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車いすバスケットボール体験(12月8日)

 今回の家庭教育学級は「障害者理解」をテーマとして行われました。いつもは保護者を対象に行っていますが、今回は生徒も交えての開催でした。

 講師として、パラリンピック東京大会に出場した車いすバスケットボールプレイヤーの「小田島 理恵」さんをお招きし「御自身の半生についての講話」と「車いすバスケットボール体験」が行われました。

 講話では、「けがにより車いす生活を余儀なくされたことや病気で苦しんだ時の経験が今の自分に生かされている。」「他人に頼っても良いんだということを知った。」というフレーズが印象に残りました。小田島さんの話は明るく軽快な感じでしたが、これまでの経験してきたことの重みが感じられるものでした。

 また、社会人になって初めてバスケットボールに挑戦したということに驚かされました。

 

 その後の「車いすバスケットボール体験」では、選出された生徒たちが3対3に分かれてゲームを行いました。

 白熱した試合と観客の生徒たちからの声援に体育館は大盛り上がりでした。シュートが決まった時は大きな歓声と拍手が体育館に響きました。

 

 最後に小田島さんが話した「夢中になれるものが、苦しい時の支えになる」という言葉は、小田島さんの人生そのものであると感じさせられました。

 

 限られた時間でしたが、楽しく、勇気をもらうことのできた時間となりました。

 小田島さん、家庭教育学級委員の方、ありがとうございました。

 

【今日の給食】

 ごはん、サバのみぞれ揚げ、キャベツのゆかり和え、沢煮椀、牛乳でした。