。
もう一つ。つい先日配付した「学校再開日程の変更について」というおたよりです。チラッとHPで再確認したら、なんと最初のあいさつ文に間違いがあるのを発見!「市川市教育員会」とあるじゃないですか。「委(市川市教育委員会)」が足りない!熟読する部分ではないので、さらっと流してしまいがちですが、迂闊でした。全員に配付してしまいましたので、訂正はHPだけでお許しください。
いよいよ明日から全員登校です。個々が「密」に気を付けた「新しい生活様式」を考えるとともに、教職員による環境づくりには特に気を配ってまいります。今週もよろしくお願いいたします。
昨日、梅雨入り宣言がありました。今朝はきれいな青空ですが、いつまでもつことやら。
さて、よく子供から質問されるのが頭髪について。流れる汗や強い日差しを遮ることのできないこの頭に、どうも興味がある子が多いようですので、Q&Aで書いてみます。
Q いつからその髪型なの?
A 15年前の写真ではすでにこんな頭(髪の密度はもっと濃かった)でした。床屋でバリカンで刈れる一番短い長さにしていましたが、伸びるのが早くて毎月行くのがもったいないので、自分で切ります。最初はアダプターなしのバリカンでしたが、ずいぶん前からカミソリで剃り剃り!
Q なぜ坊主にしているの?
A 髪質が硬く、伸ばしたままにすると真っすぐになってまとまらないのです。寝ぐせも酷い。特に、朝の貴重な時間を髪のセットに時間がとられるのがもったいなくて短くしています。
Q お風呂に入ってシャンプーは使うの?
A 剃ったその日と翌日は石鹸で十分。顔を洗いながら額、頭とごしごしすれば、ハイおしまい。でも3日目からはシャンプーのお世話になります。リンス?コンディショナー?必要ありません。
Q どのくらいの頻度で、誰が切るの?
A 3~4日に一度、風呂場で剃ります。「自分でやると後頭部は見えないでしょ?」と言われますが、右手で剃りながら左手で剃り残しの確認をすれば大丈夫なのです。最後は、頭全体を撫でて、引っ掛かりがないつるつる状態なら終了です。
Q 昔はどんな髪型だったの?
A 髪の量も多かった20代はアイロンパーマやパンチパーマをかけていました。先日お迎えに来ていたお父さん(=サッカー部の教え子)に、スマホの画面を見せられました。そこには30年以上も前のサッカー部の子供たちとの集合写真がありました。私の頭にも、当然溢れんばかりの髪。今と比べると笑ってしまいます。ちゃんと30年分歳とっていると納得せずにはいられません。
Q 坊主頭で困ることはあるの?
A これからの季節、直射日光が暑い!日焼けした腕や背中の皮が剥けるように、頭皮だってピリ~ってジャガイモの皮剥き状態ではがれてくるのです。そのあとしばらくは白い皮が残って、人には見せたくない日が続きます。
(追記)夏場は、頭を蚊に刺されます。蚊の羽音とともに頭に止まった感触があると「ペチッ」。血を吸われていたなんてこともよくあることです。
Q ほかの髪型がよかったと思うことはないの?
A 前髪などをかきあげる仕草が格好良く見える人がいます。ところで、今日の私の髪型はオールバックですが、気づいてくれたでしょうか?
今週、市川小に来て初めて私の頭を触る子がいました。お地蔵さんではないので、願いを叶えることはできませんが、思いに寄り添うことはできますよ。お賽銭はサービスしちゃいます。でも、勝手に触らないでくださいね。デリケートなもんで。
ほかにも質問があったらお寄せください。答えられる範囲で回答させていただきます。
おはようございます。今日も暑くなりそうです。マスクをした口周りが蒸れる蒸れる!
