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白百合学級宿泊学習4

白百合学級の宿泊学習、2日目。

朝、全員時間通りに起床すると、使った寝具や荷物の整理を済ませて朝食。

2日目のメインイベントは、野外調理。班ごとのミーティングで最終確認をし、野外調理場へ出発。

メニューは野菜スープとホットサンド。 たかが野菜スープという無かれ。班ごとに材料、調理手順、味付け、役割分担など、入念に話し合って計画し、材料や調味料も前日までに自分たちで買い出しに行って用意したものです。

料理が始まると、一人一人が自分の役割を自覚して動き始めます。

それぞれの班で手順が全然違うところが、おもしろい。ひと班は先にホットサンドを作り始め、もうひと班は野菜スープの下ごしらえを優先。火を起こすタイミングもそれぞれ全然違います。

先生方は見本も兼ねて、かまどに手際よく火を起こし、自分たちの分の調理をどんどん進めます。子ども達のことは見守りますが、よほど危なくなければ手も口も出しません。

生徒達も少しぐらい行き詰まっても、やたらに先生に頼ったり、投げ出したりせず、班のメンバーと協力し合って作業を進めます。

それなりに苦労しながらも、一人一人が自分のことだけでなく仲間を気遣い、声を掛け合いながら、とうとう美味しそうな野菜スープ完成!

食パンにハムやチーズを挟んで味付けし、アルミ箔で包んだら牛乳パックに入れてそのまま火をつけて燃え尽きるのを待つのみ…という豪快な調理法のホットサンドも、全員いい感じに出来上がりました!

配膳をして、みんなで「いただきます」……こだわりと偶然が掛け合わさって、それぞれの個性が感じられる、スペシャルな野菜スープ&ホットサンド。

口々に「おいしい!」「うまい!」といいながら、満面の笑顔でどんどん食べていくみんな。お互いのスープも味わって「こっちもおいしい」とまた笑顔。

全体を通してとても手際よく進めることができたので、昨年はできなかった、ミニデザート作りにも挑戦。竈の残り火で、マシュマロを炙り、焼きマシュマロをチョコビスケットで挟んだ「スモア」というお菓子…それぞれが短時間で作ってパクリ。幸せなサプライズになりました。

後片付けも分担してしっかり行うことができ、時間をかけずに完了。

予定通り「退所のつどい」を行い、お世話になった自然の家の方にお礼を言って、全員で予定していた帰りのバスに乗ることができました。

白百合学級のみなさん、2日間お疲れ様でした。とても充実した表情で市川駅に帰ってきたみんな。 たった2日でずいぶん逞しくなったように見えました p(^-^)q

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