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三学期始業式

今朝は、雲一つない青空です

令和五年度 三学期始業式を行なっています

(以下、校長講話から)
おはようございます。令和6年辰年の始まりです、あいさつの達人を目指しましょう。

三学期、それぞれの学年のまとめをするときです。
三ヶ月足らずの短い期間であり、一日一日を大切にしてほしいと思います。

さて、お正月、北陸地方で起きた地震の被害が、続いています。
死者168名、安否不明323名、約3万の方々が、避難生活を余儀なくされています。
昨年6月、八中三年生が、修学旅行でお世話になり、多くの感動体験をさせていただいた、富山県、石川県の方々が、厳しい状況に直面されています。
現地の方々、関係の皆さまに、チーム八中みんなで、お見舞いと心配の気持ちを届けたいと思います。心配という文字は、「心を配る」と書きますね。

元旦の夕方、震災を知ったとき、「八中の修学旅行は、これからどうなるんだろう?」と思った人が多かったでしょう。
現時点では、中止や、行き先変更など、決める段階では、ありません。
今は、現地の方々に寄り添い、励ます気持ちを持って、心配し、見守るときです。
わかっていることは、
現地の方々は、状況が良くなり、修学旅行生が来ることを心待ちにしていること、私たちも、修学旅行を楽しみにしていること・・・同じ気持ちで、絆はつながっています。
その絆をさえぎるものは、「現地で、宿泊、移動が安全にできるかどうか」という壁です。
今は、現地の詳しい情報を集めて、この先の見通しを持つことです。

今年の修学旅行は6月11日出発予定です。
先生方はすでに旅行会社と連絡を取り合い、現地の調査を始めています。
今回の震災は、『令和6年能登半島地震』と名付けられました。主な被災は能登半島です。
北陸地域のイメージを持つため、自分の左手の手のひらを見て、親指を立ててください・・・人差し指が新潟県、手のひらが富山県、日本海に突き出た石川県の能登半島は、立てた親指とします。


被害が大きい輪島市は、親指爪のあたりで、震度7から6、
修学旅行で活動する富山市、金沢市は、親指つけ根の手のひらのあたり、輪島市から直線距離にすると約80Kmで、震度5を記録しました。
北陸地域では、余震が、まだ続いています。

被災地に向けて、スポーツ選手が募金したり、企業が、支援物資を届けたりしています。
全国高校サッカー大会では、市立船橋高校と対戦した石川県代表星稜高校の応援団が来られなくなりましたが、それを知った神奈川県代表校の選手たちが、代わりの応援を買って出て、星稜高校に声援、コールを送りました。
「いま、被災地の力になりたい」と思う人は、募金も方法のひとつです。


そして、私たちが、できることは、被災された地域の方々を心配し、思いやる気持ちを強くすることです。
また、私たちの身近にも親類、知人が北陸地方で被災している人が、いるかもしれません。震災のことを話すときは、そのことを思いやり、言葉を選びましょう。
今、改めて、人と人の絆と思いやりが、問われるときです。
被災地の方々に、心配と励ましの心を届けましょう。