さて、アニメ「サザエさん」の「また来週~」の一言への感傷的な思いは以前綴りましたが、最後のじゃんけんの勝敗も月曜日のモチベーションにつながります。勝てばよい週になりそうな予感がするという方も少なくない(私だけ?)と思います。
この「サザエさん」ですが、先日6月7日放送回のじゃんけんで、史上初となる「5週連続同じ手(パー)」が出され、愛好家たちが騒然としているというネットニュースを読みました。30年近い歴史を誇るサザエさんのじゃんけんで、5回連続で同じ手は初の出来事なのだそうです。こうしたことを長年研究している人がいることにも驚きを隠せません。「サザエさんじゃんけん研究所」なるものが存在するのです。
新型コロナの影響で、新作の放送を休止し再放送を行っている「サザエさん」ですが、本編以外の部分で新鮮な話題を提供してくれています。
ところで、14日の「サザエさんじゃんけん」で、あなたは何を出しますか?6連続を予想して「チョキ」?それはないだろうと思う私は「パー」にします。
昨日よりも暑くなって真夏日となりそうです。昨日午後、トンボの生態を研究しているグループが、市川小のプールからヤゴを捕獲していました。他校で捕らえたという4cmもあろうかというヤゴや羽化してきれいな黄緑色の体を輝かせているトンボも見せていただきました。子供たちの生長がイメージされました。
さて、屋上の犬の像が何者か、何となくわかってきました。教室訪問をしている際に、階段の踊り場にある掲示物(写真)に目が留まりました。よく見て歩くと、まだまだ見過ごしているものを発見できそうです。
犬の像は、もともとは「日時計」だったようです。犬は棒を咥えていて、その棒の影の長さで時刻がわかる仕組みです。棒は影も形もありませんが。もしかすると、床に目盛りもあったのでは?
この「日時計」の隣に「天体観測ドーム」があったことは、110周年記念誌に掲載された写真からわかります。昭和55年10月、ソニー理科教育振興資金懸賞論文優良賞に輝き、翌年7月にその賞金30万円で「天体観測ドーム」が作られました。「日時計」が作られたのはその翌月のことです。さらに、昭和56年10月には先の懸賞論文で優秀賞に輝いたのです。そして、賞金100万円で児童用顕微鏡を40台購入したと記録に残ってます。その頃の市川小には「野草園」や「屋上菜園」などもあり、理科教育に力を入れていたことがわかります。校長室にあるヒミツの小部屋の金庫には、ソニー理科教育振興資金懸賞論文が今も大切に保管されています。
過去を大切にしながら、児童、保護者、地域の力で、現在の市川小もみんなに自慢できる学校にしたいですね。
今日から分散登校2です。今日はABグループ、明日はCDグループ(5年生は別)です。
今日は私が小学生だったころ、ですから50年も昔の話をします。
当時のクラスメイトの男子の筆箱には、必ずと言ってよいほど「ボンナイフ」が入っていました。鉛筆を削るための必需品。電動鉛筆削りなんて影も形もありませんでしたから。鉛筆のキャップに、ゴルフクラブ型が流行った時があります。消すゴムのかすを練って丸めてボールにします。机の穴に何打で入れるのか競いました。学校の池にいる鮒を理科の実験で解剖し、取り出した浮袋で遊んだような記憶もあります。
学校の敷地内では、「肝油ドロップ」が時々販売されていました。肝油の容器が魅力的だった思いが蘇ります。当時、ゼリー状の肝油は、学校給食でも提供されるような栄養補助食品でした。ブリやタラの肝臓からとる油で、ビタミンAやDが豊富に含まれていたのだそうです。現在の肝油は、魚からではなく別の原料から作っているといいます。
また、毎月、学研の教材屋さんが「科学と学習」という冊子を販売していました。やはりその付録も魅力的だったのです。
校門を出ると、ひよこを売っているおじさんがいました。黄色だけでなく、ピンクや水色のひよこも売られていました。でも、こんな学校は日本中探してももうどこにも見つからないでしょうね。
学校から帰った後の遊びは、専ら公園での野球かビー玉、メンコや泥団子。時々、酒屋から日本酒一升瓶の王冠を集めてきて、珍しさを競い合ったり、交換したりして遊びました。
昭和20年代から30年代にかけて、日本の小学生の9割に寄生虫がいたといいます。学校では定期的に検便を行いましたし、回虫退治の虫下しを飲みました。私のころは、美味しくないチョコ味でした。
瓶牛乳のキャップ開けの針、当たりが出るともう1本もらえる「ホームランバー(アイス)」や「パイゲンC」、夏の朝のにおいとラジオ体操のカード、♪新しい朝がきた~♪というラジオ体操の歌。こんなどうでもいいことを時々思い出しノスタルジックな気分に浸るのは歳を取ったせいでしょう。
さて、ご家庭では保護者あるいはおじいちゃん、おばあちゃんの昔話をする機会はあるのでしょうか。子供には全くわからないことであっても、聞いてみたいと思う子は少なくないのではないかと思うのですが…。
今日、2回に分けて入学式を行いました。いつもと違ってちょっとおめかしして格好よかったり可愛かったりした子供たち。2か月遅れのおめでとう!
