No.96 子どもたちの朝を、一緒に見守りませんか
宮田っ子を全力で応援~子どもとともに学校を楽しむために~
交通安全指導、いわゆる「旗振り」。
車通りの多い交差点に立ち、少し不安な足取りの子どもたちに声をかけながら、安全な登校を見守る役目です。
宮田小学校では、「当番制」は採用していません。
できる人が、できる時間に、ボランティアアプリ「Hi!」を使って、参加したいときに登録するしくみです。
(※Hi!の利用方法は、この記事の最後にご案内しています)
今回は、これまで一度も旗振りをしたことがなかった広報委員が、実際に交通当番に参加してみた様子をご紹介します。
● 交通当番に「ハイ!」してみました
PTA活動には参加しているものの、Hi!には未登録。
まずはHi!アプリをインストールし、アカウントを登録するところから始めました。
承認が完了すると、アプリ上に募集中の交通当番が一覧で表示されます。
日程や場所を自分で選んでエントリーできるため、子どもの通学路や生活スタイルに合わせやすいのが特長です。
「この日ならできそう」「ここは近所だし行ける」。そんな感覚で、無理なく参加できます。
登校時間に合わせて、7時45分~8時15分の見守りが推奨されていますが、できる範囲で部分的に参加してもかまいません。
登録しても、無理をせず、当日キャンセルしても大丈夫。
2名まで募集している場所もあるので、少し不安な方はお友だちを誘ってみるのもいいかもしれません。
● 旗の受け取り
日程が決まったら、当日の朝もしくは前日までに、学校へ旗を受け取りに行きます。
旗がなくても交通当番はできますが、旗があると「ここに見守りの人がいます」というサインになり、自分自身も、子どもたちも、車の運転手も安心できます。
旗は、職員玄関の右手に置いてあります。
● 実際に立ってみると
「やれる時間で大丈夫」と聞いていたので、私は8時から8時10分までの10分間、立ってみることにしました。
感じたのは、「あっという間。でも、気持ちいい!」。
宮田っ子だけでなく、駅へ急ぐ大人たちも「おはようございます」「ありがとうございます」と声をかけてくれます。
朝の交差点に、小さなあいさつが行き交います。
● 見守りを続けている方の声
2年前から、新田のファミリーマート前で旗振りを続けているPTA会長の深澤さんにもお話を伺いました。
毎週火曜日、朝早く起きられたときだけ、立っています。
ここは一方通行ですが、今日も逆走してくる車がありました。
交差点の角に電柱があって見通しが悪く、危ない場所なんです。
とくに年度初めには、忘れ物を取りに戻ろうと、子どもが慌てて道路に飛び出すことも多くて、ヒヤッとすることがあります。
見守りは、自分の運動不足解消にもつながっています。
● 見守りが終わり、朝が動き出す
8時15分。 子どもたちの姿が見えなくなるころ、見守りは終了です。
旗を職員玄関に返しに行くと、時刻は8時20分。校舎の中からは、子どもたちの歌う朝の歌が聞こえてきます。
私が参加した火曜日は、PTAが推奨している活動日でもあるため、参加人数も多く、みなさん自然と声をかけ合いながら、穏やかで、温かい気持ちに包まれて帰路につきました。
● 実際やってみて、どうだったか?
最初は少し気が重かったのですが、やってみると驚くほど簡単でした。
旗は持ったほうがいいと思いました。何をしている人だろうと周囲に思われることもなく、活動の意味がひと目で伝わります。そして、思っていた以上に旗は大きく、黄色がよく目立ちます。そのおかげか、バイクや車も、早い段階で速度を落としてくれるように感じました。
朝早くから、子どもたちや地域の方と声をかけ合う時間が、こんなにもすがすがしいものだとは思っていませんでした。
そして、旗を返しに行ったときに聞こえる子どもの歌声が、なによりのごほうび。
胸がいっぱいになって、「こんなすてきな朝が、今後もっとたくさんあったらいいな」と、自然と思いました。
<「Hi!」の登録・使い方>
①お手持ちのスマートフォンにアプリをインストールします。
②ダウンロード後、 必要事項と宮田小PTAのグループコードを入力して登録申請。 2週間以内に承認されます。
※グループコードは、みやたいむの当記事更新お知らせのスキットメールに記載されています。
③交通当番に参加したいときは、画面下「見守り」をタップすると該当日や場所が表示されますので、好きなものを選んで「Hi!」ボタンを押すと登録することができます。
ボランティアアプリ「Hi!」は、交通安全指導のほかにも、ふるさと祭り(前日準備・親子ゲーム・演舞ロープ持ち・片付け)のなどのボランティア募集や、PTAに関するイベントの参加募集などに使用されています。
ボランティアは、PTAに加入されていない保護者の参加も大歓迎です!ぜひアプリをダウンロードして、子どもたちの活動のサポートに役立ててください。