学校の様子

　昨日の5時間目、若木ゆめ学級は園芸教室を行いました。地域の方に苗を植えるコツを教わりながら苗を植え、色とりどりの華やかな花壇が出来上がりました。今の時期に植えると花も少しずつ寒さに慣れていき、冬を越して4～5月頃まで楽しめるのだそうです。大事に世話をして、春に一緒に新入生を迎えられるといいですね。

　合唱祭で3年最優秀賞に輝いた3年2組が、市川市文化会館で行われた市川児童生徒音楽会に出場しました。午前の部13校のうちの12番目の合唱でしたので、他校の発表を聴きながら待っている時間も緊張したことでしょう。大勢の観客が見守る中、大ホールで堂々と合唱を披露して帰ってきました。文化会館の大ホールで歌うことも、ほかの学校の小中学生の合唱を聴く機会もそうありませんから、音楽会に参加できたことはとても良い経験になったと思います。

　そして感心したのは、鑑賞中や移動中の態度です。学校から電車を乗り継いでいきましたが、途中の工事中の場所を通る際には誘導してくれた方に挨拶を返し、混雑する電車内や道を歩く時も周囲を気にかけた動きができていました。周りの人を気遣い、自然と場に応じた行動ができるところが、さすが3年生と思う姿でした。

　保護者の皆様、朝早くからお弁当の準備にご協力いただきましてありがとうございました。

　今月の定例研は、中学校ブロックで集まり実施しました。信篤小、二俣小、高谷中の3校の職員が高谷中に集まり、信篤三つ葉学園の連携、特に独自教科「わが町・未来探究科」について、を中心に研修を行いました。各校の実践発表を通してお互いの理解を深め、市教育委員会指導主事の講話からさらに発展させるためのヒントをいただきました。

　夕方からは、3校1園（信篤小、二俣小、高谷中、信篤幼稚園）合同の学校運営協議会を実施しました。「この地区の良いところ」や「信篤三つ葉学園のためにできること」等をグループで話し合い、共有しました。

　地域や学校が力を合わせ皆でこの地域の子どもたちを育てていく、という思いを改めて再認識した1日となりました。

　５，６時間目、「市川被爆者の会」の井上さんのお話を聞きました。長崎での被爆時の話、防空壕でのこと、ガラス片の傷が今も残っていることなど、戦争の悲惨な話だけでなく、さらに今を生きる中学生たちにと、友達の大切さや言葉の重みについてもお話いただきました。写真などの資料をたくさん使いながらエネルギッシュに講演をされる井上さんの姿にこちらも勇気をもらった思いでした。このような貴重なお話は、機会があれば他の学年にも聞かせたいと思いました。

　生徒会本部の企画・呼びかけで、放課後に地域清掃ボランティアを行いました。有志の参加でしたが、30名を超える人数が集まり、支援学校方面・南高方面・バイパス方面の3コースに分かれ、ごみ拾いを行いました。学校のごみ倉庫前には拾ってきた空き缶やペットボトルがたくさん置かれていました。学校周辺だけでもかなりの量がポイ捨てされているのがわかります。ほかにもお菓子のごみやビニール袋、タイヤまで拾ってきていました。地域をきれいにする気持ちは普段から持ち続けたいものです。企画してくれた生徒会本部の皆さん、協力してくれた皆さん、ありがとうございました。