校門で子供を迎えたり見送ったりしていた時、ある保護者の方から「1年生に校長先生の似顔絵の描き方を教えてください」とお願いされました。5,6年生にも教えていなかったのでこの場を借りて…。
①大きなタマゴがありました
②小さなタマゴがその中に、2つ横になってます
③タマゴの模様は「6」と「9」?
④タマゴをつなぐ紐がでた
⑤タマゴに毛虫も寄ってきて さらに一匹仲間入り
⑥ミミズだって仲間に入りたい
⑦最後に、耳を忘れずに! ほらっ、出来上がりです。(写真参照)
一昨日、3年生の男の子が描いた「リアル校長画」をいただきました。また校長室の入口に貼ってあります。ありがとう。
スマホで写真が簡単に撮れるようになって、覚書やメモのように使うこともしばしばあります。デジカメが出始めたころは高価でなかなか手が出ませんでした。画質も、現在と比較したら雲泥の差。フロッピーディスクに保存するタイプもありました。
フィルムカメラの時から、子供の成長を写真に収めて「老後の楽しみ」と言いながらアルバムに残してきました。コメントや出来事などもたくさん添えて…。その数はざっと50冊。保管スペースの確保が大変です。最近は専らスマホ撮影になってたので、印刷することがほとんどなくなってしまいました。手軽にスマホやパソコンに保存できても、見て楽しむという機会は激減してしまったように感じますが、皆さんの家庭ではいかがでしょうか?
先日、たまたま引き出した15年も前のアルバムをめくりながら、「そんなこと、あったなぁ」と大笑い!それとともに、私自身が若い!隣で妻が「顔の張りが違う」「ほら、ほうれい線とかさぁ~」とズバズバ言います。確かに、腕を見ても肌がカサついているように見えますし、「プールで水を弾かないんじゃない?」と思ってしまう劣化度にがっかりさせられます。
そういうわけで、風呂上がりにはローションとクリームを塗ることだけは忘れないようにしている今日この頃…。
あっという間に6月になってしまいました。梅雨入りも近いのではないでしょうか。
5月最終日曜日というと「ごみゼロ」の一環として清掃活動が行われる地域も多いことと思います。我が家の町会も例に漏れず、本来ならば31日がその日でした。しかし、現状において実施できるはずもありません。
この「地域の清掃活動」ですが、我が家が属す班は参加がほとんどないのです。公園近くの道路の草取りなどを自主的に行いますが、それを横目に車でブ~ンって出かけてしまう家族もあるほどです。マンションに住んでいた時も90世帯くらいあっても清掃で顔を合わせるのは片手で数えられるほど。大雪が降ったときに雪搔きしていたのは2~3人だけ。新興地区においては「自分のうち以外は関係ない」という傾向が強いのかもしれません。
意識はなかなか変わらないかもしれませんが、何とかしないといけないという危機感もあります。大規模災害時における「共助」が言われて久しいのですが、地域の力を結集しなければできないことがたくさんあると思います。皆さんのお住いの自治会や町会はいかがですか?
最近笑ってしまったことを一つ!災害時用の飲料水を確保していましたが、その在庫を確認した妻からメールでメモが届きました。8箱のうち賞味期限切れが7箱。内訳は、期限が切れたばかりが1箱、2019年1箱、2018年1箱、2015年3箱、なんと2013年1箱でした。笑い事ではない?
朝陽が差し込む日のダイニングは、きらきらタイム。サン・キャッチャーに反射して壁に光を映し出す短い時間が、このきらきらタイムなのです。そして、暑くなりそうな一日のスタートと思いきや、どんより曇った空が…。
さて、妻と娘はスキマスイッチのファンです。娘がファンクラブに入っている関係で、私も2度コンサートに連れて行ってもらいました。1回目は横浜アリーナ。歌手の歌を生で聞くなんて大学生のときに友達と行ったユーミンのコンサート以来です。さらに、良い席で近い!目の前にテレビで見る顔が・・・。ある意味、感動!
そして、2回目は今年の2月9日のNHKホール。様々な曲を聴いて予習して行ったので前回よりよくわかります。今回も1階席の通路側という最高に良い場所。卓也(ボーカルです)がステージから降りてきて目の前に。妻は「タクヤ~」と遠慮がちに言いながら腕や背中にタッチタッチ!新型コロナで様々な制限が出るほんの少し前のことです。この後からコンサートやライブは一切行われていませんから、なんてラッキーだったのでしょう。
昨晩は、ファンによる聴きたい歌の中からスキマスイッチがセレクトしたライブの映像をYouTubeで観ました。知っているフレーズを歌いだすと、「うるさい!」「近所に聞こえる!」とバッサリ!
話は飛びますが、昔、初めてLPレコード(CDではありません)を買ったのは「クリスタル・キング」。「チャゲ&飛鳥」にするか悩んだ末の購入でした。そして、好んで聞いたのが「甲斐バンド」。「風」や「NSP」のアルバムも何枚かありました。そういえば昔のステレオって大きかったなぁと懐かしくなります。さらに、歌番組で流れる好きな曲を、ラジカセでよく録音したものです。スタートとストップのボタンを押すタイミングの難しさ!今でも曲を聴くと、あの時代のあの場面がよみがえるなんてこともあるから不思議です。
子供たちが10年、20年して懐かしく思い、情景が思い浮かぶ歌ってどんな曲なのかなぁ。
今日から4分の1ずつですが、分散登校が始まりました。校門に立っていたり教室を回ったりして子供たちを見て嬉しくなりました。1年生が国語で学習する「おじさんのかさ」と題材がありますが、最後になって傘本来の使い方を実感したおじさんが「なんてたって、かさらしいじゃないか」(セリフは違ったかも?)と傘をさして言う場面があります。子供たちの声が学校内に聞こえることこそ、「学校らしいじゃないか」と言いたくなります。明日もC,Dの子供たちが元気に登校するのを楽しみにしています。
さて、電車通勤の私は、読書の時間がそれなりに確保できます。つい先日までは、「レインツリーの国」(有川浩 著)を読んでいました。娘の本棚にあった短い恋愛物といえますが、聴覚障害者の困難について、「そうそう!」とうなずける部分、初めて知ることが多く書かれています。読んでみてください。
「図書館戦争」「旅猫リポート」「植物図鑑」「キケン」などの作品がある、有川浩(アリカワ ヒロ)氏ですが、この本のあとがきを読むまでは男性だとばかり思っていました。これまでに様々な作品を読みましたが、字面から先入観が働いてしまっていたようです。気を付けないと…。
校長室には、我が子に読み聞かせをしていた絵本のほか、有川浩や東野圭吾など文庫本を置いてあります。保護者の方や高学年の子供達にも面白そうな作品がありますので、貸し出しすることを考えています。興味があったら、校長室入口の表示札が「在室」の時にノックしてください。
3年生の先生方が、職員室の机でじっと一点を凝視しています。何だろうと不思議に思っていると、「モンシロチョウの卵から幼虫が出てきているのですよ」と教えてくれました。躍動する生命って感じです。最近、うちのレモンやキンカンの鉢植えの周りを、アゲハチョウが盛んに飛び回っているのを見かけます。葉をよく見ると卵が付いています。大きな青虫が何匹もいることに気づいてギョッとするのも、そう遠くないことだと思います。でもそのままにしておくと、葉がみんな喰われて丸坊主になってしまうので、丁重に辞去をお願いし、引っ越していただきます。今年は学校に持ってきて、3年生に飼ってもらうとしましょうか。
話は変わりますが、第33回サラリーマン川柳コンクールのベスト10が昨日発表されました。第1位は、50代男性の「我が家では 最強スクラム 妻・娘」。我が家も同じかも…。
そして、第10位にランキングされた「早よ、帰れ!言ってる上司が帰らない」。こう言われないように、ワークライフバランス(生活と仕事の相乗効果)を大事にしたいですね。”生活の充実によって仕事の効率・パフォーマンスが向上し、短時間で仕事の成果が出せる。そうすることで、プライベートに時間を使えるという好循環のこと”を指しますが、「仕事」を「学習」に置き換えれば、子供たちにも通じるところがあります。
さてっと、今日は効率よく成果が見えるように仕事を頑張って、明るいうちにお風呂に浸れたらいいなぁ。
今回は「クルマ好き」の方しかわからないかもしれませんが…と最初に断っておきます。
私は、卒業アルバムの将来の夢に、車を一日中運転していられる職業を挙げるくらい、小さな頃から自動車が大好きでした。ミニカーを買ってもらうと、畳の縁の模様部分を道路に見立てて、「ブーン」と自分で言いながら走らせます。車庫入れも縦列駐車もおてのもの。プラモデルもよく作りました。戦車や戦闘機、船、バイクなどいろいろな模型がある中で、ひたすら自動車。
自転車に乗れるようになると、自転車の名前は、(前にも書いたかもしれませんが)スーパージェッターが乗る「流星号」。ハンドルの中心にあるボルトにはマジックインキで「G」と書きました。なぜかしらここだけは「マッハ号」でした。近所の友達と自宅のある八千代台から印旛沼・成田まであてもなく出かけました。小学生でしたから、今考えるとよく親が許したものだと。もしかすると、内緒で出かけたのかもしれません。
18歳を過ぎれば、自動車運転免許は私たち世代の必須アイテム。大学に入ってすぐ教習所通い。晴れて免許取得ができてからは、父親の510ブルーバードを借りて通学やドライブを満喫。今思うと危ないこともしていたような記憶がチラッと蘇ります。
そのあとは、中古の初代アコード。私の4つ違いの弟がホンダに就職した後に2代目アコード、インスパイアを父が買ったのを機に頻繁に貸してもらって運転していました。自分で買えるようになってからは、三菱ミニカが初のマイカーとなったことに始まり、ジェミニ・イルムシャー、ビッグホーン、初代エスティマ、95プラド、ランクル100、スイフトスポーツ、アウトバックといった遍歴です。
いろいろ弄りもしました。ホイール、タイヤ、サスペンション、エアロ、電装系etc。その散財を今でも妻に責められます。ですから今は、毎月のお小遣いでやりくりできる範囲にとどめています。
「クルマは動けばいい」という考えの方もいらっしゃいますが、私にとっては大切な相棒です。これは、自転車が愛車だった頃と何ら変わりません。だからいつもきれいにしてあげます。さすがに毎週洗車というわけにはいきませんが。さぁ、今週末もピカピカにしてあげます。
子供たちが登校する日も近づいています。不安もあるでしょうが、笑顔で帰れる学校であるよう全力で努めます。
おはようございます。14号沿いの花壇にも、我が家の庭にもアジサイの花が咲き始めました。土壌の酸度によって花の色合いが変化することはよく知られています。
似たようなことが学校、学級、家庭で育つ子供たちにも言えます。根を広げやすい環境か、どのような価値観と雰囲気をもつ環境かなど、子供たちにとってはとても大切な要素のはずです。
さて、今年の1月11日の朝日新聞に、千葉工業大学惑星探査研究センターの松井孝典所長と同大学未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長、タレントの安めぐみさんによるパネルディスカッションの記事がありました。「未来の文明をどのように構想するのか」を議論したものです。
キーワードは、「好奇心」だったように記憶しています。古田さん自身も「研究者ってドキドキワクワク」と語っています。そして、中学生からの「宇宙やロボットに興味があります。どういうことをすれば良いですか?」という質問に次のように答えています。
松 井 氏 宇宙といってもたくさんの分野がある。生命、ロケット、観測。惑星を見る話も、宇宙を見る話もある。何でもありだ。好きこそものの上手なれ。これなら世界一になれるという自分の能力を見極めて伸ばすことだ!
古 田 氏 質問を書いた少年に伝えたい。決して諦めるな!科学者になりたいなら、自分の判断を信じろ!磨け!自分で行動できるようになれ!情報を取りに行け!行動あるのみ!興味がある先生の所に自分で行こう!自分で確かめよう!今すぐやろう!
子供達には、自分がワクワクすることを見つけて、失敗しながらもチャレンジし続けてほしいと願っています。そして、学校や家庭がそれを受け入れられる度量をもった器でありたいとも考えます。さらに、「7月になったら」「○年生になったら」ではなく、「今すぐにできることから」取り組み始めたいものです。
今日も一日、子供たちが各家庭で頑張れますように!これから、どんな色の花を咲かせるのか楽しみです。
今日、昼過ぎに校長宛の一通の封書が届きました。
差出人は子供の字であることはわかるものの、思い当たる節がないのです。早速開けてみると、かわいい和菓子柄(違ったらごめんなさい)の便箋3枚に丁寧な文字で書いてくれています。高学年のAさんです。そして、この「校長の部屋」を読むのが楽しみだというのです。「早く新しいのが更新されていないかな~」とつぶやきながらHPを見てくれるそうです。嬉しいですよねぇ。主に保護者や地域の方を対象に書いてるつもりですが、在校生に読者がいるとなると俄然張り切ってしまうお調子者です。で、今日の第2弾となったわけで…。
Aさんは絵が好きで、アニメーターあるいは小説家になりたいと綴り、締めくくってくれました。私の小学校の卒業文集に書いた将来の夢は、タクシーかダンプの運転手。とにかく一日中車が運転できることが生業となったら幸せだなぁと漠然と考えていたわけですから、なんか大違いだなぁとちょっと情けなくなってしまいました。
Aさんだけでなく、約680人の児童の顔と名前が分かりません。退勤時に市川駅へ向かう道すがら、小学生や親子連れとすれ違うこともしばしばありますが、声かけはもちろん、会釈すらできません。「うちの学校の子かなぁ?」と思いつつ、「真間小や宮田小の子だったら格好悪いし、不審者になってしまいそうだし…」とためらわれます。
ですから、マスクをした坊主頭(時にツルツル頭)で「蜂須賀校長かな?」と思ったら(偽者もいます)、「こんにちは」と声をかけてください。笑顔で応えたいと思います。ただ、耳が悪いので、聞き取れない場合もあるかもしれません。決して無視したわけではありませんので、今のうちに謝っておきます。「ごめんなさい!」次、また声をかけてください。
毎週日曜日に「サザエさん」を見ています。このエンディングを聞くと、月曜日からの1週間が憂鬱で悲しくなってきたことがあったことを思い出します。明るく「また来週~」って言われても…ね。
さて、このサザエさん一家、カツオは永遠の小学5年生。学生帽を被っていることに時代を感じます。ワカメは3年生。サザエさんはこう見えて24歳(原作では1922年・大正11年生まれの27歳)です。
では波平さんやフネさんは何歳なのでしょう?調べてみると、波平54歳(明治28年生まれ)、フネ52歳(原作では明治34年生まれの48歳)で、結婚して28年になるようです。ちびまる子ちゃんとともに、私世代には懐かしさが随所に盛り込まれ、楽しみな番組であることは確かです。
懐かしい思いが蘇る漫画といえば、「20世紀少年」です。まさに、私は主人公ケンジの時代とかぶるのです。つい先日、箱にしまい込まれていた漫画本全22巻?を本棚へ引っ張り出してきて就寝前に読み返し始めました。
今の子供たちが、何十年か経っても印象深く心に残っていることって何なのだろうと、ちょっと興味があります。また、先日ここに書いた30数年前の少年少女は、何を思うのでしょうか。
朝夕の電車が混雑し始めました。座席を一つ空けて座っていたのはほんの数日前。今朝は、どの車両も7人掛けに詰めて座っていました。社会がまた動き始めてることを実感しますが、大人子供関係なく「のど元過ぎれば・・・」にならないようにしたいものです。
来週から子供たちが分散で登校しますが、対策を怠ることなく取り組んでいきます。
昨朝もそうでしたが、晴れた日はカーテン越しに枕元から室内に朝日が広がります。休みの日でも5時ころに目が覚めて、ウキウキした気分にさせてくれます。
さて、今晩、緊急事態宣言の解除が発表されそうです。先週あたりから電車も人が多くなってきた気がします。
今日、船橋駅ホームで快速電車を待っているときに、通路に貼られた特急電車の乗車口案内にふと目が留まりました。「特急あずさ」「特急富士回遊」とあります。調べてみますと、ともに首都圏と中央線主要駅を結ぶ列車なのですね。甲府や松本方面へ連れて行ってくれます。
そういえば、私が中学校を卒業するころに、テレビから流れていたのは「あずさ2号」。兄弟デュオ・狩人のデビュー曲です。当時のあずさ2号は、平日8時に新宿を出発して、甲府、松本を抜け、13時少し前に白馬に到着する約5時間の旅だったようです。去年、秋田へ仕事で出かけたときに、東京から新幹線で4時間でしたが、遠かったことを思い出します。♪わたしは わたしは あなたから 旅立ち~ます~♪というサビ。この女性、春まだ浅い信濃路のどこへ向かったのか気になります。
酔っぱらって、終点までを行ったり来たりなんてことを経験された方もいらっしゃいますよね。それを「まぶしい、ひとつの青春なんです~♪」とは言いませんが、私も年齢を重ね、いつか妻と一緒に寝台特急に揺られてゆっくり旅したいなぁなんてことを願う歳になりました。
肌寒い日が続いています。校庭では、一時預かりの休憩中の児童5名がソーシャルディスタンスをとりながら?遊んでいます。
市川小バラ園から数種類のバラを切ってテーブルに飾っています。センスがないので花瓶に差しただけですが、彩りを与えてくれて心が和みます。
そして、その奥に見えるのが校長室の仲間たちです。紹介します。
中央が副校長の「ウータン先生」、右に「ティガオ」、左に「クーマン」。ティガオは、前任校で子供たちから「ひげ抜きの刑」を受けてしまいました。
我が家にもぬいぐるみがたくさんあります。成人して家を離れた娘や息子が連れて行った子たちもいますが、全部に名前がついています。例えば、同じような犬のぬいぐるみにも「ワン助」「ワン太郎」「ワン之介」「ワンポ」など様々で覚えきれません。
話は戻りますが、校長室の3名は、校長室の警備員として夜間も活躍してくれているはず?です。校長室にお立ち寄りの際には、ぜひこの仲間たちにもお声掛けをお願いします。
人それぞれ口癖というか、つい音となって出てしまう言葉や声ってありますよね。
最近、妻から「なんか鬱陶しい!」と言われたのが、自席から立ち上がる時に発する「よし!」というかけ声なのです。自分では切り替えのために何気なく言っているようですが、聞いてる者にとっては耳障りなことも多いようです。そういえば、職員室の椅子から校長室に移る時にもよく言っていると思います。隣の席の飯田教頭も耳障りに思っていたかもしれません。ごめんなさい!
昔、学級担任をしていた頃のことです。授業中に、何やら子供たちのクスクスッとした笑いが頻繁に起こるのです。何かと思いつつも授業を終えました。休み時間にある女児が教卓に近づいてきて、「45回だったよ」と報告するのです。私には「???」です。聞いてみると、授業中に「ね」と言った回数だったのです。話す中で「~でね、~でね」と繰り返していたらしいのです。そのあとの授業では、言わないようにすることばかり考えて気疲れしてしまったことを思い出しました。
ある言葉が気になりだすと、そこばかりが聞こえてしまうことがあります。講演会などで「え~、それは、え~」というように、話の合間に「え~」が頻繁に聞かれることがあります。逆にそうした言葉がないと、とても聞きやすく話が上手に思えてきます。
自分ではわからないことがたくさんありますので、気づかせてくれたことに感謝の気持ちです。
さて、皆さんのご自分では気づかない癖、口癖ってなんでしょうか?
先々週土曜日に、テレビで「ミッション・インポッシブル ~ローグ・ネイション~」が放送されたので、ドキドキしながら最後まで観ました。不可能を可能としてしまう、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの活躍には目を見張ります。ご覧になった方もいらっしゃったと思います。
さて、10年前のパソコンのコマーシャルで、俳優の山P(山下智久さん)が、クエスチョンマークの点を除いた部分をなぞり取って、「I」と「m」の間にアポストロフィーとして擦り付ける映像がありました。
「Impossible?」が「I’m possible.」に早変わり!つまり、「不可能を可能に!」というコンセプトです。文法的には正しくはないようですが、単純な私は「なるほど、おもしろい!」と、その発想に驚かされました。
まだしばらく、新型コロナウイルスに影響を受ける生活が続きそうです。さらに、第二波、第三波と波が繰り返されることも予想されます。ただ、こういう状況で「不可能を可能にする」発想や行動はとても大事だと考えます。
市川小に着任して1か月半、創造(想像)力たくましく、発想豊かに子供たちの教育について考えていかなければいけないと改めて反省しています。
「できない、と言ってしまったとたん、そこから先にはいけない。でも、大丈夫、あなたにもきっと、できる。だって、“Impossible”は、ひとつ発想を変えるだけで、“I’m possible”になるのだから」(by T社)
気持ちの良い日曜日です。天気が良いと気分も晴れ晴れします。でも明日は雨の予報、しかも今日より7℃ほど気温が下がるとか。明日更新しようと思っていましたが、先週金曜日の写真を使って市川小のバラ園の紹介をします。
きれいでしょ?様々な種類のバラの今が最盛期です。杉山校長の時に整備して、7年目になります。花ボランティアの中村さんが丹精込めて育てています。学童Aクラスの奥側にありますので。来校する機会がありましたらぜひご覧ください。